2012年12月23日日曜日

Smart-UPS 500のバッテリーを安く交換してみる

実家で録画環境用に「Smart-UPS 500」を使っているんですが、先日より警告アラームが頻繁に鳴るようになってしまいました。購入履歴を確かめてみると、2009年7月と3年以上前。熱がこもるような環境で使っていたこともあり、「バッテリーの寿命が来て当然か・・・」なんて考え、バッテリーの交換に踏み切ることにした次第。

さて、APC社製のUPSのバッテリー交換ですが、実は今まで何度かやったことがあります(過去雑記へのリンク)。 なので作業自体については慣れたものなのですが、代替品として用いるバッテリーに何を使うかで、いろいろな選択肢があったりするわけで。
  • 松コース:APC社純正の交換バッテリーキット「RBC48L」を購入する(約15000円)
  • 梅コース秋月電子通商で完全密封型鉛蓄電池(12V9Ah)「WP1236W」 を購入する(2200円×2=4400円)
企業で使っているなら、交換後のバッテリーも廃棄してくれる「松コース」を選ぶべきでしょうが、当然ながらお値段がお高いわけで。コストとバッテリーの信頼性のバランスを考えると「竹コース」が無難で、実は今まで経験してきた交換もこの「竹コース」でした。ですが、バッテリー自体が4200円から5700円に値上げされてしまい、バッテリー処理や保証を考えると旨味が少なくなってしまいました。とは言え、梅コースはどうかなぁ・・と考えていたところ、ここに新たな選択肢が。
松竹梅のさらに下が思いつかなかったんで、とりあえず「たんぽぽ」と名付けてみました(笑)。音楽製品の通販サイトとして名高いサウンドハウスさんですが、実はUPSも出しております。その交換用バッテリーが1500円と激安で、規格的にもSmart-UPS 500」にそのまま使えてしまうのです。もちろん保証なんて無いですし、品質的にも情報が少なくて判断に迷いましたが、「安いし1年保てばいいかなぁ・・・」なんて考えて、今回はこの「たんぽぽコース」にしてみた次第。

 で、届いたバッテリーCLASSIC PRO UPSB9AH」がこちら。思いっきり「Made in China」と記されており、少々不安がよぎります。まぁ、何かあったらすぐに交換してしまえば大丈夫でしょう、多分。




















そして「Smart-UPS 500」の前面パネルを開けて、さっくりとバッテリーを交換。バッテリー間を接続しているケーブルはそのまま流用するので、取り外し時にはちょっと注意が必要だったりします。まぁ、意図してニッパーで切断でもしない限り、壊れるような物ではありませけど。

バッテリー交換後の動作確認。充電が出来ることと、セルフテストにパスすることは確認できたので、おそらくは大丈夫でしょう。 問題は今後の経年劣化なのですが・・・。




















で、これがUPS内から取り出した、劣化したバッテリー。APC社のラベルは貼られていますが、実際は「GS YUASA」製。型番も「竹コース」で紹介した「PXL12072」そのものでした。信頼性を重視するなら、やっぱり「竹コース」を選ぶべきでしょうねぇ・・・。


 今回のバッテリー交換から、早3週間が経過しているのですが、今のところUPSは特に問題なく動作してくれています。日頃UPSの存在なんて気にするようなものでは無いのですが、「突然発火とかしないかなぁ」とちょっと不安に思っていたりも。まぁ、このあたりの安心感という意味でも、あまり「たんぱぽコース」は良くないかも知れませんねぇ。うーむ。

2012年12月2日日曜日

DQ77KBをメーカー交換に出してみる

すっかりここの更新をサボる癖がついてしまいました。ここに書けるようなネタもそこそこあるはずなのに、日々ダラダラ過ごしていたらあっという間に12月。やはりメリハリのない生活というのは良くないのでしょうねぇ。反省。

そんなことはさておき。タイトルにも書いてあるように、マンションメイン機のマザーボードである「DQ77KB」ですが、メーカーにて交換してもらう羽目に。事の原因は、情けないことにBIOS更新の失敗だったりします。自作PCに手を出して10年以上になりますが、BIOS更新に失敗したのは今回が初めて。恥ずかしい事この上無いですわ。

もう少しこのBIOS更新の失敗について、反省の意味も込めてまとめてみます。いつも通りメーカーサイトから最新の更新ファイルをダウンロードして、いざ適用しようしても上手くいかなかったのです。Windows上からは当然としても、起動メニューからやUSBメモリブートでも上手くいかず、頭を抱えておりました。そんな折、「リカバリジャンパを外してやってみると出来るかも♪」 という情報をゲット。いざやってみると見事失敗、二度とブート画面すら拝めなくなってしまったのでありました・・・orz

再度リカバリジャンパを外してBIOS更新してみたり、バックアップ電池を外して放置してみたりしてもダメ。どうやっても改善しないので、「こりゃ正直にメーカーに話して修理してもらうしかない」と判断。購入店に持ち込むという手もあったのですが、購入したのは秋葉原のツクモ本店で持ち込むのにはちと遠かったのでして。

BIOSを吹っ飛ばしたのは11月の中頃だったのですが、北海道旅行やその準備で忙しく、またインテルのカスタマーサポートの電話受付が平日9:00~17:00と、平日昼間に仕事をしている人間にはなかなか電話することが難しいこともあり、伸ばし伸ばしになってしまいました。私も同じサポート業務に携わっている人間でして、「弊社なら24時間受け付けているのに!」と思わずにはいられません。

 まぁ何はともあれ、11/27(火)の昼休みに何とか時間が取れたので、インテルのカスタマーサポートに電話を入れてみた次第。担当氏に「リカバリジャンパを外してのBIOS更新に失敗した」ことを伝え、修理対応をお願いしたところ、今回は無償交換で対応するとの回答を得ました。「必要ない限り、BIOS更新は避けてくださいね・・・」と釘は刺されましたが。

 その後、カスタマーサポートからメールが届いたので、必要事項を記入して返信。すると製品交換受付番号が発行されるので、それを宅配便の伝票に記入してマザーボードを返送したのが11/28(水)。11/29(木)には代替品の発送処理が行われ、11/30(金)には代替品が到着したのでありました。早。

とまぁ、なかなか素晴らしい交換対応だったわけですが、いくつか注意しておくべき点もありましたので、ざっと箇条書きにしてみます。
  • マニュアルやI/Oブラケット・化粧箱など、故障品以外の付属品は同封厳禁。故障品「のみ」を静電防止袋に入れて返送すること。ただし、CPUソケットのカバーだけは装着する必要あり(詳細はこちらを参照のこと)。
  • 購入時のレシート・領収書のコピー(1.購入日、2.購入先、3.製品名を明記したもの)と、製品交換番号が発行された際のメールを印刷し、上記故障品に同封して返送する必要がある。
  • 発送時には、ヤマト運輸か佐川急便ならば着払いでOK。また伝票もしくは梱包箱には前述の製品交換受付番号を記入しておくこと。
  • インテルからの返送は日通航空で行われるため、早ければ翌日には手元に届く。
で、手元に届いた代替品ですが、組み直すと何事も無かったかのように動いてくれました。恐る恐るBIOS更新も試してみましたが、今回はあっさりと完了。失敗したマザーであれだけ手こずったのが嘘のようです。もしかしたら、ホントに故障していたのかもしれません。ハードウェアのリビジョンも上がったようですし、案外そのあたりに問題があったのかも。

CPUとは違い、なかなかマイナーな存在であるインテル製のマザーボードですが、サポート体制はかなりしっかりしていることが今回の一件でよく分かりました。他メーカーとは違い保証期間も3年と長いので、長く安心して使うことが出来ると言えそうです。ただ、発売されたばかりの頃はかなりの「じゃじゃ馬」なので、半年以上経過してある程度「枯れて」からの方が良いような気もするのが悩みどころ。うーむ。



2012年11月17日土曜日

今更スマホに手を出してみた

世間様ではすっかりスマホことスマートフォンは市民権を得ており、「スマホを持っていない人は人にあらず」なんて風潮すらあるとか無いとか。そんな大ブレイク中のスマートフォンですが、何故か興味が湧かずに今まで静観しておりました。一応通信業界に身を置いておりますので、職場にいればそれなりに話題にはなるのですが、自分は持っていないと話すたびに「RGZさんともあろうものが何故?」なんて言われてしまう始末。そりゃパソコンとかに金はかけまくっているのに、何故かガラケーオンリーというのは不思議ですわなぁ。

まぁ私がスマホに手を出していなかったのには、それなりに理由があったりします。それは日常の生活で使うタイミングが殆ど無いことだったり。マンションからから職場までチャリンコ10分、自室にはPCが山のようにあるけれど、職場には携帯電話の持ち込み禁止という環境のため、わざわざ導入する意味を見いだせなかったのですよ。もし1年半前のように東京にいたならば、往復2時間の通勤時間を有効活用するために導入しても良かったのでしょうがねぇ・・・。

そんな私ですが、流石にスマホがあったらなぁ・・・と思う時もありまして。特に出張や旅行に出ている時など、出先で調べ物をする必要が生じた時がそうで、プライベートならばノートPCを引っ張り出せば胃のですが、それなりに場所を取ったりと面倒です。その点、スマホならサッとポケットから出すことが出来ますからねぇ。ノートPCとは大違いですわ。

で、実は来週から札幌旅行を控えており、「前回の札幌旅行では色々と調べ物で困ったなぁ・・・」と思い、遂にスマホ導入を決断したのでありました。長かった、実に長かった。導入すること自体も、この前置きも・・・。





















今回導入したスマホは、NECの「N-04C」。2011年発売のちょっと古い機種ですが、中古で8500円ぐらいで購入しました。現在使っているガラケーから機種交換してしまうという手もあったのですが、そうすると使い勝手が悪かったり、維持費がかなり高額になってしまうので、2台持ちしスマホ用のSIMを別途調達することにしました。また最新機種ではなく、わざわざこれにした理由は、親しい友人たちがこれを使っているという一点に尽きます。一から自分で調べるのは大変ですし手間もかかりますしねぇ。

購入当初はまだSIMを調達出来ていなかったので、自室のWi-Fi経由でネットに接続し設定を行いました。通常、ドコモのスマホでドコモ以外のSIMを使う場合はロック解除の手続きを有料で行う必要がありますが、この機種は少し古いファームだとSIMフリーになるとのこと。その辺の面倒な設定については、すべて友人のtmg氏にやってもらいましたw いやぁ、持つべきものは悪友ですわ。





















肝心のSIMについては、別途「楽天ブロードバンド LTE エントリープラン」を契約することで調達しました。このプラン、毎月200MBまでは高速で通信出来、その容量を使い果たすと100kbpsで通信できるという代物。月額980円と、DTIの「ServersMan SIM 3G 100」(月額490円)と倍額のため悩みましたが、「使いたい時は高速で使いたい」と考え、こちらを契約することしました。注文から到着までしばらくかかると思っていたのですが、たった3日後には手元に届いてしまいました。これだけ早いということは、事務処理が滞らないほどにしか売れていないと言うことなんですかねぇ・・・。

早速届いたSIMを「N-04C」に挿入し、同封されていた資料に従い設定してやれば割と簡単に接続することが出来ました。 ただ用語などをそれなりに知っている必要があるため、初心者には敷居がかなり高いようにも思えました。まぁ、MVNOなSIMをわざわざ導入しようとする人間なんて、初心者であろうワケがありませんが。

 それと今回のスマホ導入に合わせ、公衆無線LANについての契約も変更。今までは「docomo Wi-Fi
」と「ワイヤレスゲート ヨドバシオリジナルプラン」を契約しておりましたが、後者は殆ど使っておりませんでした。今後のエリア展開も殆ど期待できないので、「Wi2 300 ソフマップオリジナルプラン」に変更。このWi2ですが、最近のエリア展開には目覚ましい物があるようで、2年前には殆ど見かけなかった仙台駅周辺のエリアが急増しておりました。また、新たに「UQ Wi-Fi」も使えるようになったので、ワイヤレスゲートに比べて格段にエリアが広いのは大きな利点。今後も期待できそうです。

