2014年6月20日金曜日

タブレット購入!したものの・・・

先日、東京出張した帰りのお話し。いつものように秋葉原をぶらついていたのですが、どうにも散財意欲が湧いてこない。特に浪費する必要も無いのですが、忙しかったのもあって散財してストレス発散したいという状態。そんなとき、「価格情報・週末が狙い目」を眺めていると、タブレットの出物が見つかりました。出張時に毎回ノートパソコンを持ち歩くのは嵩張るので、これを機にタブレットへ移行するというのもなかなかの妙案。そんなわけでお店に行くとまだ在庫があったので、とっとと購入してしまったのでありました。

 今回購入したのが、DELLのタブレット「Venue11 Pro」。 「週末が狙い目」の紹介ページにもあるように、ハイスペックながらOS・office無しという状態のため、約5万円という破格。画面も11インチと大きく、ノートPCと余り変わらない使い勝手が期待できます。


帰宅して早速、手持ちのWindows8.1 Proをインストールします。USB端子にハブを取り付け、光学ドライブ・マウス・キーボードを取り付けてセットアップ開始。このあたりは通常のパソコンと何ら変わることはありません。必要なドライバ・ユーティリティはDELLのWebサイトからダウンロードしてインストール。半日ぐらいかけて、ようやく使用できる環境を整えました。

「さぁこれでタブレットライフの始まりだ!」と期待に胸を膨らまして、色々いじってみることに。すると、突如Windowsが落ちてリブートがかかります。「ん、バッテリーの接触でも悪いのかな?」と思ったのですが、確認してもそんなことは全く無い。その後も、使用中に突如落ちる、またWindows起動中に突如落ちると言った事象が頻発し、どうにも使えない状態に陥ってしまいました。

この事象、どうやらWindows特有の「KP41病」という事象のようで、治療困難な難病として結構有名なようです(今まで自分は経験したことがありませんでしたが)。Windowsのログを見ると、確かに「Kernel-Power41エラー」が出ていました。また、光学ドライブから起動するLinuxベースのユーティリティを使用している状態では、こういった電源断事象は一切発生しなかったことから、この「Venue11 Pro」とWindowsとの相性が起因している可能性が高そうです。BIOSも最新のに更新してみましたが、全く効果はありませんでした。

この 「Venue11 Pro」ですが、調べてみると同様の事象に悩まされている人が多数発生しているようで、DELLへの恨み節が至るところで見受けられました。やはり改善する手立てはハッキリ見つかっておらず、代替品へ交換してみるぐらいしか無い模様。自分は中古品で購入しているのでDELLからのそういったサポートは受けられません。悩んだ結果、購入店に初期不良対応を申し出ることにしました。

不幸中の幸いか、購入した翌週にまたもや東京方面への出張が。荷物になること覚悟で持って行き、購入店に初期不良対応を依頼。すると同一事象での問い合わせが既にあったようで、尚且つ代替品も無いから、返品/返金対応と相成りました。

お店の人に「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げられましたが、 こちらにとっては色々と試行錯誤するのが楽しかったところもあるので、逆に申し訳ないぐらい。そりゃ、せっかく破格で購入した物が使い物にならなかったのは残念でしたけどねぇ。失ったのは自分の労力ぐらいで、金銭的には殆ど損していないのですから良しとしましょう。

さて、こうして人生初タブレットは空振り?に終わってしまいました。次回はじっくりと腰を据えて、悩んでから購入に踏み切りたいと思います。やっぱり衝動買いはあんまり良くありませんね、ちょっと反省。