2013年12月30日月曜日

Windows8の記憶域機能を実家サーバーに導入してみる(その1)

2013年もあと2日を残すのみですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は先日チラッと書いたとおり、風邪をこじらせてしまい引きこもり状態だったりします。世間様はコミケやら何やらでで忙しいようですが、会場で買い回る気力が無いことと、この通りの体調ということもあり今回はパス。実家でひたすらのんびりし、猫と戯れる日々を過ごしております。このまま寝正月に突入してしまうんでしょうねぇ・・・。

それはさておき、タイトルのお話しですが。長年運用している実家サーバーですが、昨今のファイル増大に対応し、ひたすらHDDを増設&大容量モデルに置き換えを行い続けてきました。ただHDDが増えれば増えるほど、管理の手間やら分割損やらがどうしても発生してしまいます。単一ドライブで全てを管理できれば良いのですが、HDDの最大容量は4TB。この10TB以上の大量のファイルを考えると、どう足掻いても無理なお話です。

このような課題を解決すべく、相当前にHDD×8でRAID5のアレイを構築したこともあるんですが、メンテナンス時にケーブルが抜けてアレイを吹っ飛ばしてしまい、速攻で諦めた記憶があります。それ以来RAIDはトラウマだったのですが、Windows8には「記憶域」という面白い機能があることを知り、これを機に導入してみることにしました。

この記憶域機能、複数のHDDの容量をまとめて、仮想的に単一のボリュームとして扱うことが出来る機能だそうで。RAID0やRAID1、RAID5に相当するような回復性を持たせることが出来たり、故障したHDDの交換や、新しいHDDの追加も任意で出来るなど、運用も柔軟に行える模様。また以前やったようにケーブルを抜いたぐらいでは全損しない(接続し直せばOK)ですし、別PCに接続し直せばそのまま使えてしまうなど、多少ラフに扱っても大丈夫なのはありがたい限り。

















とまぁうんちくははこの程度にして、早速試しに導入してみます。今回、新たに記憶域用として、Seagate「ST3000DM001」 を合計6台(新規購入4台、手持ち2台)用意しました。このHDD、型番が示す通り3TBのモデルで、1TBプラッタと言うことも有り転送速度も高速なモデルです。















実家サーバーに接続し、きちんとデバイスマネージャー上に表示されていることを確認します。



















では、早速記憶域を作成してみます。記憶域の作成には、コントロールパネルから「記憶域」を選択します。














記憶域を作るためには、まず複数の物理ドライブを束ねて「プール」を作成してやる必要があります。「新しいプールと記憶域の作成」を選択します。















ここで、記憶域プールとして束ねる物理ドライブを選択します。ここで注意しなければならないのは、選択できるドライブは「未フォーマット」な物に限られま す。以前使用していて領域として認識されているドライブは、事前に領域を削除してやる必要があります。


記憶域に必要な設定を行います。まず回復性ですが、RAID0に相当する「シンプル」、RAID1に相当する「双方向ミラー」、RAID5に相当する「パリティ」、3重にデータを保護する「3方向ミラー」があります。今回は回復性と経済性のバランスの良い「パリティ」を選択しました。

またサイズですが、この値はあくまで仮想的な値なので、記憶域プールの容量以上の値(最大63TB)を割り当てることが出来ます。ただ、実際の保存容量が不足した場合には、新たなHDDの追加が必要となりますので注意です(当たり前ですが)。


さてここで問題が。今回、3TBのHDD×6台を用意し、それをパリティとして運用するならば、記憶域として使える容量は以下のようになるはずでした。

 2.72TB(1台当たりの認識されている容量) × [6-1(パリティ分)] =  13.6TB

しかし、実際に使える容量は10.9TBしかなく、これはHDD4台分の容量しかありません。どうやら、パリティ分としてHDD2台分の容量が差し引かれてしまっているようです。RAID5ならば、パリティとして必要なのはHDD1台分だったので、ちょっと当てが外れてしまいました。

こうして、ちょっとしょんぼりしてしまう結果に終わりそうだったのですが、色々調べてみると解決策がある模様。只ちょっとハードルが高そうなので、詳細はまた後日改めてご紹介したいと思います。 やっぱり中々楽にはいかせて貰えませんねぇ。


2013年12月27日金曜日

風邪を引いてしまい、そのまま1年が終わる

・・・まぁタイトルそのまんまなんですが。26日に風邪を引きまして、会社を休んで伏せっておりました。本日27日も体調が優れず、やっぱり会社を休むことに。結果、このまま年末年始休暇へ突入する羽目になったわけで。色々仕事は残っていたのですが、こうなってしまってはしょうがないですな。やれやれ。

でもまぁ、熱が39度手前まで出ていたので、インフルエンザかとも考え病院で検査したんですが、結果は見事にシロ。もしインフルエンザだったら年末年始休暇が丸つぶれになった可能性もあったわけで、そう考えるとまだ風邪で済んだだけでマシだったのかも知れません。おまけに、使い切れない有給休暇も消費できたわけですし。

こうして、2013年も無駄に過ぎさってしまうわけでした。きっと2014年もこんな感じなんでしょうね。南無。

2013年12月7日土曜日

何となくここんところの近況(PC関係)

初冬の週末、皆様いかがお過ごしでしょうか。かく言う自分ですが、昨日は有給休暇を取っており、2週連続で3連休となっております。まぁ、いつも通り有給休暇は有り余っており、こうやって今から無駄遣いしないと後々苦労してしまうのですが。

さて、この雑記も更新頻度がすっかり落ちており、私自身のやる気の無さが見事に反映されております。「これ!」というネタが無いのが第一の要因なんですが、小ネタも束になれば少しは見栄えがするでしょうから、だらだらと近況を列挙してみたいと思います。

<実家サーバーのWindows8.1Pro化>

先日、実家サーバーのOSを、WHS2011からWindows8.1Proに置き換えてみました。置き換えの最大の理由は「アンチウィルスソフト」。WHS2011は曲がりなりにもサーバーOSのため、使用できるアンチウィルスソフトは限られており(NOD32など)、それなりに高コスト。また、「TrueImage」などのバックアップ用ソフトも使えなかったりと制限がきつい。そこでOSをクライアント向けの物に置き換えてしまい、ランニングコストを抑えようと思った次第でして。

クライアントOSに置き換えた場合、ユーザー接続数が問題となったりしますが、WHS2011の同時接続数は10台まで。対してwindows8.1は20台までと、むしろ増えてしまったりします。まぁ、私一人しか使わないので、あんまり気にしなくても良いんですが。

それで置き換えにあたり、問題となるのソフトウェアの対応。今までWHS2011環境で使用していた各ソフトの動作を確認してみたところ、以下のようになりました。

  • MoreFTPd」(FTPサーバソフト)    →そのまま使用して問題なし
  • DiCE」(DDNSクライアントツール)   →そのまま使用して問題なし
 とまぁ、こんな感じでソフトウェア上の問題もクリア。めでたく本格運用を開始した次第。


WHS2011との比較ですが、クライアントとしてネットワーク越しに使用する限りでは、使用感などに特に差異はありません。ただあくまでファイルサーバーとしてしか使っていないので、今後メディアサーバー等としても使えるように設定した場合、どうなるかは分かりませんけど。外部公開のFTPサーバーとしては、「転送速度が早くなったようだ」との評価は頂いています。

 今後ですが、Windows8.1 Proの機能である「記憶域ボリューム」の利用を考えています。大容量HDDを5台程度準備し、10TB以上の大容量ボリュームを作成。現在は各ドライブに分散しているファイルを一つのドライブに集約しつつ、冗長性も確保する予定です。このあたりは、新しいHDDを調達してからになるので、ちょっと先の話になりそうですが。


<マンションサーバーの置き換え>

またもやサーバーネタ。 マンションサーバーはこれまで「ML110G6」を使用してきたのですが、HDDを搭載するシャドウベイが4つしか無く、すでに4TBモデルを4台搭載していることから、これ以上の拡張が困難となってしまいました。また、ファンの音がそれなりに大きく、ファン交換などしても限界があることから、これを機に置き換えてしまうことにしました。

今回、実家でサブマシンと使っていた物などからパーツは流用。ただ、ケースだけは拡張性/静音性を考慮し、評判が高いFractal Designの「Define R4」を新規購入しています。最近はMini-ITXやMicro-ATX対応のケースばかり購入していたので、フルATX対応のケースを購入するのはホント久しぶりです。

現在組み立て作業中ですが、最新ケースの使い勝手(裏面配線など)に少々驚いていたりします。このあたりの詳細は、今後画像を交えながらじっくりとご紹介したいと思いますのでお楽しみに。

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・・・「小ネタ」と言いつつ、それなりのネタボリュームになってしまった気がします。こういった更新を小まめにやれれば良いんですが、やっぱりやる気が伴わない。我ながらダメダメですわ、やっぱり。

2013年11月24日日曜日

今から仕事(徹夜)ですが何か?