 そんなわけで、一気にスマホ環境が整いつつあり、自分ですらなかなか追いつけていない状態だったりします。これを使いこなせるようになるのはいつの日になるのやら・・・諦めて放置してしまうような気もしますが。どうなることやら。

2012年11月5日月曜日

書けるようなネタも無いんですが

およそ半月ぶりの更新。最近は特に散財もしておらず、これと言って書けるようなネタも無い。強いて言えば、10/27~28にかけて高専ロボコン・東北地区大会の応援のため、いわきまで泊まりがけで出かけたぐらい。暇が出来たら書こうかなぁ、なんて思っていたら時間があっという間に過ぎ去っている始末。

気がついたら11月に突入しており、朝晩はそれなりに冷え込むようになりました。そんなわけで、例年同様にコタツをセットアップ。しかも今年はコタツ布団を新調してしまいました。これでますますこたつでのうたた寝が捗るわけで・・・あんまり良くない傾向だったりしますけど。

仕事の方は相変わらず。毎日電話を取りまくり、お客様対応に追われています。最近はなぜか名指しでご指名されることもあり、対応が重なるともうてんてこ舞いです。それだけお客様から信頼されている・・・のではなく、何事にも根気よく対応してしまうからなんでしょうけど。弊社の保守範囲外のところまで色々と回答したりしてますからねぇ・・・本来ならばっさり切り捨ててもいいんでしょうけどね。

 そう言えば、先日お袋さんを買い物に連れて行った車中。「欲しい物も無いからボーナスの使い道も無いなぁ」なんて話したら、「貯金しておきなさい、結婚だってするかもしれないんだし」と返されたorz なんだかんだでお袋さんも、息子の行く末をそれなりに気にしているらしいです。当の本人にその気は全く無いんですけどねぇ・・・そもそも独り身じゃどう足掻いても無理ですけど。

2012年10月21日日曜日

PCに相変わらず無駄投資し続けてみる

最近ここに書けるようなネタもあんまり無いので、PCのために無理矢理散財してみました。小ネタなので期待しないでください。





















散財その一。この頃またもや価格が下がり気味なメモリ。以前だったら高嶺の花だった8GBモジュールもずいぶん安く買えるようになりました。Kingstonの「KVR16S11/8」(8GB 1600MHz DDR3 SO-DIMM)が1枚約3000円だったので、2枚購入してみました。

で、この8GBモジュール×2は、マンションのメインマシン(DQ77KB) に搭載することに。まぁ、ぶっちゃけ計16GBなんて容量は必要ないんですが、RAMドライブとかにも活用できますからねぇ。残念ながら、DQ77KBの仕様上、第三世代のCore-CPUじゃないとPC12800で回らない(いま乗っけてるのはi5-2400Sで第二世代)ので、せっかくの性能もフルに活かせていなかったりしますが。






















散財その2。うちの自作機群に搭載している電源の中には、80PLUSにも対応していないような古い製品もちらほら。中には5年以上使用している物もあり、追々更改していく必要があったりします。そんな折、abeeのACアダプタ電源「AC130-AP02AA」 が約5000円と安く手に入ったので、これで電源を更改してみることにしました。





















で、購入してから気がついたのですが、この電源は各ケーブルの長さが短く、延長ケーブル類の準備がほぼ必須(まぁ搭載するケース次第かもしれませんが)。生憎ちょうど良い手持ちがなかったため、それぞれ購入する羽目になりました。高々数100円という代物ですが、積み重なるとそこそこ痛いorz





















今回搭載したケースは、Silverstoneの「SST-ML03B」。A75マザーと組み合わせて、PT3での録画用に使っています。今までの電源は、ML110G6に搭載されていた300Wの代物(デルタ製)。電源自体は古くなってもいませんが、諸事情があり「AC130-AP02AA」の導入と相成りました。

今までのATX電源と比べ省スペースになる・・・と思いきや、増設ケーブルの取り回しがうまくいかず、結局ごちゃごちゃしてしまっています。そもそも、「SST-ML03B」はケーブル取り回し用のスペースが十分にあるの(=コネクタまでの距離がある)で、逆にケーブルが短い「AC130-AP02AA」とは相性が悪いかも知れません。

でもまぁ、動作自体は何も問題なし。省電力性能にもちょっと期待していたのですが、アイドル時30W程度で以前と殆ど変わらず。フルでぶん回している時には違いが出てくるかも知れませんが、生憎録画専用機ですからそんな使い方はまずしませんし・・・。


そんなこんなで、いまいちピリッとしなかった今回の散財。「これは欲しい!」と思わせてくれるような製品が出てくれませんかねぇ・・・。


2012年10月16日火曜日

ASUS U3S6に爆沈する

日に日に秋が深まっている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。つい先日まで暑い暑いと言っていたのが嘘のように涼しくなり、寝るときにもタオルケット一枚から薄手の毛布、そして掛け布団まで必要になってしまいました。毎朝のチャリンコ漕ぎも、体が温まるまで寒くて仕方が無く、今朝からウィンドブレーカーにご登場願いました。月日が流れるのはあっという間ですねぇ・・・。

そんなわけで、このブログも更新せずに時の流れに任せて放置することが多くなってなっている始末。ちょいと反省して小ネタを投入することに。



ASUSのインターフェースカード「U3S6」を諸事情(後述)により購入。USB3.0とSATA3を増設出来るこのカード、登場したのが2009年秋と約3年前に登場しており、すでに生産は停止していて市場流通在庫のみ。ヤフオクでも中古で4~5千円と、当時の新品価格と変わらないほどの価格で取引されている貴重品だったりします。色々探し回った結果、中古で約2000円と安く手に入れることが出来ました。いやぁ、ダメ元でも探してみるものですよ。

で、その「諸事情」というのが、マンション用のファイルサーバーである「ML110G6」の拡張のためだったりします。そろそろ各PCにUSB3.0が標準搭載されていることもあり、このML110G6にもインターフェースカードを増設してやろうとしたのですが、拡張スロットの並びが以下のようになっているため、少々困ることになりました。

(上から順に)
PCI-E(x16)
PCI-E(x8)
PCI
PCI-E(x4)

現在、2スロットを占有するビデオカードを搭載していたのですが、そうなると使えるPCI-Eスロットは再下段のPCI-E(x4)のみ。HDDを最大限増設している関係上、SATAインターフェスカードも必要になりますから、USB3.0カードを搭載する余地がありません。最悪、PCIスロットへSATAインターフェスカードを搭載する手もありますが、スペック上劣るためあまり取りたくないわけで。

結局、ビデオカードを1スロット占有の物にダウングレードし、使用出来るようになったPCI-E(x8)スロットにUSB3.0カードを搭載しておりました。PCI-E(x8)スロットとPCIスロットの配置が逆ならば、こんな事に悩まずに済んだのですがねぇ。

そこで登場するのがこの「U3S6」。このカードを使えば、1スロットでSATA3とUSB3.0を増設出来るので、2スロット占有のビデオカードに戻す余地が生まれます。「我が野望達成せり!」と、喜び勇んで搭載。BIOS上でも問題なく認識しています。

だがしかし、そうは問屋が卸さなかった。Windows7を起動していると、途中でブルースクリーンとなり強制リブートされてしまうのです。 「U3S6」を取り外すと何事もなかったかのようにWindows7が起動しますから、このカードが原因な事は明白。元々ASUSマザー専用のオプション品であり、PCI-Eブリッジを積んでいることから相性問題がきついと言うことは知っていましたが、まさかここまで致命的だとは思いませんでしたよ・・・orz

色々調べてみると、マザーボード側のBIOSを更新すればば改善するっぽいのですが、すでにこの「ML110G6」には最新のBIOSが適用されています。また 「U3S6」のファームウェアを更新するという手もあるのですが、不運なことにあまり出回っていない後期ロットのためか、ファームウェアが上手く更新出来ないという事象に見舞われてしまいました。

結論としては、 ML110G6で「U3S6」を活用することは困難であると判断。せっかく苦労して調達したというのにお蔵入りという結末に・・・。まぁ貧弱なビデオカードを使うことになったとしても何一つ困ることは無いのですが。でもやっぱり悔しいですなぁ。






2012年10月8日月曜日

さようなら3連休・・・

最近は特に散財もしておらず、この雑記に書けるようなネタも無いんですが。それでも無理矢理この3連休の過ごし方を書き起こしてみることに。

<1日目>
午前中はアニメエンコ作業。腹が減ったので、近所のショッピングセンターとホームセンターに出かけてブラブラ。そろそろ肌寒くなってきたので薄手の毛布を新調する。ついでにネコ缶も12個ほど。最近、実家にご飯を食べに来る野良ネコの顔ぶれが変わったんですよね・・・今までのネコたちは相変わらず近所にはいるみたいだけど。

マクドナルドに行ったらやっぱりカウンターのメニュー一覧が無くなっていた。「だがしかし、ケータイクーポンを使う俺には関係無いし」と情強を気取ってビックマックセットを食べて来るも、実家に帰ってきたら折り込みチラシのクーポンの方が安く、おまけにセットのドリンク・ポテトがLサイズだった。軽く敗北感を感じながらふて寝。起きたら外は真っ暗。終了。

<2日目>
いつもの悪友である、tmg氏とことみん氏とでお出かけ。48号経由で山形の大石田町まで行き、温泉と蕎麦を堪能してきた。仙台駅東口を軽く巡回してから、いつものようにマンションの部屋でグダグダする。みんなで「アクエリオンEVOL」や「えびてん」を見つつダメ出し。今秋からのアニメについてダラダラと討議をしてみる。もちろん建設的な結論なんて出るわけも無し。

平行してマンションサーバと実家サーバのデータ同期作業をしてたら、何故か拠点間の通信速度が10Mbpsぐらいしか出ない。原因は、先日ブロードバンドルータを「MN8300W」から「WR8370N」に交換したためだと思われるが・・・詳細不明。でもまぁ通信速度から、ルータ~ハブが1000BASE-Tではなく10BASE-Tでリンクアップしてるためっぽい。ま、そのうち解析するとしましょう。ルータとハブの相性が悪いようなら、ハブの方を予備と交換すればいいだけだし。

<3日目>
今日は家族サービス。お袋と弟さんを連れて福島へ。信夫温泉の露天風呂でのんびりしてたら、ニホンカモシカが姿を現してビックリ。風呂から出たら出たでケータイの電波はさっぱり入らないし、福島の恐ろしさを味わう羽目になったのでした。
 
で、腹も減ったので近くの蕎麦屋に行ったら長蛇の列。蕎麦は諦めて果樹園に行き、ぶどうと梨を食いまくったら見事に腹を壊す。仙台に戻ってから入ったファミレスで2回もトイレに行く羽目に。そのまま実家に真っ直ぐ帰り、正露丸を飲んでどうにか落ち着く。やっぱり好物だからって食べまくったらダメですな。反省。



そんな感じで3連休もあっという間に終了。明日から仕事か・・・orz

2012年9月30日日曜日

下期早々台風ですか・・・

今日で9月も終わり、明日からは10月で下期に突入。今年度もあと半分、頑張るべ・・・なんて思っていたら、台風17号様が襲来でございます。ありゃりゃ。

当初、東北地方は10月1日に通過・・・なんて予報になっていましたから、仕事への影響大。公共交通機関も運休だらけで職場に人が集まらない・・・なんて事態を想定しておりました。ところが、例のごとく台風の速度が速まり、今夜には通過してしまう模様。明け方には雨も上がるようで、影響は最小限度で済みそうです。

だがしかし、仕事自体は忙しくなることこと必至。何せ私の職場は故障受付ですから、災害の後は修理手配の依頼が殺到します。当然修理する保守員も出払ってしまいますから、中々手配が出来ず、「申し訳ありません・・・・」と度々謝る事になってしまうでしょう。全ては台風が悪いのに、何で自分が謝らなければならないんでしょうかねぇ・・・まぁ仕方が無いんですが。

そんなわけで、もし故障修理を依頼するなんて人がいましたら、受付する方も大変なんだと察して頂ければ助かります。あなただけ後回しにされてるわけじゃ無いんですよ・・・。