ただいま、都内の某ホテルに潜伏中。と言うのも、これから泊まり込みでの徹夜作業のため、事前に休憩しているためだったりします。何度かこの雑記でも書いていますが、今年の夏頃からこんな仕事が舞い込むようになり、月に2,3度はこうして上京する羽目に。徹夜作業のためそれなりに手当は出ますし、秋葉原を散策できるというおまけはありますが、それなりに大変なんですわ、これが。

 この徹夜作業、今年は今回と、12月の1回だけの予定。しかし来年の1月はともかく、2月は毎週のようにこうして上京することになりそうです。年度内にある程度を片付けるため、依頼元が色々と無理を言ってくる模様。対するこちらは少ない人数で回しているので大変ですわ。こういった苦行は、どうしても一番若くて独身な自分に最優先で回ってきてしまうんですよえね・・・若いと言ってももう34歳なんですがorz ともあれこの徹夜作業、全てが片付くには最低でも来年度の上半期まではかかってしまう見込みなので、まだまだこんな生活が続いてしまう模様。

それに加えて年末年始。本来自分は平日のみの勤務なのですが、休日に勤務する輪番の方々にも休みを割り振る関係上、交代で何度か出社することになる見込み。当然、最若手の独身者として有無を言わさず勤務日は決められてしまうことでしょう。いつもいつもこうして貧乏くじを引いている自分ですが、「引かなくて済む」ようになることは永遠に無いのかも知れません。まぁ、自分の人生なんてこんな物ですよね・・・良いことなんて何一つありゃしない。






2013年11月14日木曜日

そこそこ忙しい日々

半月ぶりのご無沙汰です。ここんところ、呑み会が立て続けに入ったり、徹夜出張が毎週のようのあったりと、中々忙しくてぐったりしてます。出張するための下準備もそれなりに大変なので、毎日それに追われているような感じです。今日もこれから徹夜出張、新幹線に乗って東京に行き、ホテルで仮眠を取ってから仕事に臨む予定です。

そんな忙しさなんて知らずに、いろんなオーダーが舞い込むのはホント勘弁して欲しい。先日も、親戚から「HDDを間違えてフォーマットしたから何とかしてくれ」なんてメールが届いてぐったりぐんにょり。「もう自分で何とかしてくれよ・・・」と言いたくなりますわ。毎度毎度出張して対応させられて、しかもすべて無料でお礼すら無し。そろそろハッキリ「もうやりたくない」と言うべきですかねぇ・・・。

2013年10月30日水曜日

Windows8.1を試しに導入してみる

今までWindows7環境にどっぷり浸かっておりましたが、「流石にそろそろWindows8を使えるようにならないと、まずいよなぁ・・・」と考えるようになりました。というのも、先日知人が購入したPCのメンテナンスを請け負った際、Windows8の操作がままならず、中々大変だったというのもあります。時代の流れに逆らい続けるっとのも中々難しいものですな。

で、先日の雑記でも書きましたが、Windows8.1が発売されそれなりに評判の模様。そこで、手持ちの余剰PCにwindows8.1をテスト導入してみることにしました。その余剰PCってのが以下の通り。いまいち微妙なスペックではありますが、まぁテスト用なので構わないでしょう。

 CPU:AMD A4-3300
 マザー:Asrock A75M-ITX
 メモリ:DDR3-1600 2GB×2(計4GB)
 SSD:ADATA S510 120GB
 ケース:InWin WAVY

そして肝心要のWindows8.1ですが、先日購入したの「Windows8.1Pro 発売記念パック(窓辺ファミリーバージョン)」・・・では無くて、今年初めに3300円で購入しておいた「Windows 8 Pro アップグレード版(ダウンロード)」を使ってみることにしました。普通なら、XPなり7がインストールしてある環境からのアップグレードでしか使えませんが、調べてみるとクリーンインストールできてしまうようです。

いろいろと試してみたところ、以下のサイトで紹介されている手順で問題なくWindows8.1をクリーンインストールできました。「Windows 8 Pro アップグレード版(ダウンロード)」のプロダクトキーでアクティベーションも問題無く通りましたし。

Windows 8ユーザー向け、Windows 8.1クリーンインストールガイド」(ソフトアンテナログ)

 話を少々戻して、インストールの次第を。上記サイトに従い準備したインストールDVDからUEFIブートして、画面に従いクリックしていくだけ。特に戸惑うこと無くインストールは完了しました。デバイスマネージャから見てみても、全てのデバイスがきちんと認識されていたので一安心。今後どうなるかは分かりませんが、現時点では別途ドライバを用意する必要は殆どなさそうです。UEFIの効果か、起動も中々早いのはありがたいですわ。

そしていろいろいじってみても、どうしても違和感を感じるのが「スタート画面」。 様々な機能がタイル表示されますが、タッチ操作を前提としたUIはあんまり嬉しく無いわけで。そこで、Windows8.1の新機能「ナビゲーションタブ」を活用します。タスクバーを右クリックしてプロパティを選択し、「ナビゲーションタブ」をクリック。そこの、

サインイン時または画面上のすべてのアプリを終了したときに、スタート画面ではなくデスクトップに移動する
スタート画面にデスクトップの背景を表示する
スタート画面への移動時にアプリビューを自動的に表示する

にチェックを入れてやれば、そこそこWindows7ライクに使うことが出来ます。なお「Classic Shell」を入れてやればスタートメニューを復活させることも出来ますが、アプリビューに慣れるためにもあえて入れないことにしました。


 とまぁ、こんな感じでWindows7のように使えるようになりました。とりあえず、動画再生用のPCとして活用してみることに。それほどスペックの高くないPCではありますが、ストレス無く使うことが出来ています。Windows7と比べて「軽い」というのはあながちウソでは無いようです。近いうちに、ネットワーク周りについても色々検証してみたいところですなぁ。


2013年10月19日土曜日

久しぶりに大散財をしてみる

最近は毎週or隔週ペースで東京へ徹夜出張に行っており、何かとお疲れ状態。徹夜明けの後はお昼までホテルで仮眠を取っているんですが、中々本調子まで戻ってくれません。その徹夜作業自体もそれなりに忙しく、終始気を抜けないってのも疲労の原因だとは思うのですが。

 んでもって、先日17~18日もその徹夜出張だったのですが、その仮眠明けにいつものように秋葉原をうろついてきました。毎回のパターンとして、大して物も買わずに帰ってきていたのですが・・・今回は違いまして。



 色々と事情が重なったということもありますが、総額なんと4万オーバーのお買い物。しかも時代のビッグウェーブに乗ってしまい、発売されたばかりの「Windows8.1 Pro」の発売記念パック(レア品の窓辺ファミリーバージョン」まで購入してしまいました。我ながらちょっと暴走気味。