2012年9月22日土曜日

0泊2日の東京出張に行ってきた

前回の雑記でもちらりと書きましたが、20日から21日にかけて、0泊2日で東京に出張してきてました。以下その顛末。

20日は普通に朝から仕事。夕方5時で一旦帰宅し、一休みしてから仙台駅へ。夜8時過ぎの新幹線で一路東京へ。徹夜での勤務となるため車中で少しでも仮眠を取っておきたいところでしたが、生憎隣の席にはガタイの大きい人が・・・圧迫感であんまり眠れずげんなり。私が座ったのはE席で、当日昼に指定を取った時はD席も含めガラガラだったのですが・・・ついてないですわ。

夜10時過ぎには東京着。静まりかえったオフィス街を歩き、本日の勤務地へ。 仕事の内容自体は実に簡単なのですが、間違いは許されませんし、まとまった休み時間も取れないという代物。翌朝5時半までずっとモニタとにらめっこしておりました。なかなかに疲れます。

21日の朝6時前には勤務終了。このまま始発の新幹線で帰っても良かったのですが、せっかくなので秋葉原でもぶらつくことに。当然まだお店は開店してもいませんから、お昼前まで仮眠を取ることにしました。事前に仮眠の取れるサウナを調べており、そのサウナのある錦糸町へ。早速入店しようとしたのですが、「本日満員のため入店をお断りしております」との看板が。困った。

朝っぱらから行く当てが無くなってしまったわけですが、他にもサウナはあるはずとノートパソコンを広げ調べることに。無線LANスポットを探してネットに接続しようとしたら、今度はパスワード認証ではじかれる。何度やってもダメで、挙げ句の果てに接続場所を別の場所に変えてもダメ。結局、携帯電話から設定サイトにアクセスし、パスワードを初期化することで何とか接続できるようになったのですが、ここまで1時間以上かかってしまいました。睡眠不足でフラフラしている状態なのに、これはきつい・・・。

ネットで調べると、上野駅前にサウナがあることが判明。早速上野へ行き、ようやく入浴仮眠を取ることが出来たのでした。寝付いたのは9時前、いやぁ・・・ホントついてない。

11時前に目が覚めたので、ようやく秋葉原へ出陣。いつものようにブラブラ回っていたのですが、天気が非常に不安定で、雨がぱらついたな・・・と思ったら突然土砂降りになるような有様。落ち着いて買い物することも出来ず、昼飯を食べつつ雨宿りをする羽目になったり。それでもそこそこに買い物を済ませ、3時過ぎの新幹線で仙台への帰路へついたのでありました。やれやれ。

何だかもう、疲れに行ったような物でしたが、それでもともかく無事に終えることが出来ました。来週の東京出張はどうやら行かなくて済みそうですし、また溜まっている休みも使わなければならないので、少しは楽が出来そうです。まぁそんなことを書いていると「RGZ君、やっぱり東京に行ってきて♪」てなことになりそうですが。

2012年9月14日金曜日

夜のお仕事が立て続けに

9月ももう半ば。今月中に有給休暇を使い切らなければ(上司が組合に)怒られるので、無駄に休みを取っております。それでもまだ残っているので、残り半月で約3日休まなければならなかったりする状態。結構辛いわけでして。

にも関わらず、夜勤の仕事が今月だけで計3回入ってくることになり、ますます頭が痛い。取りあえずこの3連休に1回と、来週/再来週に1回ずつ。しかも来週/再来週のは緊急のヘルプのため、わざわざ東京まで出向かねばならないというもの。通常のお仕事が終わってから新幹線で東京へ出て、夜中に仕事をして翌朝仙台に帰ってくるという強行軍。諸手当諸々でお給金的にはかなり美味しいのですが、肉体的には相当ハードになる模様。

こうなってくると、有給休暇はそれこそ合間を縫うように取らなければ使い切れない状態に。「もう少し無駄遣いしておくんだったな・・・」などと思うのは贅沢な悩みなのでしょうが。そう考えると、有給休暇を完全に使い切っていた(※)、前の部署の先輩社員が凄いと思えて来るわけで。

(※)弊社では有給休暇を最大20日まで10月以降に繰り越せるんですが、先輩社員はその繰り越し分すら使い切っていた状態。ちなみに私(を含め普通の社員)はストックを20日まで減らすのに四苦八苦してます。

まぁ、休みも取れてお給料がたんまり入ると考えると、そう悪い話でもないのですが。結局のところ、取れた休みも夜勤後の体調管理のために消えてしまうのでしょうけどねぇ。

2012年9月9日日曜日

マイナーなのは辛いわなぁ・・・

愛車である「ノート」ですが、実家の駐車場に止めていたら弟さんの運転する車に擦られてしまいました(涙)。不幸中の幸いか傷の程度としては浅く、コンパウンドで一生懸命研磨したら、かなり目立たなくなりましたが。

とは言え、ボディとバンパーの境目付近の色が少し剥げてしまったので、ペイントし直しはやっぱり必要。そんなわけで、カー用品店までペイント剤を探しに行ったのですが、どこに行っても適合する色が売っていない。「車種の色に合わせた色を調合します」なんてサービスもやっていたので聞いてみたのですが、そのリストにも合う色が無いそうな。えー。

ちなみにボディの色は「オアシスグリーン」で、カラーナンバーは「D31」 。確かにグリーンは人気がない色ではありますが、ここまで不遇だとは思わなかった。やっぱりいらない子なんですかねぇ・・・。

仕方がないので、ペイント剤メーカーの直販サイトで注文してみました。これでダメなら・・・おとなしく修理に出すしかないんでしょうか。うーむ。

2012年9月3日月曜日

日々チャリンコ漕ぎ

8月はあっという間に過ぎ去り、もう9月。とは言え、真夏並みの暑さが続いておりますが・・・仙台でここまで暑いのは経験が無いですわ、もうぐったり。

それはそうと、毎日(と言っても平日だけですが)の運動、すなわちチャリンコ漕ぎは健気に続けていたりします。朝6時に起きて、15キロチョイをかっ飛ばして、7時頃に帰ってくるというのがお決まりコース。それからシャワーを浴びて朝食を取っても、朝8時半の始業には余裕を持って間に合います。職住近接万歳。

たったお1時間弱の運動とはいえ、平均時速20km/hで走行したとすると、消費カロリーは500kcalを超えますから、案外馬鹿にも出来ません。ただ始めてまだ1ヶ月ですから、効果と呼べるようなものは出てきていませんねぇ。せいぜい、適度に疲れるので寝付きが良くなった程度でしょうか。良くなりすぎて仕事中もついウトウト・・・というのは前からでしたか(汗

ともあれ、長く続ければ続けるほど効果が期待出来ますから、あまり無理をせず走り続けたいと思ってます。 次の人間ドックでは数値が少しでも改善していればいいのですがねぇ。

2012年8月25日土曜日

広域イーサネクスト接続用マシン×2を組んでみる

先日の秋葉原散財ツアーから、あっという間に2週間経ってしまいました。この雑記の更新もその間ずっとほったらかし・・・油断するとこれですからねぇ。ブログ移行前は毎日更新していたというのが嘘のよう。

それはさておき。以前より色々と画策している「広域イーサネクスト」の利用。 利用には拠点ごとに専用の接続用PCが必要なわけですが、今までは余剰PCを検証用として使っておりました。ただ当然使い勝手が悪いので、専用機となるPCを組んでみることにした次第。

今までの雑記でもつらつらと書いていますが、接続用PCに必要となる「LANポート×2」というのがくせ者でして、それなりに信頼が置けるNICを使用しないと性能を発揮できないのがポイント。多くのPCにオンボードで搭載されているRealtek社製のチップはまともに使えず、評判が高いintel製やBroadcom製あたりが無難だったりします。

更に欲を言えば、ブロードバンドルーターなどと並べて設置することを考えると、接続用PCは出来るだけコンパクトな方がよろしいわけで。また常時稼働させることを考えると、消費電力が出来るだけ少ない方がベター。条件としてはなかなか難しいものがあります。

色々考えた結果、「ここは色々試してみよう!」ということになり、早速散財に突っ走る。都合良く東京への出張があったので、帰りがけに秋葉原で「DQ77KB」を購入したのでありました。
















intelの最新チップセットである「Q77」を搭載したこのマザー、色々と特色がある製品です。まずは何と言っても「AMT」に対応しており、リモートコントロールが可能であること。BIOS設定すらリモートで行うことが出来るのですから素晴らしい。LANポートも2つ搭載されており、当然ながらコントローラはintel製。おまけに電源はACアダプタとなるので省電力。うーむ、これほどまでに条件が揃ったマザーがあるでしょうか・・・お値段はかなり張りましたけど(約14000円)。

他PCから捻出した「core i5 2400S」を搭載し、AMTも問題なく動作することを確認。またACアダプタでの動作も問題なく、消費電力も20Wに満たないレベル。「キタコレ!」と思ったのもつかの間、ここに来て大問題が。何と「広域イーサネクスト」がどうやっても動作してくれないのです。最新チップセットであるQ77はやはり新しすぎたようで、何度やっても起動途中で止まってしまいます。泣く泣く、このマザーの利用は諦めることに。何だかなぁ。

それでもめげずに散財の方向に突っ走るのが自分の強み(?)なわけでして。色々考えたあげく、今度は無難にAtomマザーを使うことに。ACアダプタ動作が可能な「DN2800MT」を新たに調達し、先日の秋葉原散財ツアーで購入したケース「M350」とで組んでみたのでありました。


この「M350」というケース、かなりコンパクトでして、5インチベイ用の光学ドライブ程度の大きさしか無いため、設置場所を選びません。またDN2800MT専用オプションのブラケット&ライザーカードを用いれば、PCI-Eカードの搭載も可能になったりします。

ちなみにその他のパーツ構成としてはかなり安上がりでして、メモリはジャンク品の1GB×2(計200円)、ACアダプタはLet's note用に使っていて余剰となっていたIBM製(確かジャンク品で500円ぐらい)、LANカードは当初intel製のGigabit CT Desktop Adapter(EXPI9301CT)を予定していたのですが、ブラケットのサイズが微妙に合わないためかどうやっても固定できず、玄人志向の「GbE-PCIe3」(特売品で980円)に変更しています。

 なお広域イーサネクストの動作については、「DQ77KB」と異なり全く問題ありませんでした。まぁ、チップセットである「MN10」は枯れすぎているぐらいの古いチップセットなので、問題が出る方がおかしいのかも知れません。

 この「DN2800MT + M350」PCは実家でセンター用として用いる予定ですが、対抗拠点であるマンションにも、当然ブランチ用として専用のPCが必要になります。当初は、従来同様に余っているPCを用いる予定だったのですが、ちょうど良くMini-ITXマザーやケースが余っていることから、設置場所の都合も考えて専用機を組んでしまうことに。散財の道は続くよどこまでも・・・。

 PT3用として準備しておきながら、やや動作不安定だったため放置していたASRock「A75M-ITX」とInWin「Wavy」 を引っ張り出してきました。「A75M-ITX」のオンボードLANはRealtek製のRTL8111Eであるため、広域イーサネクストの動作についてはかなり不安だったのですが、ここは強引な手で乗り切ることに。

本来サーバー用である「Intel PRO/1000 PT Dual Port Server Adapter(EXPI9402PT)」をオークションで安く(送料込み4000円ぐらい)調達出来たので、これを用いていたりします。PCI-Ex16スロットにグラフィックボード以外を搭載した場合、経験上相性問題が出やすいのですが、「A75M」では全く問題はありませんでした。勿論、広域イーサネクストからも2つのLANポートとして認識されており、動作にも支障は生じていません。

最後にもう一つ。広域イーサネクストの起動には光学ドライブが必須なのですが、この起動のためだけに光学ドライブを接続しておくのは邪魔なので、こちらのブログアキバではたらくプログラマのBlog様)を参考にして、USBメモリから起動できるようにしてみました。手元には1GBやら2GBのUSBメモリやSDカードが余っており、それも有効活用できると考えたのです。

USBメモリ化にはLinuxの知識が必要なため、未だLinux初心者である自分は四苦八苦したのですが、それでも何とか成功いたしました。1GBのMicro-SDだけは使えなかったのが謎だったりしますが・・・うーむ。

ともあれ、広域イーサネクストを本格的に活用するための環境は整いました。まだ本格的には利用していないので、今後ぼちぼちと利用レポートをあげてみたいと思います。

2012年8月13日月曜日

秋葉原散財報告

前回書いたように、1泊2日で東京に遊びに行ってきました。8/12の午後3時過ぎには東京を発ったのですが、途中栃木付近で土砂降りに遭遇したり、また宮城・福島県境付近の渋滞を回避するために下道を走ったり(結局渋滞は無かった模様)と、仙台に着いたのは10時過ぎになってしまいました。まぁ、途中で高速を降りて百観音温泉で休んでいたりしたので、実質的な所要時間は6時間程度と言ったところでしょうか。往路は4時間ぐらいだったのですがねぇ・・・。

それはさておき。今回はコミケ会場にも行かず、ひたすら秋葉原で散財し続けておりました。以下簡単に結果報告でも。

まずは「samsung SSD 830」の128GBモデル×2。ツクモex.で6980円-クーポン300円=6680円で叩き売られており、ついつい2台購入してしまいました。RAID0を組んで爆速環境を構築してみる予定。

次に「Western Digital WD30EZRX」×2、言わずと知れた3TBのHDDです。ソフマップで50台、ツクモ5台限定で9980円という値段で出ており、開店早々にダッシュして2台確保してきました。これはマンション鯖のHDD置き換えに使うことになるでしょう。

HDDの右隣が、PCケース「Mini-Box M350」 と、専用オプションである「DN2800MT Motherboard I/O Bracket&RiserCard」。非常にコンパクトなケースで、なかなかこのような製品は出回らないので貴重です。もちろん「DN2800MT」と組み合わせて、広域イーサネクスト専用マシンを作成するつもりです。

そして単3エネループ8本パック「HR-3UTGB-8」×2。これはあきばおーで約1600円とかなり安く売られており、ついつい購入。初代エネループがそろそろ寿命なので、これで置き換える予定。

エネループの右隣が「SilverStone SST-G11303260」。これはSilverStone製ケースの前面USBポートをUSB3.0対応とするパーツで、パソコンハウス東映で1480円と安く買えました。手持ちの 「SST-GD05B」と組み合わせる予定。

右下は細々なケーブル類。SATAケーブル4本、Fプラグ中継、アンテナ2分配器×2、DVI-DisplayPort変換アダプタ。こういった物は秋葉原だと安く調達できるのでありがたいです。

最後は写真上にあるエロゲ×4(w 3000円前後の中古品で、割引セールなどをやっていたのでかなりお買い得でした。内訳は左から「ワルキューレロマンツェ[少女騎士物語]」「Lunaris Filia~キスと契約と深紅の瞳~」「星空へ架かる橋AA」「ゆきいろ ~空に六花の住む町~」になります。

結局のところ、トータルでの出費は6万円ぐらいにはなってしまったでしょうか・・・。いやはや、我ながらずいぶん買い込んでしまったもので。しばらく節制しないとなぁ。

2012年8月11日土曜日

東京へ遊びに来てみました

本日朝7時に実家を出て、渋滞を横目に東北道をひたすら南下。お昼前には東京についてグダグダしていたりします。

で、上京した理由ですが、いつものように有明マンガ祭り・・・ではなく。今回は知り合いのサークルが落選しており、また会場で欲しい物も無いため、メインは秋葉原での買い物。今や通販で大抵の物は揃うとは言え、やはり実際の店舗で色々と探してみるのは楽しいものですなぁ。そんなわけで、ついつい財布のヒモも緩みがち。買う予定の無かったPCパーツやらもあれこれ買い込んでしまいました。まぁ、随分お買い得だったから良いのですが。

今夜はホテルで一泊し、明日もまた秋葉原巡り。お昼過ぎには仙台への帰途につく予定。気が向いたら、その散財の成果でもご紹介することにします。

2012年8月1日水曜日

慣れないことをするとこうなる

横浜から戻り食生活が大幅に改善。これで健康的な体になれる・・・と思いきや。この春に受けた人間ドックで思いっきり引っかかってしまったわけで。となると原因はやはり運動不足。そりゃ会社まで自転車10分、そのほかの移動はほぼ自動車ですからねぇ・・・通勤ラッシュにまみれていた横浜時代の方がまだマシだったかもしれません。

で。先日、人間ドック後の経過観察面談でも「少しは運動しなきゃダメ」と宣言されてしまう。もうこうなったら仕方がないと、 7/30の月曜日に早起きし、近所の公園でジョギングとラジオ体操をしてきました。休みながら計2kmを走り「これなら続けられるかな・・・」と思ったのですが、これがまた甘かったわけで。

仕事中に足の裏に違和感を感じ、見てみると見事に靴擦れが。どうやら靴下もはかずに新しいジョギングシューズを履いたのが良くなかったらしく。みるみる水ぶくれは大きくなり、歩くのも痛くて辛いほど。幸いにも自転車は乗れたので、近所のドラッグストアにダッシュ。「キズパワーパッド」を購入してしのいでいたりします。キズパワーパッド、大きめサイズで6枚約750円と、けっこういいお値段なんですよね・・・足だけでなく出費も痛いorz

 おまけに当然のごとく筋肉痛も襲ってきてしまい、靴擦れの痛みも併せてダブルパンチ、歩くのがホント辛くなってしまいました。それでも7/31はウォーキングを決行。やると決めたら3日坊主は避けなければ・・・。

そして色々悩んだあげく、ジョギングではなく自転車で運動することにしました。これなら足の裏にも負担がかかりませんし、長く運動を続けることが出来そうです。早速今朝は10kmぐらい走ってきましたが、なかなかいい汗をかくことが出来ました。しばらくこれで様子を見て、基礎体力を取り戻すこととします。

2012年7月17日火曜日

携帯電話の支払額を久々に確認して驚いた

現代社会に生きる方なら、殆どの方が持っているであろう携帯電話。かくいう私もその例外ではないのですが、正直なところ殆ど使わないんですわ。スマホ全盛の世の中にあっていまだ5年前のガラケーを使い続けていたりします。ま、プライベートではその殆どをPCの前で過ごしていますし、職場では携帯電話の持ち込み禁止。何か急ぎの用事があるときにさえ連絡が取れれば十分ですからねぇ。

そんなわけで、月々の通話料なんて微々たる物、携帯電話の料金なんて殆ど未チェック。毎月4000円程度の料金をドコモ様に貢ぎ続けていたはずなのですが、なぜか4月ぐらいから5000円以上になっていることに、クレジットカードの支払い明細を見て気がつきました。5月分なんて7000円オーバー、どう考えてもおかしいわけでして。

慌てて料金の内訳を見てみると、iモード通信料が跳ね上がっており、5月分は4600円を超えておりました(ちなみに通話料は460円と1/10、友達少ないからな・・・自分)。普段iモードなんて殆ど使っておらず、メールも滅多に使わないので、何でこんなに高くなってしまったのか全く分かりません。強いて心当たりがあるとすればモバイルsuicaのiアプリぐらいですが、これは横浜に住んでいた頃から頻繁に使っており、ここまで通信料に跳ね返るとも考えにくいのです。うーむ。

とりあえずこのままでは困るので、自衛策として「パケ・ホーダイ ダブル」 を申し込みました。これでどんなに使っても4410円/月で済みますし、パケット代も0.2円から0.084円と半額以下に下がります。それと、ドコモショップで「Web料金明細サービス」というのを申し込めるみたいなので、これで原因を探ってみる予定。

 昔から「パケ死」という言葉を聞くたびに「情弱乙」と笑っていたのですが、いつの間にやら自分がその「情弱」になってしまっていた模様。いやはや、何ともお恥ずかしい話ですわ。

2012年7月12日木曜日

PT3で録画用マシンを組んでみる

PT3発売。最初のウチは争奪戦でしたが、今やすんなりと手に入れられるまでに出回るように。私もサックリと購入に成功、PT2から移行すべく録画マシンを組んでみた次第。ただ、PT2レベルにまで安定稼働してくれるかどうか見極めるために、未だ動作検証中ではありますが。
































当初、ひたすらコンパクトなマシンにしようと考え、ASRock「A75M-ITX」とIN-WIN「WAVY」 でマシンを組み、動作検証をしておりました。ですが、少々動作が不安定だったため使用を断念(録画用マシンは安定性が命ですから・・・)。また設置場所の都合上、より薄いケースが好ましいこともあり、以下のように構成を変更した次第。

CPU:Intel「Core i3-2100
メモリ:DDR3 4GB×2
マザー:Gigabyte「GA-H67MA-UD2H-B3
ケース:Silverstone「SST-ML03B
電源:ユニットコム「UN-650A9/PGN
SSD:A-DATA「ASINTS-80GM-CSA(80GB)」
HDD:WESTERN DIGITAL「WD20EARS(2TB)」
増設カード:アースソフト「PT3
       Intel 「EXPI9301CT
       AREA「SD-PEU3V-2E2IL
カードリーダ:NTT-com「SCR3310-NTTCom

薄くて拡張カードが増設可能というケースは、残念ながらMini-ITX対応の物では殆ど選択肢がありません。そのため、やむなくMicro-ATX対応のSilverstone「SST-ML03B」を選択した次第(つかSilverstoneのケースを買いすぎだろ・・・自分。これで5つ目ってw)

こうしてケースがMicro-ATX対応となったため、その他の選択肢はググッと増えます。CPU・マザー・メモリは手持ちで余っていた物をチョイス。SSDやHDDも他マシンから捻出しました。電源は当初奥行き140mmの物を使う予定でしたが、リムーバブルHDDケース(MRA201)を使おうとすると干渉してしまうため、奥行きの短い「質実剛短」を予備品から現役復帰。PT3以外のPCI-Eカードも増設出来るので、USB3.0カードとLANカードを追加しました。

こうして組んだマシンに、 Windows7 Proffesional(32bit)をインストール。視聴用ソフトとして定番の「TVTest」を、録画予約用に「PT3timer」を導入。3日ほど試験運用していますが、今のところ録画ミスなどのトラブルは発生しておりません。

ただ、まだ安定性を見極めるには早いので、しばらくはPT2マシンをメインで使いつつ、動作を検証していくことにしています。安定すると判断出来たら、PT2マシンを予備に回し、このPT3マシンをメインに据えるつもりです。1ヶ月ぐらいは様子を見るつもりですが・・・どうなることやら。






2012年7月9日月曜日

バッサリやっちゃいました(てへ

3年ぐらい前に購入した「Express5800/110Ge」。マザーは実家サーバー用として活用しておりましたが、先日交換してしまい余らせておりました。何か活用方法は無いかと考えておりましたが、オンボートのディスプレイ出力がRGBのみと貧弱で、今となっては使い勝手が悪い。とは言え、PCI-Express x8スロットしかないため、通常のビデオカード(PCI-Express x16接続)は物理的に干渉してしまうので搭載できない。困った。

困った時は力業♪そんなわけで、ビデオカードを加工し、PCI-Express x8スロットに搭載できるようにしてみました。要は、PCI-Express x8接続に必要な端子のみを残し、後はバッサリと切除してしまった次第。まぁ、110Geにビデオカードを搭載する際の方法としてはメジャーでして、私はそれを真似しただけなのですが。

















手元にあったビデオカードで、HDMI出力を搭載しつつ最廉価(=壊してもあんまり痛くない)ものは、玄人志向の「RH5450-LE512HD/HS」 でしたので、これを実験台とすることに。端子の右側から33番目までをカッターでバッサリと切除し、バリをやすりで仕上げました。それほど難しい作業ではありませんでしたけど、左側は隣の端子まで切断したり傷つけたりしないように気を遣いました。