 では、散財物品の確認と参りましょう。まずは前述の「Windows8.1Pro 発売記念パック(窓辺ファミリーバージョン)」から。実のところ、Windows8 Proのライセンスですら3つ以上余らせて使っておらず、これ以上増やす必要は無かったりします。では何でお買い上げ?となるのですが、答えは写真に写っているMini-ITX用のケース「IT-101」にあったりします。

 この「IT-101」ですが、単品で購入すると7480円と結構お高い。だがしかし、ツクモでWindows DSP版と同時購入すると2000円となってしまうのです。「じゃあ、せっかくだから今日発売のWindows8.1 Proでも買ってしまうか」となってしまった次第。しかもたまたま、発売記念パックの窓辺ファミリーバージョンの在庫が残っており、価格も同じだったことからそちらをチョイスしたわけで。

  なんだかんだで結構高い買い物になったかな・・・と思ったのですが、パーツ同時購入時に2000円引きされるという特典も重なり、OS+ケースで約16000円というからお買い得でした(実質「IT-101」が無料で手に入ったことに)。チラッとヤフオクを調べてみたら、発売記念パック(窓辺ファミリーバージョン)は単品で5000円以上、Windows 8.1 Proとセットで2万円以上という価格で取引されているようですね・・・どうせ開封もせずに放置するだけなので、少し悪いような気もしますが。

 続いて画像左上のビデオカード。ASUSの「HD7790-DC2OC-1GD5」で、価格は9980円。実はマンションサーバー用に、DisplayPortを備えつつ、シムシティがサクサク動くビデオカードを探しておりました。HD7790がパフォーマンスと消費電力のバランス的に良さそうだったので、搭載カードの出物を探していた折、BUY MORE秋葉原本店の新装開店セールでこれが出ていたので速攻確保。定評のあるASUS製で、市場価格は17000円程度ですからかなりお買い得でした。AMDの新グラフィックチップが登場したばかりですから、処分の意味もあったのかも知れませんが。

 そして画像左下のSATAカードは「PCIX2-4PSATA3」、貴重な4ポート搭載の製品です。以前紹介した、玄人志向の「SATA3RI4-PCIE」と実質同じ製品(OEM元が同じ模様)で、市場価格は6000円程度。これもBUY MORE秋葉原本店の新装開店セールで3980円と叩き売られており、必要も無いのにフラフラと購入。中々安く出回るような製品では無いので、ラッキーとしか言いようがありません。

 この画像に写っている物の他に、エロゲやら親父殿用のノートPC(中古)も購入したので、出費は軽く4万円を超えてしまいました。まぁここのところ散財していませんでしたし、出張の手当も相当入ってきていますので、このくらい大したことでも無いのですが。ま、たまにはこうしてストレス発散することも必要ですよね、やっぱり。

2013年10月9日水曜日

不本意ながらLINEに手を出してみる

日々のほほんと生きていたら、前回更新から早半月。あっという間に世間は秋になっておりました。毎日毎日が全速力で過ぎ去るように終わっていきます。感慨に浸る余裕もありゃしない。

とまぁ、最近は2週に一度の徹夜作業とその下準備に追われながら、 モンハン4をひたすらやってたりします。そのモンハン4,自分なりに一生懸命修練しているつもりなのですが、いかんせんへたっぴ。全然ハンターランクが上がりません。困った。

そんなおり、会社の先輩からインターネットプレイのお誘いが。以前はskypeを使いながらやりとりしていたんですが、今はLINEを使っているそうな。「とりあえずはLINE入れといてね」と言われてしまい、渋々LINEを導入することに。そりゃ世間様はLINE一色で、導入していない人は変人扱いされるようですけど、私自身としてはそんなに困っていなかったんですよねぇ・・・まぁ友達いないし、そもそも付き合いも悪いし。

ともあれ、LINEを導入してみようとしたところ、いきなり初っ端からつまづきました。というのも、パソコンオンリーで使おうとしたのですが、「モバイル端末での登録が必須」という仕様。パソコン利用が基本で、モバイル端末はあくまでサブ扱いとなっている自分としては、この考え方はしっくりこない。そりゃ学生さん達は、逆にモバイル端末しか持っていないことが多いのでしょうけど・・・。とりあえず、手持ちのスマホを引っ張り出し、それにLINEをインストール。記憶容量が不足していると警告が出ましたが気にしない気にしない。

LINEの登録については、facebookアカウントをそのまま使えるので問題なく完了。次につまづいたのが「友だち登録」。そもそも、「電話としても使ってるスマホのアドレス帳から友だち登録する」ような仕様になっているため、「スマホを電話として使っておらず、アドレス帳が空っぽ」の自分にとってはどうにも対処が出来ないのです。目の前にその相手がいれば、QRコードやらフルフルで対処できるようなのですが・・・。アドレス帳を新たに作るのも相当面倒ですし。

残る手段の「ID検索」に至っては、先日行われた18歳未満使用不可という施策に引っかかりました。MVNOのSIMを使っているために年齢認証が上手くいかず、ID検索が有効化されないという始末。あっちもダメ、こっちもダメ、もうどうしたらいいのやら・・・。まぁ、今回の場合は、相手がこちらの電話番号をアドレス帳登録してくれていたため、なんとかなったのですが・・・。

今回のLINE、そして登録しておいて放置しているfacebookもそうなのですが、「作り方の基本姿勢」というのがどうにも自分には馴染めず、使い心地が極めて良くないです。使い方が直感的じゃないというか、下手に近道しようとして遠回りさせられてるような感じ。そもそも、「相手にレスポンスを強要するような」この手のツールは、正直勘弁願いたいのですわ。誰かに束縛されたくないですし、逆に誰かを束縛したくはないですからねぇ。






2013年9月25日水曜日

貯めに貯めたポイントを浪費してみる

上半期末の締めということで、有休消化をする羽目になり、今日から4.5連休を取らざるを得ない状況に。一応、九州/中国方面への旅行を予定していたのですが、諸事情で流れてしまったため、暇を持て余すことになりそうです。台風接近で天気も悪くなりそうですし、実家でモンハンをやりながら猫×2と遊ぶことになるんでしょうねぇ・・・。溜まってる仕事も片付きませんしぐったりぐんにょり。

それはそうと。毎月数千円ぐらいはマンガを購入しているのですが、出来るだけメロンブックスで購入するようにしていました。するといつの間にやらポイントが貯まりに貯まっており、使い道に困る事態に。普通に商品購入にも使えるのですが、それだと何かもったいないので突っ走ってみました。
































で、突っ走った結果がこれかよ! というわけで、「ハイクオリティ抱き枕カバー」と交換してしまいました。使用したポイントは9000ポイント。何でも100円の買い物で5ポイント付くそうですから、なんと18万円分の浪費の結晶な訳で。同人誌も大して買わないのに、良くもここまで浪費したな・・・自分。

貰ったのは良いのですが、結局のところ使わずに放置することになるのでしょうが。嗚呼勿体ない・・・。

2013年9月19日木曜日

ドコモ携帯の料金プランをベーシックプランからバリュープランに変更してみた。

日々淡々と過ぎ去りつつ、だんだんと涼しくなっている今日この頃。暑いのが苦手な自分にとっては、過ごしやすくなってきました。気がつけば9月ももう半ばですからねぇ、早いもので。

 それはさておき。自分はドコモの携帯を利用しているのですが、今使っている機種はすでに化石とも言える「D903i」。なんと6年半前に購入して以来、長年愛用し続けております。流石に電池パックは2度ほど交換してますが、壊れる気配すらありません。流石三菱製、頑丈さは折り紙付きですわ。

こうして長年使い続けている間に、ドコモの料金プランは大きく変更され、既存の「ベーシックプラン」に加え、「バリュープラン」というのが出来ました。まぁ早い話、バリュープランは端末代を最初に支払う代わりに、月々の基本料金がおよそ半額になるという代物。当然ながら機種変更でもしない限りバリュープランへの切替は不可能(だと思っていた)ため、 「D903i」を使い続けておりました。

で、先日ことみん氏が携帯電話会社を変更しているのを一緒に待っていると、ガラケー端末が1万円程度から機種交換出来るということに気がつきました。これを機にバリュープランに切り替えれば1年程度で元が取れそうだということで、機種変更をする方向で検討に入りました。

ところが調べていくうちに、機種変更をせずにベーシックプランからバリュープランへ切り替える、いわば「抜け道」とも言える方法があることが判明。その方法は簡単で、以下の条件を備える端末を手元に用意して、ドコモショップで切替を依頼するだけというのだから驚きです。

 1)ドコモのSIMを使える端末(電話だけで無くモバイルルータなどでも可)であること
  (※SIMフリーの端末である必要は無いようです)
 2)「技適マーク」が付いていること
 3)ドコモ製以外であること

こんな条件を備えている端末を持っていたかなぁ・・・と考えたところ、すぐに「光ポータブル」が思い当たりました。これはNTT東日本より315円/月でレンタルしている物で、普段はイーモバイルのSIMを入れて使用しています。実はこれはバッファローからのOEM品でして、ドコモからも同機種(BF-01B)が出ていたりします。そのため条件3に引っかかるかもしれませんが、ダメ元でドコモショップに行ってみることにしました。

近所のドコモショップで、受付の担当者に「この光ポータブルを使うので、バリュープランに変更したい」と相談したところ、すぐに受け付けてもらえました(電話で他の部署に確認は取っていましたが)。技適マークもしっかり確認し、手続き自体は10分程度で終了と実にあっけない。これで、月々の基本料金が1890円から980円(タイプSS)とおよそ半額になりました。ありがたやありがたや。

・・・でもまぁよくよく考えてみると、つまりは長い間ドコモ様に月々1000円近くを無駄にお布施していたことになるんでしょうねぇ。 調べてみると2010年7月からこの方法での切り替えが可能だったとのことなので、ざっと計算して36000円ぐらいはお伏せしてしまったことに・・・実に悔しいですわ。

何はともあれ、結局のところ 「D903i」をまだまだ使い続ける、という結果になりました。世間様はやれスマホだ、やれiPhone5Sだと騒がしいですが、自分は当面これで頑張っていこうと思います。後どれだけ保つことやら。

2013年9月8日日曜日

U24EのSSDを大容量モデルに換装してみる

呑み会に出て、東京へ出張夜勤に行って、そしてまた呑んで帰ってくるという今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。こんな事を書いていると、我ながらどんな商売をやってるんだ・・・と自問自答したくなってきます。まぁ、お天道様に背くようなことは何もしてないんですが。

それはそうと。2年弱前から使い続けているノートPC「ASUS U24E-PX2430」ですが、その性能のバランスの良さに欠かせない1台となっております。ただ内蔵ストレージについては、750GBのHDDから、120GBのSSD(「Intel SSD 320」シリーズの「SSDSA2CW120G3B5」)に換装済み。これで持ち運びにも便利になったのですが、流石に2年近くも経過すると、容量が足りなくなってきてしまいました。「そろそろPC自体の買い換えかなぁ・・・」なんて考えていたところ、先日の東京出張の際に立ち寄った秋葉原で、ちょうど都合良く大容量SSDの出物を発見。これ幸いと、SSDを換装してしまうことにしました。




















今回購入したのが、今までのSSDと同じ 「Intel SSD 320」シリーズの300GBモデルである「SSDSA2CW300G3B5」だったりします(上記画像右側、左側は既存の120GBモデル)。せっかくだから最新のSSDに換装したいところなのですが、「ASUS U24E-PX2430」の初期ロットには「SATA3接続のSSDは正常に動作しない」という致命的な制限があり、残念ながらSATA2接続のSSDを選ぶしかありません。そのため、わざわざ同じシリーズの大容量モデルを探してきた次第でして。ちなみにこれは中古品でお値段18800円。最新のSSDだと256GBで2万円程度だったりしますから、中古と言うことも相まって割高感は否めませんねぇ。




















換装作業自体は手慣れた物なので、サックリと交換し無事認識。既存のSSDのデータを「TrueImage」で丸ごとコピーしたところ、何の問題もなくWindows7も起動してくれました。














































あんまり意味もありませんが、一応ベンチマーク結果を。上段が120GBモデル「SSDSA2CW120G3B5」 で、下段が今回換装した300GBモデル「SSDSA2CW300G3B5」です。やはり容量が増大しただけあり、Write速度が全体的に向上しています。ですがやはり最新のSSDには遠く及ばず、シーケンシャルに至っては半分以下しか出ておりません。「Intel SSD 320」シリーズも登場から2年以上は経過しており、その辺については仕方ないと言ったところでしょうか。

さて、今回のSSD換装により、「ASUS U24E-PX2430」もまだまだ使えるレベルにまで引き上げられました。実のところ、今年の冬のボーナスで買い換えでも・・・と考えていたのですが、正直それは無期限延期で良さそうな気もします。個人的には嬉しいやら、ちょっと悲しいやらといった感じですねぇ。

2013年8月30日金曜日

DisplayPortからの変換に頭を使ってみる

本日金曜日ですが、私は代休でお休み。せっかくの休みにも関わらず、特にやることも無くて、エアコンを効かせた実家の自室で、「伊集院光 深夜の馬鹿力」を聞きながらゴロゴロしてるだけなのですが。

それはそうと表題の件。 最近、DisplayPortを搭載しているPCやらディスプレイが増えてきており、それを触る機会も増えて参りました。それに伴い、DVIやらHDMIに変換するようなことも多く、色々と悩むこともしばしば。そこで、暇つぶしがてら自分の知識をまとめてみることにしました。皆様もお暇だったらお付き合い下さい。

【DisplayPortとは?】
 ・DVIの後継となる映像入出力インターフェース。PCでの普及が見込まれている。

 ・フルHD以上の高解像度もサポートしており、音声信号も併せた形の入出力も可能。

 ・DisplayPort出力からDVIやHDMI出力への変換は可能だが、その逆はNGな事が多い。
   (あくまで経験談なので、機器によっては大丈夫かも)

 ・ビジネス向けのPCに採用されていることが多い(特にhpやlenovo等の海外メーカー)。

 ・ コンパクト化した「Mini DisplayPort」もあり、主にMACやノートPCに採用されている。
  「DisplayPort」とは相互に変換することが可能。 Mini DisplayPort→DisplayPort変換の製品は
  数多く出回ってるが、その逆はあまり見かけない。


【DisplayPort出力 → DVI出力への変換】
 ・変換アダプタ、もしくは短めの変換ケーブルを用いるのが一般的。
   800~2000円程度で入手可能だが、hpやlenovo製等のジャンク品が出回ることも。
  (8/23、秋葉原のショップインバースで1個300円という破格で入手したことあり)

 ・上記価格帯で売られている物は「パッシブタイプ」というもの。通常の用途では問題ないが、
  Radeon環境で3台以上のマルチディスプレイ環境を構築するような場合は、
  「アクティブタイプ」の製品を選択する必要がある。(参考:玄人志向DP-DVI/A」)
  ※詳細な理由等はググって下さい(w

 ・DVI側が音声信号の入出力をサポートしていないため、 音声信号の変換は基本的にNG。

 ・1m以上の変換ケーブルはあまり見かけない。あっても2000円以上のことが多い。
  (参考:ATS Displayport to DVI 変換ケーブル 2m 1980円(配送料込み))

 ・ネット上で安く買うならこのあたり。
  Displayport → DVI変換アダプタ 650円(配送料込み)

  Display Port to DVI 変換 アダプター 980円(配送料込み)

  Dell DisplayPort-DVI 変換ケーブル 1050円(配送料込み) 
 
  ATS Displayport to DVI 変換アダプタケーブル 0.2m 1150円(配送料込み)
 

【DisplayPort出力 → HDMI出力への変換】
 ・DVI同様、変換アダプタもしくは変換ケーブルを用いるのが一般的。
   やはり800~2000円程度で入手可能だが、DVIとは異なりジャンク品は殆ど出回らない。
  (HDMIは通常ビジネス向けでは用いられず、ジャンク品となるような余剰品も出ないため?)