その上で110GeマザーのPCI-Express x8スロットに搭載してみたところ無事に動作。これで今後も活用することが出来る・・・と思っていたのですが。消費電力を計ってみると、最小構成でもアイドル時でも70Wぐらいあります(ビデオカードを搭載したことも大きいでしょうが)。現行のIntel(Sandy Bridge以降)やAMD(APU以降)では、アイドル時は30W以下まで下がります。それを考えると、常時稼働させるような使い方には向いていないかもしれません。

となると、困ってしまうのがその使い道。常時稼働させないようなサブマシンにでも使えばいいのでしょうが、あいにくそのサブマシンですら有り余っているような状況でして。 やはりCore 2 Duo世代はそろそろ引退させるしかないですかねぇ・・・。当時はその省電力っぷりに感動したものですが、技術の進化というのは凄いとしか言いようがありませんねぇ。

人生初説教

説教なんて、生まれてからこの方されまくってますので、初めてなのは「する」方でして。先日の雑記にも書きましたが、弟さんの生活態度があまりにも酷いので、両親に代わって説教した次第。

こちらとしても、数日間説教する内容を考え、している際も理論的に話すように心がけ、決して感情的にならないよう気を配りました。「されている」時には気がつきませんでしたが、「する」方はする方でなかなか大変なんですよね。別に相手をけなしたいわけではなく、改善する方向に気づいてもらうための方法なのですから。

まぁこれが直接的に功を奏したわけではありませんけど、その後弟さんはバイトの採用試験に受かった模様。所詮バイトなので、将来的には長く続けられるわけでもありませんが、まずニートからは脱却できそうでホッと一息。ちゃんとした定職について安定した生活を送れるようになるまで、このまま見守り続けなければならないでしょう。先は長そうです。

2012年7月2日月曜日

7月になってしまいましたが

今年も始まったかと思えばあれよあれよと過ぎ去っていき、気がつけばもう7月。もう半年が終わってしまったんですねぇ・・・早いもので。

月が変わっても、研修暮らしは続いております。今週もずっと研修なのですが、少々飽きてきた気も。今日からの研修は、以前持っていた資格の再取得のためのものだったり。若い人に交じって受けることになるでしょうから、少々居づらいかも知れません。まぁこれも、再取得のための努力を怠っていた自分が悪いわけなので、自業自得でしょうねぇ。これを機に勉強し直して、しっかりと身に付け直したいと思ってます。

仕事の話は良いとして、最近は実家の方でトラブルが続き、色々と振り回されていたりします。親父は交通事故を起こしてくれましたし、自堕落な弟さんは30歳手前にして未だ就職が決まらず。前者は警察や事故相手を回り何とか片付けたのですが、問題は後者。

本人も就職活動はしているようなのですが、未だ朝方までゲームをして午後まで寝ているなど、端から見てまじめにやっているようには見えない状態。そろそろ厳しいお裁きをする必要があると考えています。とりあえず実家から追い出して、一人暮らしでもして苦労して貰わねばなぁ・・・と考えている次第でして。

こんなのは、本来なら両親の役割だとは思うのですが、ウチの両親は末っ子である弟さんには大変甘く、父親に至っては「仕事はせずとも実家にいて欲しい」「自分が死んだら、弟の面倒は兄二人で見て欲しい」なんて思ってる模様。当然、そんなの本人のためにはならないですし、弟さんの面倒を見るなんてまっぴらごめんなので、渋々自分が弟さんへの対応をしているわけで。自分でも、こんなの柄では無いとは思っているのですが・・・仕方がない。やれやれ。

2012年6月26日火曜日

こっそり沖縄に行ってました(3日目)

1日目・2日目から随分間が空いてしまいましたが、今更ながらに3日目をお披露目したいと思います。やろうやろうと思ってはいたのですがねぇ・・・我ながら無精すぎる。

前日のスキューバダイビングの疲れを引きずりながらの3日目。同行している方々はゴルフをするとのことなのですが、あいにく私はゴルフ未経験。それでもクラブとかはレンタルで用意していたのですが、「無理してやらなくてもいいんじゃね?」というありがたいお言葉が。そのお言葉に甘え、ゴルフはキャンセルして一人でブラブラとすることに。

今いるのは、観光地として名高い恩納ビーチ。ただ小雨がぱらついてきそうな曇り空ですし、レンタカーもゴルフ組が使用中。色々と考えた結果、ビーチを散策してから那覇に出ることにしました。

















そんなわけで、一人ブラブラとビーチを歩く。夏本番だったら多くの人で賑わっているのでしょうが、まだ5月末なので私と同じように散歩する人がいる程度。それにしても海はホントきれいで、カップルで来たのならば良い思い出になるでしょうねぇ・・・私には全く持って無縁ですが(涙

 1時間ほど歩いてから、那覇行きの高速バスに乗り込みます。昨日の疲れもあってウトウトしてしまい、気がついたら那覇市街でした。1時間ちょっとで那覇バスターミナルに到着。とりあえず海の方に向かって歩いてみます。

















ふらふらと歩いていたら、中国風の庭園を発見。「福州園」という公園だそうで、入場も無料でした。水が流れる音が心地良く、しばし暑さを忘れさせてくれました。なぜか亀がいっぱいいて甲羅干しなんてしてたので、亀好きの人にもお勧めです(笑

そして行き着いたのが「対馬丸記念館」。沖縄の悲しい歴史を静かに物語ってくれる施設です。沖縄に来たならば、こういうコトも知っておくべきでしょう。ただ書いていてもあんまり楽しいことはないのでここは割愛。ホントは沖縄県立博物館に行きたかったのですが、あいにく休館だったので・・・。

お昼になり、暑い街をとぼとぼと歩く。東北人にとっては、5月末でこの暑さは応えます。歩き疲れたので涼むべく、「ゆいレール」に乗って休むことにしました。

















沖縄県唯一の鉄道として有名なこの「ゆいレール」。たった2両編成と、東京の通勤路線とかに比べたらおもちゃのような鉄道ですが、それでも車社会の沖縄ではかなり奮闘している模様。事実、昼間でも10分間隔で走っており、中々便利。軽くかかった冷房が、暑さに疲れた体に染み渡ります。高いところを走るだけあって眺めも良いですし、ただ乗っているだけでも十分観光気分になります。


















一日乗車券を買ったので、調子に乗って終点の首里駅まで行ってみる。そこには魅惑の分岐器が・・・。モノレールの分岐器というのは、跨座式・懸垂式問わず、どうしても複雑な構成になってしまうものなのです。 レールが大きく動く様は、思わず「おおっ!」と唸ってしまうほど。・・・鉄ちゃんなんです、どうしても血が騒いでしまうんです・・・。
 

















今度は反対側の終点である那覇空港駅へ。モノレールに乗るのも飽きたので、のんびりと飛行機でも眺めることにしました。

















那覇空港は国内でも有数の地方空港。もう数分間隔で離発着が繰り返されており、実に慌ただしいです。何せ滑走路が1本しかありませんから、それでやりくりせざるを得ないわけです。管制官の人は実に大変だろうなぁ・・・。














 

















 おまけにこの那覇空港は、陸・海・空の3自衛隊も共用しているから更に大変。駐機場には海上自衛隊の対潜哨戒機・P-3Cがずらりと並んでいますし、航空自衛隊の戦闘機・F-15Jも爆音を立てて訓練のために離陸していきます。緊迫する尖閣諸島もすぐ近くと言うことで、ここはある意味「前線基地」でもあるのですね。いやはや。

















鉄分・ミリタリ分といろんな栄養分を補給しまくってホクホク状態で歩いていると、空港内のお店にこんなところが。・・・申し訳ないですが、自分にはトライする勇気はありませんでした。ドクターペッパーは大好きなのですが、ルートビアはちょっと無理。だって湿布の味(におい?)しかしないんだもん。

















このあとは、那覇のメインストリートである国際通りを歩いてみたり、ゴルフ組と合流してから沖縄そばや沖縄料理を堪能してみたり。 そんなこんなで3日目は瞬く間に過ぎ去っていったのでありました。今日も疲れたましたよ・・・。

転勤してきてもうすぐ1年か・・・

もう6月も終盤戦。去年の7月に転勤してきましたから、仙台暮らしもかれこれ1年になります。何だかあっという間だったなぁ・・・。

何度もこの雑記で書いてますが、転勤で仕事も大きく変わりました。自分でも日々能力不足を痛感していることから、研修を受けてきっちり勉強することにしました。今日からほぼ丸々2週間と、かなり長い研修となる予定。当然職場からも離れることになりますので、浦島太郎状態になってしまいそう。やれやれ。

プライベートでは、実家でトラブルが起きており、その解決のために奔走する羽目に。もう親にもあまり頼れない年齢になったんだなぁ・・・としみじみ感じさせられた一件でした。先が思いやられますわ。

2012年6月15日金曜日

広域イーサネクストを使ってみての雑感

先日の雑記でもちらりと書きましたが、マンションと実家でそれぞれ光ネクストが開通したので、「広域イーサネクスト」が使えるようになったので、色々と試しておりました。試行錯誤の上、使い物になってきたので、つらつらとメモを残したいと思います。気力があったら、ちゃんとした形のレビューにでもまとめたいところですが。

1.速度はそれなりに早い。

実家(光ネクスト ハイスピードタイプ)~広域イーサネクスト~マンション(光ネクスト マンションタイプ)といった接続構成をとり、実家に置いているFTPサーバにマンション側からアクセスしたところ、ダウンロード速度は混雑している時間帯でも70Mbps少々出ており、普通にLAN感覚で使うことが可能でした。ネットワーク越しの動画再生もストレスを感じることなく実施可能なレベルです。かなり優秀と言って良いのではないでしょうか。

2.プロバイダ接続との共用も可能

公式サイトの接続構成図を見ると 、プロバイダとの接続とは共用出来ないようにも思えますが、これがそうでもなかったり。

例えば実家((光ネクスト ハイスピードタイプ) を例にとると、ONU直下にはひかり電話ルータがあり、その更に下にあるブロードバンドルータからプロバイダとのPPPoEセッションを張っておりました。この状態で広域イーサネクストとプロバイダ接続を共用するためには、ひかり電話ルータの下に専用端末を接続し、更にそこからブロードバンドルータのLANポートに接続してやればOK。図にするとこんな感じ。

ONU(UNI)-(WAN)ひかり電話ルータ(LAN)--(WAN)ブロードバンドルータ(LAN)---各端末
                         \               /
                           (LAN1)専用端末(LAN2)

 ここで注意すべきなのは各ルータの設定。ひかり電話ルータは「PPPoEブリッジ有効」「IPv6ブリッジ有効」に設定し、ブロードバンドルータは「IPv6ブリッジ無効」としてやること。そうしないと、専用端末の「LAN1」「LAN2」両方で光ネクスト回線に接続されていると誤認識されてしまい、上手くいかなかったりします。

ちなみに、単純なルータ1台構成の場合は、いわゆる「ハブ分け」をしてやる必要があります。これがマンション(光ネクスト マンションタイプ)の接続構成にあたりますので、こちらもご紹介しておきます。

(UNI)-HUB--(WAN)ブロードバンドルータ(LAN)---各端末-
       \                /
        (LAN1)専用端末(LAN2)

ここでも注意なのが、ブロードバンドルータの設定を「IPv6ブリッジ無効」とすること。ハブ分けをせず、IPv6ブリッジを有効にした上でブロードバンドルータ下部に専用端末を接続しても、やはり「LAN1」「LAN2」両方で光ネクスト回線に接続されていると誤認識されてしまい、上手くいきませんので。

3.DHCPの利用はやや困難

通常ブロードバンドルータを使っていると、DHCPサーバ機能を有効にしているかと思われます。しかし上記のような構成で広域イーサネクストを利用すると、同一NW上に複数のDHCPサーバ(ブロードバンドルータ)が存在することになり、意図しないIPアドレスが割り振られてしまったりというケースが考えられます。私の場合、マンションから接続しているのにも関わらず、実家のブロードバンドルータからIPアドレスが割り振られてしまうというケースがありました。こうなると、インターネットへの接続も実家経由となってしまいます。

これを避けるためには、各ブロードバンドルータのDHCPサーバ機能を無効にするか、はたまた各端末にIPアドレスを固定で割り振るしかありません。便利なはずのDHCP機能もこうなると結構面倒です。まぁ、これを上手く使えば、プロバイダとの契約も1拠点でだけ、という構成も可能でしょう。もちろん、インターネット向かいのトラフィックが余計な経路を通ってしまうというデメリットもありますけど。

4.「蟹」ははっきり言って鬼門

ネットワークを長年使い続けている方ならば、Realtek社製(いわゆる「蟹」)のネットワークアダプタの悪評は聞いたことがあるかと思います。私も使用は出来る限り避けており、オンボードで蟹が乗っていても、わざわざIntel製のネットワークアダプタを別途購入するようにしておりました。

で、この広域イーサネクストですが、このRealtek社製のネットワークアダプタ、特にRTL8169やRTL8111と言ったギガビット世代のチップとは相性が最悪なようで、ネットワーク接続を認識出来ないなど、正直まともに使えませんでした(恐らくドライバの作りが良くない模様)。ただ低コストと言うこともあり、最近のマザーボードにはこのRTL8111あたりが搭載されているケースが殆どなので、正直頭が痛いところです。

広域イーサネクストのページには、「専用端末には余っているPCで十分」とありますが、CPUなどのスペックはともかく、ネットワークアダプタの「質」は考えて選択する必要がありそうです。私が試した限りでは、Intel製のネットワークアダプタならほぼ大丈夫なようでした。以下に正常に動作したネットワークアダプタをご紹介しますので、参考にして下さい。他にもネットワークアダプタの手持ちがありますので、時間があったら試してみたいと思います。

Intel Gigabit CT Desktop Adapter EXPI9301CT(PCI-Ex1、1000BASE-T)
Intel PRO/1000 MT Desktop Adapter(PCI、1000BASE-T)
Intel PRO/100 S Desktop Adapter(PCI、100BASE-TX)
Intel 82566DM-2 (Intel PRO/1000 PL)(NEC Express5800/110Geオンボード、1000BASE-T)
Broadcom BCM5755(HP dc5700SF/CTオンボード、1000BASE-T)


とりあえず本日はここまで。ふー疲れた・・。

2012年6月14日木曜日

cat.7なんて飾りですよ、ってことですか

LANケーブルによる速度の違いテスト結果」(スラッシュドット)

結論としては、1000BASE-T程度ではcat.5だろうとcat.7だろうと殆ど差は出ないという、予想されていた結果に終わった模様。まぁ、高々5mの距離では優位な差は出ないでしょうねぇ。ノイズまみれの環境で100mぐらい引き延ばしたら分かりませんけど。

そういえば、うちの実家は10年以上前に建てられていますけど、当時としては最先端のLAN配線をあらかじめ施工してあったりします。規格としてはcat.5なんですが、普通に1000BASE-Tで使えていたりするので、やはり数メートル~10メートルといったレベルでは問題は出ないのでしょう。いつかは10Gの時代も来るのでしょうが、それまでは使い続けることが出来そうです。

個人的な意見としては、ケーブルの規格云々よりも、ケーブルの工作精度の方が性能に大きな影響を与えてしまうのではないかと・・・。特に自作ケーブルは接触不良やら何やらが起きやすいので、例え自分自身が作ったとしてもあんまり信頼してません(笑)。とは言え、ちょうど良い長さのケーブルを作るには自作するしかありませんから難しいところですが。

2012年6月13日水曜日

こっそり沖縄に行ってました(1日目・2日目)

気がつけば6月も半ば。今月に入ってから、このブログの更新をすっかりサボっておりました。別に忙しいのでも何でもなく、ただ単に気力が無かったというか、すっかり忘れていたというか。以前のように、毎日のように更新していたのが嘘のようですなぁ。いやはやまったく。

ブログを更新しないのはネタが無いからでは・・・と思われたかもしれないですが、実はその逆。タイトルにも書いてますが、実は5月末頃に3泊4日で沖縄旅行へ行っていたりします。GWも普通に仕事をしており、その代休を取らなければなぁ・・・なんて思っていたところに、前の職場の同僚から「今がシーズンオフで安いよ?」と誘われたので、これ幸いと行ってみた次第。その顛末を簡単にですがご紹介したいと思います。

<1日目> 


まずは沖縄に向かうわけですが、私の住む仙台からは沖縄への飛行機は1日1便だけ。しかもチケットも安くないので、一旦東京に出て他の皆さんと合流し、羽田から沖縄に向かうことにしました。新幹線に乗り東京へ。途中時間があったので、秋葉原を散策してたりしました(先日のクレバリー倒産の雑記でも多少触れましたが)。

















羽田空港で仲間たちと合流し、一路沖縄・那覇空港へ。2時間以上に及ぶフライトは初めてでしたが、窓からは海が見えるだけでひたすら暇。仕方なく3DSでモンハンをやってたりしましたが。

















そして那覇空港に到着。到着ロビーに出た瞬間「蒸し暑い・・・」と思わず口に出る。仙台や東京がカラッとした天気だっただけに、そう思うのも無理はないわけで。流石常夏の沖縄というところでしょうか。これでも5月というのがにわかに信じられませんでした。

ここからはレンタカーに乗り、一旦那覇中心部の国際通りへ。ここで夕食を取ってから、リゾート地として名高い恩納にあるホテルに向かいます。沖縄の土地勘が全く無いのでよく分からなかったのですが、那覇市街から恩納まで高速を使っても1時間ぐらいと結構かかりました。沖縄本島も狭いようで結構広いんですねぇ。

















そして着いたのが、2泊することになるリゾートホテル。そこがまた凄かった・・・。今はシーズンオフなので格安だったとのことでしたが、GWや夏のハイシーズンともなると一泊3万円はするとかしないとか。上の写真は翌朝撮ったものですが、この通り眺めもバッチリで、海はもう目の前。部屋も広く快適で、「こんなところに泊まって良いのかな・・・?」なんて思いつつ、夜は更けていったのでした。

<2日目>


2日目は何とスキューバダイビングにトライ、もちろん初体験です。本当ならライセンスが必要なのですが、インストラクターの方が同伴する形での、言わば「お試しプラン」といったところ。ダイビングどころか、泳ぐことすら15年ぶりぐらいの自分としてみれば、少々不安だったりしましたが。人生何事も経験ですよ。

















ホテル近くの漁港から船に乗り、目指すは慶良間諸島。所要時間は1時間ほど。生憎小雨がぱらつくような天候で、風も多少ありそこそこ波も立っておりました。そんな中を船はかっ飛ばすものですからなかなかにスリリングです。幸いにも船酔いはしませんでしたが。

































そして着いたのが渡嘉敷島沖のスポット。水はご覧の通り透き通っており、泳ぐ魚たちが船の上からハッキリ見えるほどでした。ウェットスーツに着替え、酸素ボンベを背負っていざ水中へ。最初はおっかなびっくりで、インストラクターの方に手を引っ張ってもらって何とか「潜って」いただけでしたが、それなりに人間は慣れるもので。2回目は海底に捕まりつつ移動できるようになり、3回目には自力で泳いで回れるようになりました。「潜水艦と同じで、息を吸えば浮かぶし、吐けば沈む」という、実に当たり前なことを体で覚えることが出来、なかなか有意義でしたねぇ。
 
勿論、いろんな海の生物も間近に見ることが出来たのですが、私のデジカメでは水中の写真が撮ることが出来ないため、ご紹介できないのは実に残念。きれいな珊瑚礁やイソギンチャク、ぶっといナマコ、はたまた色鮮やかなウミウシとかをお見せしたかったのですが。また機会があれば、デジカメの水中用ケースを揃えて再トライしてみたいものです。

で、計3回のダイビングを終えてぐったりしていた我々に再び試練が。行きの時以上に海が荒れており、帰りの船は揺れに揺れる。それでも疲れていると寝られてしまうものなんですね・・・人間って。いやはやホント疲れましたよ。

さて、3日目/4日目はまた改めてご紹介することにします。こうご期待。

2012年5月30日水曜日

遂にクレバリーが逝ったか・・・

秋葉原のクレバリー、近日中に破産手続きの開始が決定される模様」(スラッシュドット)

近々そうなるとは思ってはいましたが、ついに来てしまいましたか。取り揃えているキーボードの種類以外に特色が無く、価格もそんなに安くないとなれば、激戦区だけに他の店に流れてしまうのは必至。費用を圧縮すべく、店舗を集約しても生き残れなかったのということですか。

個人的にはそれほど利用したことはなく、せいぜいオリジナルやバルクのSATAカードなどを買ったぐらい。価格表示が税抜き/税込み両方となっているため、「お、安い?」と思っても、よくよく見てみると税抜き価格でしょんぼりしたことが多かったような気がします。あと、バルクHDDの保証期間が6ヶ月と短かかったので、例え安くても避けておりました。

実は26日の土曜日に、集約された後のお店に立ち寄っていたりします。集約されただけあって品数が増えたように感じましたが、いつものように流して見ただけで終わってしまいました。やはり小規模の自作PCショップは、アークやFleet、オリオスペックのように何かしらの「ウリ」を持っていないとダメなのでしょうね。 数が出るCPUやメモリ、HDD等の主要PCパーツの利益なんて雀の涙と言いますし・・・。何はともあれ、山田くんに合掌。

2012年5月21日月曜日

光ネクストの「フレッツ・v6オプション」で画策中

先週、実家に「光ネクストファミリーハイスピードタイプ」が開通したことはご紹介しましたが、その後いろいろと画策しておりました。この光ネクスト、無料サービスでもある「フレッツ・v6オプション」を申し込んでしまえば、ISP網を経由することなく、フレッツ網内だけで各拠点の端末間がIPv6にて直接通信できてしまうのです。上手く活用すれば、実家とマンションとの間で専用線を引いたような使い方も出来るはず。以前もBフレッツと「フレッツ・ドットネット」を使って色々と試して失敗していましたが、今回こそは成功させたいものです。

まず手始めとして、実家とマンションそれぞれで 「フレッツ・v6オプション」を申し込みます。申し込んで1時間もすれば設定が有効になるので、ブロードバンドルータの設定で「IPv6パススルー」を有効にしてやれば、各端末に2048で始まるフレッツ網限定のIPv6アドレスが割り振られます。

これで各端末間が通信できるかどうか、pingコマンドを用いて確かめたいのですが、Windows7ではデフォルトでファイアーウォールが有効になっているためpingに応答を返しません。そこでこのサイトを参考にしてファイアーウォールの設定を変更し、pingへ応答を返すようにしてやります。その上でマンション端末から実家端末へ、IPv6にてpingを飛ばすと応答が返ってきました。遅延は3~4ms程度とかなり低く、さすが同一県内のフレッツ網内で通信しているだけのことはあります。

それではファイル転送を試してみる・・・と行きたいところですが、Windowsのファイル共有は、そのままではIPv6でやり取りできないようなので今回は断念し、お手軽に「リモートデスクトップ」を試すことに。マンション端末でリモートデスクトップを立ち上げ、実家端末のIPv6アドレスを指定してやると、何の問題もなく接続できてしまいました。レスポンスも全く問題ありません。こりゃ凄い。

 とまぁ、簡単にIPv6接続を試してはみましたが、どうやら使い物にはなりそうな感じ。ただ、ブロードバンドルータの仕様上、IPv6の通信はすべてスルーとなってしまうので、セキュリティ的には危険な気がします。フレッツ網という閉塞網でしか通信できませんし、しかも相手のIPv6アドレスを知る事なんてそう簡単には出来ないはずですけど、そのうち何らかの手段が出て来ないとは限りません。IPv6のフィルタリング機能を備えたブロードバンドルーターもあるようですが、いかんせん高価ですし、私のような素人では使いこなすのも難しい。うーむ。

そこで色々調べてみたのですが、「広域イーサネクスト」 というソフトを使えば、私のやりたいことが簡単に実現出来てしまうようです。このソフト、かの有名な「ソフトイーサ株式会社」が提供しており、期間限定ではありますが無料で使うことが出来ます。ただ、そのままではブロードバンドルーターを使ったインターネット接続と光ネクスト回線を共用出来ないようなので、接続構成や設定に頭をひねる必要があるようです。とりあえず、単純な構成で接続できるかどうか検証してみることにしますわ。