 ・これもDVI同様、Radeon環境でのマルチディスプレイ環境では「アクティブタイプ」の製品が必須。
  (参考:玄人志向DP-HDMI/A」)

 ・DVIの場合とは異なり、音声信号の変換も問題なく可能。

 ・1m以上の変換ケーブルも、探せば1000円程度から調達可能。ただあまりみかけない。

 ・ネット上で安く買うならこのあたり。
   Displayport → HDMI変換アダプタ 590円(配送料込み)

  Display Port to HDMI 変換 アダプター 980円(配送料込み)

  オリジン商事 DisplayPortケーブル to HDMI 変換 1.8m 1090円(配送料込み)※在庫切れ

  KanaaN ディスプレイポートHDMI変換アダプタ15 CM 1340円(配送料込み)

  MacLab. 1.8m DisplayPort(ディスプレイポート) - HDMI 変換ケーブル 1380円(配送料込み)



まぁ、ざっとこんなところでしょうか。また何か情報を手に入れましたら、追記でもしてみたいと思います。

2013年8月19日月曜日

【メモ】MBRのシステムディスクを、GPTに変更する方法

先日の東京旅行の際、約1万円という安さにつられて3TBのHDD(Seagate ST3000DM001)を購入したのですが、パッと使い道が思い浮かばない(2TBクラスのHDDならゴロゴロ余ってるので)。色々思案したあげく、実家サーバに入れている最後の2TB HDDを置き換えることにしました。随分前に他のHDDは3TBの物に置き換えているのですが、これには事情がある訳で。

その事情というのは、システムディスクを2TBより上のHDDに置き換えるのが大変だから、というもの。ご存じの通り、2TBより大きい容量のHDDはMBR形式で領域確保するとで全容量を使い切ることが出来ず、GPT形式で領域を確保してやる必要があります。ということは、、既存のシステムディスク(MBR形式)をコピーしただけでは全領域を確保できませんし、GPT形式に置き換えるというのもまた面倒。そんなわけで、ずるずると2TBのHDDを使い続けていたのでした。

今回の置き換えに当たり色々調べてみたところ、HD革命やTrueImageの最新版では、MBRからGPTに変換しつつHDD丸ごとコピーが出来ることが分かりました。何とか無料で済まそうと探したところ、「Migrate to UEFI」の評価版が使えそうと分かったのですが、すでに評価期間が終了ししているようで、入手することが出来ませんでした。

めげずに色々と探したあげく、結局行き着いたのが「Seagate DiscWizard」なのですから灯台もと暗しと言うべきでしょうか。これは前述したTrueImageのカスタマイズ版と言うべきソフトで、Seagate製のHDDが接続されてないと使用できません。ただ不幸中の幸いか、移行元も移行先もSeagate製のHDDだったので、そのあたりは難なくクリアした次第。

そんでもって早速作業開始。実家サーバから取り外した2TBのHDDを、メンテ用のPCに接続。新しく購入した3TB物も接続した上で、Windows上からDiscWizadを立ち上げて丸ごとコピー、すなわちクローン作成を試みようとしたところ、MBR形式のままコピーしてしまうのです。マニュアルを読む限りでは、MBRからGPTに変換しつつ、システムディスクのクローンを作成できるはずなのですが・・・うーむ。

で、結局あれこれ悩んだ結果、下記手順で実施できることが分かりました。

 1.DiscWizardのブータブルディスク(CD)を作成する

 2.クローン作成を行うメンテマシンのUEFIを有効にする

 3.前述のブータブルディスクを、UEFIからブートさせる

 4.画面に従って、クローンを作成する

要は、「PCのUEFIが有効かつ、UEFI経由でブートしている」必要があるのです。これは実際にシステムディスクをブートさせるマシンである必要は無いところも面白いですねぇ。実は今までUEFIでブートするようなマシンを組んだことが無く(手持ちのPCのシステムディスクの殆どがSSDのため、わざわざUEFIを使用する必要が無い)、このあたりの経験が浅かったのが苦労した原因ともいえるでしょう。

そんなこんなで、無事システムディスクを3TBに変換することに成功。実家サーバのHDDは3TBモデルに統一されたのでありました。今後、徐々にUEFI&GPTブート環境に移行していく必要があるなぁ・・・なんてぼんやりと考えるように。まぁ、急ぐ必要は全くありませんから、のんびりととやっていくことにしますかねぇ。

2013年8月14日水曜日

有明行かずにミリタリー三昧

8/10~12にかけて、東京へ遊びに行ってきました。普通だったらコミケなのでしょうが、既にやる気を失っている自分としては行く価値が無い。結局、8/12の3日目だけ行ってきたものの、終始2SC1815BLさんの売り子(朝から夕方まで労働して、お駄賃はコカコーラ1本のみ)として働いており、同人誌などは一冊も買いませんでした。結局、会場内では一銭も使っていないという体たらく。まぁ、数年ぶりに「コンボイの謎」をパーフェクトクリア(キーワード集めてロディマス化)したんで、個人的には満足なのですが。

それはさておいて。その前のコミケ2日目(8/11)ですが、男性向けの日であるにもかかわらず、会場入りもせずに東京近郊で遊んできました。以下ざっと紹介。





















まず向かったのが、埼玉県所沢市にある「所沢航空発祥記念館」。都内からはそれなりに遠く、地下鉄と西武新宿線を乗り継いで1時間以上かかりました。こんな機会でも無いと訪れることは難しい立地ですねぇ。





















展示の目玉は、何と言っても「ゼロ戦」こと「零式艦上戦闘機52型」。世界で唯一、オリジナルである栄エンジンで飛行が出来る貴重な機体で、8/31までの期間限定展示ということもあり、何とか見たいと思っておりました。60年以上前の機体がこうして現存しているという事実に感無量。実は以前にも、三沢でゼロ戦のレプリカは見たことあるのですが、やはり重みというか、存在感が違うような気がします。




















お昼ご飯を食べて、次の目的地「陸上自衛隊広報センター」へ。西武線とバスを乗り継いで行ったのですが、途中から雲行きが怪しくなり、遠くからは雷鳴が聞こえてくる始末。何とか雨が降り出す前にたどり着くことが出来てホッと一息です。





















ここには3年ぐらい前にも来たことがあるのですが、以前には無かった目玉が。それは、あの「10式戦車」の試作車が展示されるようになったのです。正式化されて間もない車両と言うこともあり、イベント以外で見られるのは、ここ広報センター以外には無いでしょう。先日、10式戦車のプラモを購入したばかりと言うこともあり、製作の参考にと細部まで写真を撮りまくってきました。うーむ、ありがたやありがたや。





















 先輩である、74式戦車との並びも撮ってきました。こうして見ると、車体サイズは殆ど変わらないのに、デザインや設計思想が全く異なることが分かります。約40年の世代差とも言えるのでしょうけど。アベノミクスの恩恵を受けて、この74式戦車からどんどん置き換わってくれれば良いのですが。
 
そんなこんなで、日本の新旧兵器をじっくりと楽しむことが出来た一日でした。テクノロジーの進歩ってホント凄いですよねぇ・・・。

2013年7月31日水曜日

PCが火を噴いた・・・

先日、それは夜の2時頃のこと。手持ちのHDDの丸ごとバックアップをしかけ、そのまま寝ようかと思った矢先、なにやらPCからかすかなビープ音が。「そろそろ終わるのかな?」とと思っていると何だか焦げ臭い。ふと見ると、PCの隙間から黒い煙が立ち上っているではありませんか! 慌てて電源ケーブルを引っこ抜き、PCケースを開けてみると火まで上がっている状態。慌てて手元にあった霧吹きで消し止めました。

 これが発火直後に撮った写真。リムーバブルHDDケースである「CV-MRA750U」に接続していたSATA電源ケーブル(ペリフェラルからの変換ケーブル)付近から発火しており、周囲のケーブル等のプラスチック部分に燃え移っていました。黒いすすがケースのパネルにまで付着してしまい酷い有様です。

なお、HDD自体は 「CV-MRA750U」ではなく、その下段にある別のリムーバブルHDDケースに挿入している状態でした。 「CV-MRA750U」の電源スイッチもOFFになっており、HDD起因で発火したわけでは無いと思われます。

 後日、分解して発火箇所を拡大した写真がこちら。上にも書いたように、ペリフェラルからSATA電源コネクタへの変換ケーブルを使っており、そのSATA電源コネクタ部分が激しく溶けている状態でした。これは推察なのですが、このSATA電源コネクタと、「CV-MRA750U」のコネクタ部分の接続に「遊び」があって緩んでしまい、何かの拍子にコネクタ内部の端子部分が短絡して今回の発火に至ったのでは無いかと思われます。ただ、発生当時はケース内を一度も触っておらず、「何かの拍子」が発生したとも考えづらいのですが・・・。

被害としては、この 「CV-MRA750U」と、バックアップを取っていたSamsung製のHDD(1TB)、それと焦げたケーブルのみ。PC自体(マザーボードや電源、SSD等)は無事で、正常に動作することが確認できました。HDDが壊れたのはそこそこ痛いですが、データはコピーした物が残っており、致命傷には至らなかったのは不幸中の幸いと言ったところでしょうか。

それにしても、寝る直前で気がついたのはホント幸運でした。このままバックアップを仕掛けて寝入ってしまっては、気がつくのが遅れて大惨事になってもおかしく無かったかと。PC自作をはじめて10年以上経ちますが、命の危険に晒されたのはさすがに初めてですよ。危なかったなぁ・・・。

今回の教訓としては、やはり抜け止め機能が無いSATA電源ケーブルは危険と言うことでしょうか。短絡や火災の危険に比べたら、ラッチ付きのSATA電源ケーブルなんて安い物。今後、順次入れ替えていくことにします。これを読んだ皆様も、今一度抜けや緩みが無いかご確認ください。

2013年7月15日月曜日

広域イーサネクストの最適化を図ってみる

ソフトイーサ株式会社さんが公開している「広域イーサネクスト」を活用し、実家とマンションを結んでいるのはここでも何回か紹介してきました。特に不満も無く利用してきたのですが、「利用環境の最適化を図れば、もっと速度が上がるんじゃね?」なんて考え、この3連休を利用して色々と検証してみました。その結果をここにまとめてみます。

で、まずは現在の利用環境をざっとご紹介。NICをintel製で固めてあるのは、蟹(Realtek)製のNICでは安定しなかったという経験があるからです。今回の検証では、この辺も改めて確認してみたいと思います。

<実家側接続PC>
・M/B:Intel DN2800MT
・CPU:Atom N2800(マザーオンボード)
・MEM:2GB(DDR3)
・NIC1:マザーオンボード
・NIC2:Intel PRO/1000 CT Network Connection(PCI-E)

<マンション側接続PC>
・M/B:ASRock A75M-ITX
・CPU:A4-3300
・MEM:2GB(DDR3)
・NIC:Intel PRO/1000 PT Dual Port Server Adapter(PCI-E)

 そして検証方法ですが、実家側接続PCに替えて、テスト用PCを設置します。で、WAN側のNICを「PRO/1000 CT」に固定した上で、LAN側のNICを色々と交換し、速度がどの程度違うのかを計測するといった次第。PC自体の性能による差も確認するため、テスト用PCは3台用意しました。

 <テスト用PC(その1)>
・M/B:ASUS E35M1-M PRO
・CPU:AMD E-350(オンボード)
・MEM:4GB(DDR3)
・NIC:Realtek 8111E(オンボード)

<テスト用PC(その2)>
・M/B:GIGABYTE P55A-UD3R
・CPU:Intel Core i7-860
・MEM :4GB(DDR3)
・NIC: Realtek 8111E(オンボード)

<テスト用PC(その3)>
・M/B:ASUS P8Z68V PRO/GEN3
・CPU:Intel Core i3-2100
・MEM:4GB(DDR3)
・NIC:Intel 82579(オンボード)

 肝心のNICですが、あいにくストックがそれほど多くなく、かき集めても9種類ぐらいしか出てきませんでした。

 















内蔵タイプは5種類。左側はPCI-E接続で、定番のintel「PRO/1000 CT Network Connection」 と、玄人志向「GbE-PCIe3」。右側はPCI接続で、intel「PRO/1000 MT Desktop Adapter」、intel「PRO/100S Desktop Adapter」、そして懐かしの3com「3C905-TX」 となります。


















外付けタイプは3種類。左から、発売されて間もないLogitec「LAN-GTJU3」、BUFFALO「LUA3-U2-ATX」、そして正体不明のアダプタ(バルク扱い)です。ただせっかく用意したのですが、LAN-GTJU3」は新し過ぎて広域イーサネクスト上で認識されず、また正体不明のアダプタも、認識はするものの正常に動作しませんでした。

さて、長々と書いてきましたが、ようやく実際の検証に移ります。速度測定には定番の「iperf」を使い、マンション側のPCをサーバとして動作させ、実家側のクライアントPCから速度測定を行います。間を開けて計3回計測し、出来るだけ測定時のネットワーク混雑が影響しないように心がけました。

まずは テスト用PC(その1)における結果です。速度の単位はMbpsですので念のため。太字は計3回の計測での最高値を示します。

テスト用PC(その1) 結果
NIC      1回目 2回目 3回目  備考
----------------------
8111E     63.0  63.1  63.3   オンボード
1000CT    65.0  63.6  64.0
PCIe3     63.4  63.1  63.0
1000MT    59.2  61.2  61.7
100S     66.9  66.8  67.0
3C905    NG   NG   NG   正常動作せず
LUA3     78.9  78.0  79.7

どのNICも似たり寄ったりの結果かと思いきや、USB接続のLUA3-U2-ATX」が何故か良い結果を出しています。実は間違いかと思って再計測もしたのですが、やっぱり同じような結果となりました。なお、「3C905-TX」では一応使えるのですが、速度が数Mbpsしか出ておらず、結果としては「NG」と判断しました。


続いてテスト用PC(その2)における結果を。

テスト用PC(その2) 結果
NIC      1回目 2回目 3回目  備考
----------------------
8111E     79.8  85.3  85.1   オンボード
1000CT    80.0  84.6  84.7
PCIe3     76.2  82.0  84.5
1000MT   79.1  84.1  83.0
100S     80.0  85.4  86.1
3C905    79.0  81.6  81.7
LUA3     81.3  82.1  82.1

今回もNIC毎の結果は似たり寄ったりですが、テスト用PC(その1)での結果と比べると値が大きく向上しており、マシンスペックの差が大いに影響していると考えられます。また、テスト用PC(その1)では正常動作しなかった「3C905-TX」がきちんと結果を出しています。


そしてテスト用PC(その3)における結果です。


テスト用PC(その3) 結果
NIC      1回目 2回目 3回目  備考
----------------------
82579     84.8  85.2  85.4  オンボード
1000CT    82.6  82.5  82.5
PCIe3     79.6  84.4  84.3
1000MT   82.2  80.2  81.0
100S     79.0  83.2  84.3
3C905    NG   NG   NG   正常動作せず
LUA3     78.1  82.5  82.7