スカパー!HD録画用にHVL-AV2.0を導入してみる

一昨年の夏ぐらいから導入している「スカパー!HD」。キャプチャには何度も紹介しております「PV4」を利用しておりますが、実はバックアップとして同じ番組を「RD-X9」でも録画しておき、キャプチャに失敗した際などにはこちらからキャプチャするなんてことをやってました。ただこの「RD-X9」経由での録画は多々欠点があり、悩みの種でもありました。以下欠点を箇条書きしてみます。

1.RD-X9のD端子出力を、PV4でキャプチャすると画面の下が数ドット欠ける

同じD端子出力でも「TZ-WR320P」ではこのような事象は発生しないため、どうやらこれは「RD-X9」の仕様の模様。スカパー!HDの番組のみならず、地上デジタルやBSデジタルの番組でも同様に欠けてしまいます。

2.RD-X9での録画可能タイトル組数が最大792まで

スカパー!HDで30分番組を録画すると、必要な容量はおよそ1GB程度。「RD-X9」のHDD容量は2TBですから、ざっと2000番組は録画できる計算になるはずなのですが、このようにタイトル数の制限があるため、HDD容量の半分も利用できておりません。700を越えたあたりで古い番組を消す羽目になるのですが、操作レスポンスも非常に悪いため、かなりの手間となってしまいます。

3.RD-X9のユーザインターフェースが悪い

前述の操作レスポンスもそうなのですが、スカパー!HD録画するとタイトル中の「ー」が欠けてしまったり、録画ファイルの保存先はルートディレクトリのみ(録画後に移動は可能)というように、非常に使いづらくストレスが溜まります。


HDDレコーダーと言えば東芝製と断言できるぐらいのクォリティを誇っていたはずなのに、いつの間にやら時代遅れの代物になっていた模様。ともあれ、このままではストレスが溜まる一方なので、スカパー!HD録画用の機器を新たに導入することにいたしました。

新しくHDDレコーダーを買うという事も考えたのですが、設置場所がもう無いため、今回は手軽にNASを導入することに。アイ・オー・データ製とバッファロー製のどちらにするかで悩んだのですが、前者の方が価格が手ごろかつ評判が高い。しかも、5/11のファーム更新で「スカパー!ダビング」にも対応するようになったというタイミングの良さ。そんなわけで、容量が2TBと余裕がある「HVL-AV2.0」を購入する事に。価格を色々調べてみたら、スカパー!HD契約者限定の優待販売がそこそこ安かった(14980円+ポイント還元)ので、そちらでさっくり注文。翌日には手元に届きました。早。
































箱から取り出してみると、その作りは実にシンプル。背面にはLANポートとHDD増設用のUSBポート、そしてACアダプタの接続口ぐらいしかありません。とりあえず、LANケーブルを接続し初期設定を実施(と言っても殆どやることはありませんが)。PCから普通に認識されるのを確認しました。実に簡単です。前述のようにレコーダー周りには設置場所がないため、自室では無くルータなどのネットワーク機器を設置しているスペースに設置しました。ネットワークにさえ繋がっていればいいのですから、この辺は実に楽ですねぇ。

続いてスカパー!HDチューナー「TZ-WR320P」 側の設定。今まで「RD-X9」へ録画されるようになっていた予約設定をすべて消し、「HVL-AV2.0」で録画されるように変更しました。試しに直近の番組を録画予約してみましたが、特に問題もなく録画できてしまいました。素晴らしい。

 さらには「スカパー!ダビング」も試してみることに。「RD-X9」を操作し、「HVL-AV2.0」へスカパー!HDの録画タイトルをダビングしてみると、実放送時間に近い時間は要するものの、問題なくダビングすることに成功。「TZ-WR320P」からそのタイトルを再生しPV4でキャプチャしてみると、画面下の欠けは当然ありませんでした。これでリアルタイムでのキャプチャ失敗時でも、気兼ねなくバックアップから再キャプチャすることが出来そうです。

このように無事導入できた 「HVL-AV2.0」ですが、使っているうちにちょっとした欠点が判明。というのも、「.(ドット)」で始まるタイトルの番組ファイルについて、フォルダへの移動が受け付けられないのです。ちょうどAT-Xで「.hack//SIGN」の放送をしていたので録画してみたのですが、録画自体には成功するものの、前述のように移動が出来ません。リネームしても事象は同じで、ちょっと困っていたりします。 削除自体は出来るので致命的ではないのですが、やはりイレギュラーなタイトル名は鬼門なのかもしれません。

ところで、お役ご免となりそうだった「RD-X9」ですが、地上デジタル&BSデジタルのバックアップ用として活用することにいたしました。PT2での録画はそこそこ安定しているのですが、やはり失敗することはあるので、こうしてバックアップがあるのは安心感につながります。確実なキャプチャというのは実に大変ですし、コストや手間がかかるんですよね・・・。

2012年5月15日火曜日

Bフレハイパーから光ネクストへ乗り換えてみる

実家のインターネット環境ですが、8年ぐらい前に「Bフレッツ・ハイパーファミリータイプ」を導入し、以来ずっと使い続けておりました。ところが先日「にねん割」というのが始まったたため、これを導入するのと同時に、「光ネクストファミリーハイスピードタイプ」に乗り換えてしまおうかと考えました。別に「にねん割」自体はBフレハイパーのままでも導入できるんですが、マンションの方は既に光ネクストということもあり、光ネクスト同士のIPv6通信で色々と遊んでみたいと考えたのでありまして。

「にねん割」は3月ぐらいから開始しておりましたが、プロバイダとの契約変更(withフレッツコースから通常のコースに変更する必要がある)に手間取り、結局NTT東日本に電話したのが4月半ば。その後工事日の日程調整を行い、結局工事まで1ヶ月ぐらいかかってしまいました。まぁ別に急いでいるわけではないので良いのですけど。

事前に色々と下調べしてから電話して申し込んではいたのですが、自分の想定していたものとは違う事項が数点ありました。以下列挙。

・工事費は11340円(参考サイト)
 →ひかり電話の廃止・新設工事分で3675円プラス、計15015円。

・ ONUとひかり電話ルータは交換となり、ONU・ルータ一体型の機器になる
 →Bフレハイパーの際に後付けでひかり電話に加入しているため、一体型にはならない。
  また、ONUは今の物をそのまま流用する。

 とまぁ、色々と想定外なことにはなりましたが、大きな問題にはならないためそのまま工事を行うことに。先日、ようやく工事日を迎え、朝から業者さんが来て工事が始まりました。

工事内容としては、「外のドロップケーブルを、Bフレハイパーのスプリッタから、光ネクストのスプリッタに接続し直す」「ひかり電話ルータの交換」だけで済むはずだったので、1時間ぐらいで終わると見込んでおりました。だがしかし、工事担当氏曰く「既設のドロップケーブルが今の基準に満たない物であることが分かった。無理に使うことも出来るが、出来れば交換した方が良い」とのこと。 こちらとしては時間はかかっても安心して使えた方がいいので、担当氏の提案通りにドロップケーブルを交換してもらうことに。


















こうしてバケット車を使い、実家に入ってきているドロップケーブルを撤去し、近くのスプリッタが入っているクロージャーまで1時間以上かけてドロップケーブルを引き直してもらいました。実家は静かな住宅地にあるため、その前の道路はさほど往来が激しくなく良かったのですが、混雑している道路でのこういった作業は大変でしょうねぇ・・・。

その後、機器の設定作業を色々とやってもらったのですが、今度はひかり電話ルータに本来入っているはずの設定が入っていなかったとのトラブルが。それも何とか乗り越え、お昼過ぎになってようやく工事終了。工事担当氏からは「時間がかかってしまい申し訳ありませんでした」と謝られてしまいました。こちらからしてみれば、色々と想定外のトラブルにも当日中に対処してもらっており、逆にありがたかったぐらいですけれど。

工事担当氏も引き上げ、後はこちらの作業。まずは機器を確認します。












まずONUですが、当初聞いていた「そのまま流用」とは異なり、新しい物に交換となりました。ちらりと作業資料を見た限りでは、やはり8年前の設置と古く、試験基準に満たない可能性があるため交換となったようです。型番を見る限り同じ三菱製ではありますが、筐体の色は黒くなり、更にコンパクトになりました。また、光インドアケーブルをONUに直結という形から、光インドアケーブルが一旦「光コンセントSC」に接続され、フレキシブルなケーブルが伸びてONUに接続されるという形に変更されました。これにより、ONU設置場所の自由度が大きく向上しています。

ひかり電話ルータは「RT-400NE」、こちらも筐体色は黒となりました。WAN/LANインターフェースはギガビットに対応しており、購入するとなったらなかなか高そうな機器です。専用カードを挿せば無線LANも使えるようですが、既にバッファローの無線LANルータ()があるため、そのようにして使う機会は無さそう。

 さて、これら機器の接続構成を考えてみます。以前はONU下部にハブを接続し、ひかり電話ルータと「」を接続しておりました(通称ハブ分け)。こうすることで、ひかり電話ルータを「ひかり電話」専用に使いつつ、インターネット接続には「」を使うことが出来たわけです。今回もそうしようと思っていたのですが、「RT-400NE」のマニュアルを見ると「PPPoEブリッジ」機能が使えるとのことなので、以下のように接続してみました。

ONU-「RT-400NE」-(PPPoEブリッジ)-「」-ギガビットハブ-各端末

このような接続で、 「」からプロバイダへPPPoEセッションを張ると見事成功。こうして、ハブ分けをする必要がなくなり、ハブを一つ撤去することが出来ました。もちろん、ひかり電話も問題なく使えています。

ところで気になる通信速度ですが、下り速度は120Mbps程度は出ていました。ただ上りが6Mbps程度とかなり低く悩みましたが、調べたところWindows7でもMTU・RWINの最適化が必要と言うことが判明。「NetTune」にて最適化して再トライしたら上りも 80Mbps以上出るようになりました。やれやれ。

2012年5月9日水曜日

部屋の模様替えをしてみる

マンションに越してから早8ヶ月。もうすっかり慣れた・・・と言いたいところですが、実家に戻っていることも多いので、そうでも無かったりします。休みの日はだいたい実家にいるので、マンションにいる時間はおおよそ半々ぐらいと言ったところでしょうか。

それはさておき。マンションでは一人暮らしと言うことで、何の気兼ねもなく友人を呼べたりするのですが、人が座ったり出来るフリースペースに乏しく難儀しておりました。色々考えた結果、部屋の模様替えを断行することにしたわけで。

昨日、今日と週休だったので、休みには珍しくマンションの部屋に出向き、家具の配置を変更しておりました。配置を動かすこと自体は簡単なのですが、その後のケーブル配線に四苦八苦。特にアンテナ線やLANケーブルは、接続口からほぼ部屋の対角線上のまでと、相当長く取り回すことになってしまい、汗をかきつつ作業する羽目に。手持ちのケーブルで何とか足りたのは助かりましたが。

 今日の夕方になり、ようやく配線が完了。フリースペースもきっちり確保でき、友人を数人呼んでも問題無いレベルにまで改善されました。最初からこの配置にしておけば良かったなぁ・・・なんて思ったり。


そんでもって、移動のため一時的にバラしていたメタルラックを組み立て始めているのですが、スペースにかなり余裕が出来たため、メタルラックの追加設置を検討中。これが実現すれば、収納スペースがぐぐっと増える見込み。いやぁ、思わぬ副次的効果、嬉しい誤算ですよ。

2012年5月8日火曜日

GWも終わったそうですが

GWもあっという間に終わり、憂鬱な気分で仕事を再開している皆様、いかがお過ごしでしょうか。私自身は前述の通りGWなんてまったく関係なく、毎日のように仕事をしていたわけですが。それはそれで憂鬱になったのですが、GWが明けてからの問い合わせが山のように多く、もう疲れ切ってしまいました。自分自身でいじって使えなくしたあげく、状態をろくに確認もせずに「何とか対処しろ」「手配が遅すぎる」って言ってくるのはいったい何なんでしょうかねぇ・・・某証券会社様、あなたのことですがな。