結果自体はテスト用PC(その2)と似たような感じに。やはりマシンスペック的にも同じような物なので、それがそのままテスト結果として出た形なのでしょう。そして「3C905-TX」はまたもや正常に動作しませんでした。これはあくまで推察なのですが、テスト用PC(その1)と(その3)のチップセットはPCIに対応しておらず、ブリッジチップ経由での接続となっています。この部分で何らかの相性問題が出たのでは無いでしょうか。

で、今回のテストの結論は以下の通り。

1.NICによる性能の違いは殆ど無い 
 
 PCI-EとPCI、1000Mと100Mなど、カタログスペックには違いはありますが、広域イーサネクスト上で差は殆ど確認できませんでした。ただ、長期的に使用し続けるとなると、優位な差が出てくるかも知れません。

2.速度を上げるにはある程度のPCスペックが必要

 IPv4とIPv6の変換をソフトウェアで行う以上、マシンスペックがそれなりに無いと辛いようです。公式ホームページには「余ったPCでOK」とありますが、速度を出すにはそれなりのPCを用意する必要があるようです。少なくともC2D世代以上のPCは欲しいところでしょう(それとて1万円程度で購入することは出来ますが)。

3.非力なPCではBUFFALO「LUA3-U2-ATX」を

 非力なテスト用PC(その1)でも、LUA3-U2-ATXの速度の高さは目立ちました。公式ホームページでも推奨されてますし、外付けで導入もしやすく、かつ安価なことから、広域イーサネクストでの使用には最も適したNICかもしれません。


※追加検証

今回のテスト結果を参考に、実家側接続PCにLUA3-U2-ATX」を利用することにしました。ただ「WAN側とLAN側のどちらに使えば良いのか?」と疑問に思い、様々に組み合わせで速度を計測してみました。

実家側接続PC 結果
 WAN     LAN    1回目 2回目 3回目
----------------------
オンボード 1000CT   55.1  62.9  63.2
オンボード LUA3     81.3  81.7  81.5
1000CT   オンボード 57.0  64.6  65.1
1000CT   LUA3    74.1  81.5  82.2
LUA3    オンボード  59.2  59.2  59.5
LUA3    1000CT   60.1  58.8  59.5

この結果を見ると、LAN側にLUA3-U2-ATX」を利用した場合、良い結果が出ています。逆にWAN側に利用した場合は全く振るわないのは実に不思議です。それにしても、ATOMという非力PCでありながら、そこそこの速度を出せてしまうLUA3-U2-ATXはかなり使い勝手の良いNICです。開発元でお勧めするだけのことはあります(もしかしたら何らかの最適化が図られている可能性もありますが)。


さて、色々と検証してみましたが、なかなか有意義な結果を見いだすことが出来ました。特にUSBタイプのLUA3-U2-ATX」が優れているというのは驚きでした。今まで、USBタイプのNICはあまり使い物にならないという認識でしたが、それを改める必要がありそうです。

2013年7月5日金曜日

楽天ブロードバンドLTEからBIC SIMに乗り換えてみる

先日の雑記でも取り上げましたが、「楽天ブロードバンドLTE エントリープラン」を6月いっぱいで解約し、「BIC SIM」に乗り換えてみました。ようやく乗り換えの手続きが完了したので、事の顛末をご紹介します。

まずは 「楽天ブロードバンドLTE エントリープラン」の解約。その手続きはめんどくさいことにサポートセンタに直接電話しなければなりません。しかも、毎月10日までに手続きを行わないと、解約が翌月になってしまうという斜め上な仕様。「いかに解約させないか」という姿勢が見え見えですな。ともかく、6/10がたまたま休みだったので、さっくりサポートセンタに電話し解約手続きを済ませました。

それはそうと、使用済みのSIMカードは利用者負担で返送させるってのはどうかと思いますよ?しかも、返送先はWeb等には記載されておらず、オペレータが口頭で案内するのみ。返送用封筒をよこせとは言いませんが、客商売としてこの対応はいかがな物かと・・・。ああ、解約するような客は客じゃ無いって事ですか、そうですか。

で、次は 「BIC SIM」。これは先日の雑記にも書いたとおり、事前予約をしておいたので6/14には手元に届いていました。ただ「楽天ブロードバンドLTE エントリープラン」が6月いっぱいまで使えるため、使用開始の手続き(サインアップ)は7月に入ってから行うことにしました。


















そして7月に入ってからのサインアップ。同封されていたマニュアルに従い、その手続きをPC上から行いました。手続き自体は簡単だったのですが、意外にスマホの設定に手間取りました。APNの設定を切り替えるだけなのですが、切り替えてもなかなか通信が開始されない。何度か電源のOFF/ONを繰り返したり、設定を再度行ったりしているうちにようやく通信できようになりました。もしかしたら、サインアップしてから使用できるようになるまで、若干のタイムラグがあるためかも知れませんが・・・。

ともあれ、無事に「BIC SIM」への乗り換えが完了。今回選択したプランは「ミニマムスタートプラン」なので、500MB/月のクーポンが付いてきます。元々「楽天ブロードバンドLTE エントリープラン」の200MB/月という転送容量でも困っていなかったのですが、物は試しとクーポンを使用しない状態での通信(200kbps)も試してみました。

クーポンの切換は、専用アプリ「みおぽん」で簡単にできますので、さっくりインストール。クーポンオフの状態でWebサイト閲覧やらメールチェックやらを試してみましたが、それほど遅いとは感じられませんでした。まぁ、私のスマホでは3Gでしか通信できませんので、LTE通信が出来るスマホだとそれなりに違いが出てくるのかも知れません。

あと忘れちゃいけない、特典である公衆無線LANサービス「wi2」の登録手続き。こちらも今まで単独で契約してた物を解約し、同封されていたマニュアルに従い登録手続きを完了しました。あとはアプリのID・パスワード情報を変更するだけ(さすがにそのままでの移行はNG)です。 こちらはまだ接続は試していませんが、今までも問題なく使用できていたので、まぁ大丈夫でしょう。

とまぁ、こんな感じで 「BIC SIM」への乗り換えが完了した次第。思った以上にコストパフォーマンスが良く、個人的には大変満足しています。こんなサービスを出されては、競合他社は戦々恐々としているだろうなぁ・・・と思ったり思わなかったり。いやはや、凄い時代になったもので。

2013年6月22日土曜日

「SATA3RI4-PCIE」を購入してみた。

先日ご紹介した、玄人志向の「SATA3RI4-PCIE」ですが、ぼちぼち出回るようになってきました。暇つぶしに購入を決定、色々検討した結果、「yodobashi.com」にて6480円+10%還元で購入。他のお店でも似たり寄ったりの値段でしたが、まぁこんな物でしょう。

数日後、手元に届いたので確認してみると、いつも通りの玄人志向のパッケージ。中身も本体の他にはロープロファイルブラケット、マニュアル、ドライバCDと実にシンプル。ま、実用上何も困りませんし、ケーブルなんかも手元に山のように余っているので、これ以上押しつけられても困るのですが。

で、早速実家鯖に導入。今まで取り付けていたASRock「SATA3-CARD」 を取り外し、代わりにこの「SATA3RI4-PCIE」を取り付けます。実家鯖に使っているマザーはIntel「DQ67OW」で、 PCI-Ex4スロットを備えているのでそちらに取り付けることにしました。これでSATAポートが計14(マザーに6ポート、増設カードで2+2+4ポート)となり、ケース内にHDDをフル搭載しても対応できるように。

で、実家鯖を起動させてみると、きちんとBIOS上から認識されています。WHS2011起動後に、ドライバCDからドライバをインストール。何の問題も無く動作してくれちゃいました。接続したHDDへのアクセスも問題なく、100MB/s程度の速度が出ているようなので、性能的にも問題ないようです。

ただ一つ気になるのが、アクセスLEDの挙動。 この「SATA3RI4-PCIE」ですが、各SATAポートごとと、全SATAポート共通のアクセスLED用ピンヘッダ、計5つを備えています。今回は「全SATAポート共通」のピンヘッダにLEDを取り付けてみたのですが、挙動が「非アクセス時:点灯、アクセス時:消灯」となっており、他の製品の動作とはまるっきり逆なのです。取り立てて困るというわけでは無いのですが、マザーボード側のアクセスLEDと並んでいるので、ちょっとちぐはぐ感があります。