愚痴はこのくらいにして。かねてより色々と奮闘しているアニメ録画・編集ですが、今月より環境を変更してみました。今まではスカパー!HDで「AT-X」「アニマックス」「キッズステーション」の3チャンネルを視聴してきたわけですが、「AT-X」以外はスカパー!e2に移行しました。その理由をつらつらと書いてみます。

・スカパー!HDのキャプチャが手間

 スカパー!HDのキャプチャはPV4経由で行うのですが、チューナーとキャプチャマシンそれぞれに予約設定をせねばならず、かなり手間がかかります。特に同時刻に複数チャンネルをキャプチャしたいとなると、裏番組を一旦HDDレコなどに録画しておき、それを再キャプチャしなくてはならず、かなり面倒だったのです。また、PV4でキャプチャするとファイルサイズが膨大となり、30分番組で20GB程度は食ってしまいます。1週間に一度はHDDを交換する必要があり、2TB×5台をローテーションして使うという浪費っぷり。

 対してスカパー!e2のキャプチャは、PT2を利用できるため簡単に済ますことが出来ます。また同時に2番組(地上デジタルを加えたら更に2番組)を録画できるため、放送時刻が被っても殆ど気にする必要がありません。ファイル容量も、30分番組で4GB程度とかなり少なめに抑えることが出来ます。


・ スカパー!e2でHD放送するようになった

「AT-X」以外の 「アニマックス」「キッズステーション」は、スカパー!e2でもHD放送をするようになったため、わざわざスカパー!HDを利用する理由も無くなりました(AT-Xだけが移行しようとしないのが謎なのですが・・・)。


とまぁ、こんな事情があり、移行に踏み切った次第でして。 スカパー!e2は16日間の無料体験が出来るため、4月半ばから動作チェックを行いつつ、PV4とPT2の両方で平行してキャプチャしておりました。安定稼働の目処が立ったので、5月頭からはスカパー!e2に完全移行・・・した矢先にキャプチャにことごとく失敗し、頭を抱える羽目になりましたが。原因はB-CASカードでのスクランブル解除に失敗していただけで、あとから手動で解除してやったら何とかなったので助かりましたが。

こうして移行も無事終了したのですが、悩み事が一つ。というのも、今まではPV4だけではなくHDDレコにも録画しておくことで、録画ミス時の影響を防ぐことが出来ましたが、PT2だけではそれが出来ません。そんなわけでバックアップ機の導入を考えていたのですが、ちょうどいいところに来月にはPT3も出る模様。夢がひろがりんぐですなぁ・・・。



2012年4月25日水曜日

世間様はGWらしいですが

仙台に転勤してきて残業が殆ど無くなり給料激減、それに追い打ちをかけるように「来年度から給料減るかも(てへぇ」ってな話まで聞こえてきて、しょんぼりしょぼーんな今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。そんなこんなで薄給にも磨きがかかりそうな気配ですが、実際のところ生活苦に陥っているわけでもなく、なんとかやれていたりします。東京・横浜時代でのストレスっぷりを考えたら、今の仙台暮らしの方がいいのかもしれませんなぁ。

まぁ前置きはこのくらいにして。お題目の通り、世間様はGW直前らしいですが、輪番勤務の自分には全く関係ない話だったりします。GWと言われる4/26~5/6の間、休みとなっているのは5/2と5/3の週休のみ。後は普段通りお仕事でございます。GWということで他の会社様はことごとくお休みでしょうから、問い合わせの電話も少ないでしょうし、かなり暇を持て余すことになりそう。ま、これも仕事なので仕方ないのですが。

それで困っているのがGW分の代休。祝日分の計4日はどこかで取らねばならず、どこで取った物か思案中。というのも、職場の特性上まとめて取るというのが難しいため、適度に分散させなければなりません。かといって取らずにいると「とっとと休みを取れ!」と怒られてしまうわけでして。年休は年休で余っていますし、このまま行けば夏休みも控えている。多少強引にでも休みを消化してしまった方が良さそうですが・・・うーむ。

2012年4月22日日曜日

激安マザー FOXCONN A75Mを導入してみる

1/8の雑記でPV4キャプチャマシンの更改についてご紹介しましたが、その後少々困ったことが。このマザー(ASUSF1A75-M LE」)、HDMI出力が無いためDVI出力を変換ケーブルでHDMIに変換し、液晶TVに接続して使っておりましたが、こうすると音声がHDMI経由で出力されないのです。

BIOSメニューにはそれらしき設定項目があったりするのですが、そもそもDVI出力自体に音声信号が乗っていない模様。変換ケーブルを交換してみたり、玄人志向の変換アダプタ「DVI-HDMI4」を試してみたのですが、やっぱり駄目でした。用途がキャプチャマシンなので、滅多に音を出力することはないのですが、それでもないとやっぱり困る。そんなわけで、導入早々ではありますがマザーを交換してしまうことにしました。

 最近は残業も減り、お財布もかなり寂しい。出来る限りコストを抑えるべく出物を探してみたところ、FOXCONNの「A75M」が2980円という激安価格で投げ売られていたのを発見。以前から目をつけていたマザーと言うこともあり、物は試しと購入してみることにしました。「お取り寄せ品」とはなってはいましたが、ほんの数日で届きました。早い。

















日頃常用しているキャプチャマシンなのでなかなか更改の時間がとれず、録画の合間を見計らってようやく作業開始。 「A75M」の箱を開けてみると、SATAケーブルやバックパネル、各国語対応の簡素なマニュアルなどが入っているだけで実にシンプル。マザー自体も固体コンデンサ以外も目立つなど、予想通りかなり安っぽい印象。まぁ、2980円で買ったのですから何も文句は言えませんけどw 

後はまぁ手慣れた作業。「F1A75-M LE」と入れ替える形でケースに搭載し、Windowsは再インストールせずにそのまま起動(同じA75チップセットなのですから当たり前ですが)。流石にWindowsの再認証はありましたが、あとはドライバなどを入れ直すだけで済みました。当然HDMI経由で音声は出力されますし、PV4によるキャプチャについても全く問題なし。ネット上で見かけた「不安定」という事象も見受けられず安定そのもの。なかなか良い買い物をしたようです。

今回の私のケースではマザー以外のパーツはすべて流用でしたが、仮にイチからパーツ一式を新調するような場合、マザー・CPU・メモリと言った主要3点セットが1万を切るような値段で揃えられてしまうのですから凄いものです。上手くやれば、2万を切るような価格でそこそこのPCが組めてしまうかもしれません。ここまで安くなると、古い物を使い続けるのがアホらしくなってきてしまいそう。いやはや何とも。

2012年4月15日日曜日

快適にアニメ編集するために投資しまくってみる

自分では殆ど見ないのに、アニメをキャプチャしてCMカットしてからエンコードする生活を続けて早数年。今ではキャプチャPC×2とエンコードPCで日夜作業を実施しており、我ながらリソース投入しすぎじゃね?と思う日々だったりします。

 もうすっかりこの生活に慣れきっており、あんまり不満はないのですが、CMカット時にやや動作がもたつくのにややストレスを感じ気味。テンポラリに使っているHDDのアクセス速度が遅いのではないかと考え、その改善を試みることにしました。



 改善のために「Intel Smart Response Technology」、通称SRTを活用することに。ご存じのように、SRTはZ68マザーじゃないと使えないので、H67マザーから置き換えることにしました。今回導入したのは、「ASUS MAXIMUS IV GENE-Z」。Z77マザー発売直前だったためか、中古で11480円と安く買えました。

 実はこのマザー、すでにメインPC用としても導入済みだったりするので、これで手持ちは2枚目。本来はゲーミングPC向きのマザーなのですが、オンボードNICがIntel製だったりと高品質のため、かなり使い勝手の良いマザーです。Intel製NICは安くても3000円程度はするので、それを別に買うことを考えればかなりお手頃かと。



 SRTとして、HDDは「Seagate ST2000DL003」を、SSDは「Crucial RealSSD C300 64GB」を用意。いずれも一世代前の製品ですが、性能的には決して劣っているわけでもないため、十分に性能を発揮してくれる・・・はずです。

 SRTの構築の仕方はとても簡単で、「インテル ラピッド・ストレー・テクノロジ」を起動し、そこから「高速」というボタンをクリックし、あとは順を追って設定していくだけ。解除も同じように簡単にできますので、余っているSSDがあればすぐにでも試せます。設定時にはキャッシュ容量や動作モードを選べますが、今回は「キャッシュ容量=64GB(全容量)」「動作モード=高速」を選択しました。

 



 んでもってこれがベンチ結果。上がHDD単体、下がSRT状態。格段にRead性能は上がるのですが、Write速度はほぼ半減。それでもRead速度は大したもので、一昔前のSSDと大差ありません。

 試しにこの状態でアニメ編集をやってみたのですが、残念ながら体感速度は大差無し。というのも、録画ファイルは一時的に保存するだけであり、エンコードが終わればすぐに廃棄してしまいます。つまり、SSDにキャッシュされたとしてもすぐに廃棄してしまうため、SRTの意味が殆ど無いのです。むしろ、書き込み速度が落ちてしまっているため、最初のファイル転送時にストレスが溜まるようになりました。本末転倒過ぎる・・・。

 これでは何だか負けてしまった気がするので、何とか現状を打破することに。「SRTが駄目なら、根本的に読み込み速度を上げてしまえばいいんじゃね?」と考えたのが運の尽き。



 というわけで大枚はたいてSSD(A-DATA AS510S3-120GM-C)を2台購入。これでRAID0を組めば漠速になるはず。実のところ、エルミタでレビューがあったのでそれをそのまま真似しただけなのですが。

 早速RAID0を組み検証開始。ただそのままやったのでは面白くないので、Z68とは別にSATA3カード(AREA SD-PESA3-2IR)も用意して、それぞれでRAID0を組んで速度を計測してみました。それと、「AS510S3-120GM-C」は圧縮可能なデータならば速度が向上するという特性もあるので、と「0Fill」「ランダムデータ」のそれぞれで計測しています。いやぁ、我ながら良くやるわ。





 まずは「AREA SD-PESA3-2IR」に接続してRAID0を組んだ場合で、上が「0Fill」、下が「ランダムデータ」の結果です。データによる違いはありますがそれほどは大きくはありません。しかし、そもそもの速度自体がRAID0としてはあまり出ていないようです。PCI-Eの帯域不足も疑ったのですが、他のスロットには何もカードを挿しておらず、原因はハッキリとはしませんでした。





 続いては、Z68のSATA2.5ポートに接続しRAID0を組んでみた場合で、上が「0Fill」、下が「ランダムデータ」の結果です。SATA2.5ポートとは言え、先ほどの「AREA SD-PESA3-2IR」に接続した場合よりも速度は出ています。しかしSSDのRAID0と言えるほどの速度は出ておりません。





 最後に、Z68のSATA3ポートに接続しRAID0を組んでみた場合で、上が「0Fill」、下が「ランダムデータ」の結果です。ここでようやく、RAID0らしい結果が出てきました。0Fill時のRead速度は1Gに迫っており、ほぼ公称スペック値と言える速度が出ています。注目すべきはランダムデータ時の値で、SATA2.5ポート接続時とあまり差はありません。実使用時にはすでに圧縮されたデータを取り扱うことが多いことから、体感的にはSATA3ポートもSATA2.5ポートも大差は無いかもしれません。

 こうして色々試行錯誤し、ようやく快適にアニメ編集が出来るようになった・・・はずなのですが。実際のところ、SSDのRAID0にしたところで、体感速度はそれほど向上しませんでした。どうやら、ネックになっているのはディスクへのアクセス速度ではなく、録画ファイルを(一時的に)デコードする際の処理能力のようなのです。CPUやメモリを強化すれば改善するかもしれませんが、ソフトウェア上の限界のようにも見えるので期待薄。編集ソフトである「TMPGEnc Video Mastering Works 5」がバージョンアップし、処理能力が向上するのを待つしか無さそうです。ああ、あれだけ投資して苦労したのになぁ・・・orz