とまぁ、こんな具合に導入には無事成功。コスト的にはやや高価(2ポートのSATAカードは2000円程度から購入可能なので)な製品ですが、挙動にあまり癖が無い(アクセスLED除く)なので、なかなか使い勝手の良い製品と言えそうです。ただ、HDDの大容量化やマザー側のSATAポート増ということもあり、なかなかニッチな製品には違いないのですが。

2013年6月6日木曜日

さらば楽天ブロードバンドLTE

品質は? サービス内容は?月額1000円以下で維持可能なMVNO通信サービスを比較(前編)
品質は? サービス内容は?月額1000円以下で維持可能なMVNO通信サービスを比較(後編)
(INTERNET Watch)

昨年冬から「楽天ブロードバンドLTE エントリープラン」を利用しているのですが、いつの間にやら他社からいろんなサービスが発売されるように。現状では特に不満は無いのですが、上記比較記事を見てみると色々と見劣りしていることが分かりました。特に転送上限の200MBを使い切った際の100kbpsという制限速度が使い物にならないのは痛い。まぁ実際のところ、この上限を使い切ったことは無いのですが。

ともあれ、「このまま楽天ブロードバンドLTEを使い続けるのは考え物かなぁ」と思っていたところに救いの神が。ビックカメラがIIJと組んでMVNO通信サービスに乗り出してきました。

ビックカメラ、無線LANも利用できるIIJのオリジナルSIMカード」 (INTERNET Watch)

楽天ブロードバンドLTE エントリープラン」と比べると、転送上限は500MB/月と2.5倍、転送上限を使い切った際の制限速度は200kbpsと2倍。それに加え、公衆無線LANの「Wi2 300」も追加料金無しで使えてしまうのですから実に太っ腹です。現在私は「Wi2 300」を契約済みですので、その利用料(380円/月)が浮くことから、実質的な費用は945円-380円=565円/月まで下がります。凄い。

当然、新規契約となるのでその初期費用(3150円)が新たに必要となってしまいますが、転送速度と「Wi2 300」込みであることを考え、早々にペイ出来ると判断。早速ビックカメラのWebサイトから予約申し込みを行いました。実際のところ、3150円には10%のポイント還元があるので、その敷居は更に下がることになります。

そんなわけで、導入したばかりの「楽天ブロードバンドLTE エントリープラン」ですが、早々に見切りを付ける結果に。もう少しサービス内容を改善しないと、私のように乗り換える人ばかりになってしまうようなな気がします。うーむ。

2013年6月4日火曜日

こっちからも出て参りました。

玄人志向、RAID-0/1も利用できるSATA増設カード」(ITmedia +D PCUSER)

この「SATA3RI4-PCIE」ですが、デザインなどを見る限り、先日紹介した「PCIX2-4PSATA3」と同じ製品のようですね。価格的にもほぼ同一の6000円程度となるようですが、全国的に入手可能になること、また保証期間が1年間と長い事を考えると、玄人志向製に軍配が上がるかと。

先日、秋葉原に行ったときに「PCIX2-4PSATA3」は見かけたのですが、急ぎじゃ無かったんで購入しそびれておりました。今度玄人志向製が出回ったら改めて検討することにします。ま、購入したところで、すぐ使うわけでも無いのですが・・・。

いまいち食指が動かないねぇ・・・

Intelの第4世代Coreプロセッサーが発売される」( スラッシュドット)

先日登場したHaswellですが、個人的にはいまいち盛り上がっていません。純粋な性能だけを見るとあまり向上していないのが痛い。Socketも変更されたのでマザーの流用も出来ませんし、強いて導入するメリットを見いだせないでいます。既存のSandy Bridge・ivy Bridgeで事足りているというのもあるのですが。

とは言え、その省電力性能、とくにアイドル時の電力消費の低さは特筆するものがあります。ノートPCや、常時稼働PC向けの低価格ラインナップが充実するのを大人しく待っていた方が良さそうです。とりあえず、今年いっぱいは様子見することにしますわ。

2013年5月22日水曜日

最近の休日の過ごし方

今日は平日ですが、自分は代休のためお休み。カレンダーなんてあって無いような状態でして、いつ休みとなるのか直前まで分からない時すらあります。事実、今週の23・24日は週休だったはずなのですが、出張が入ったためずらさざるを得ない状態に。こうして年休が使えず溜まっていくわけでして・・・嗚呼。

それはともかく。いざ休みとなっても、取り立ててやることも無い。まぁ実際色々とあるのですが、昨日歯医者で治療した歯の具合が宜しくなく、痛みが未だ治まっていないこともあり、やる気が全く出てこない。それでも午前中は買い物に行ったりしてたのですが、午後は実家の猫×2とまったり過ごしておりました。最近は、こうして猫と休日を過ごすことが増えていたり。

この猫たち、実家に来てから早いもので半年近くになります。そう言えば写真のお披露目もずっとしておりませんでしたので、ネタ代わりにご紹介することにします。

 こちらがメス猫の「みーこ」。実に猫らしい猫で、愛想を振りまいたりしない誇り高い猫です(でも餌をくれるお袋には甘えてくる)。猫じゃらしに目が無く、少しでも見せると飛んできて延々と遊び続けます。時には「遊べ!」と言わんばかりに、自ら猫じゃらしを持ってくることも。また少々かみ癖があるのか、人の足の指にしょっちゅう噛みついてくるため、何度痛い目に遭ったことか・・・。いたずらも大好きで、人間の食べ物を勝手につまみ食いをしたりして、お袋にしょっちゅう怒られてたりします。

そんなみーこですが、先月の避妊手術の際に先生から「おなかを切った時、この年齢の割には皮下脂肪が厚めだった」なんて言われてしまいました。避妊したら消費カロリーも減るので、 えさの量も少し考えてやる必要がありそうです。

そんなわけ?で、日々猫じゃらしでダイエット運動中。みーこは猫じゃらしを見ると目の色がホント変わります。この本気モードの目が「ほら早く遊べ!」と言わんばかりですw 猫じゃらしで遊ぶと興奮して爪を立ててくるため、ジーパンに穴を開けられ放題。糸が出てきてしまい白い点々が・・・。これからの時期、肌の露出も増えますから、生傷が絶えなくなってしまうでしょう。合掌。




 そしてこちらがオス猫の「ことら」。性格はちょっと臆病で大人しく、抱き上げても暴れたりはしませんし、噛みついたりもしません。また結構な甘えん坊で、しょっちゅう人の膝の上に乗ってきます。時には肩の上にまで乗ってくることも。ただオス猫と言うこともあってかなり重くなっており(多分4kg半ば)、乗られる人間の方が少々辛くなってきていたり。実におっとりとした子なので、攻撃的?なみーことはいいコンビで、お兄ちゃん役をちゃんと務めてくれています。

こちらもみーこと 同じように、先月に去勢手術済み。そのため、オス猫らしい素振りを一度もしたことがありません。ちょっとかわいそうかも知れませんが仕方が無い。





いつも遊び回っていることが多い2匹ですが、時にはこうして外を眺めることも。ちょうどこの時、近所の野良猫が外で昼寝をしており、その様子を興味津々に眺めておりました。当然、外の世界には興味があるのでしょうが、交通事故などの危険も考えて、外には出さないことにしています。柵などを使って脱走しないようにはしているのですが、最近は彼らの身体能力も上がっていているので、対策に悩む毎日が続いていたり。

そんなこんなで、我が家の猫たちは今日も元気いっぱいでした。いろいろと大変なこともありますが、実家の雰囲気が明るくなったことは事実。そんなかわいい猫たちに感謝したいですねぇ。




2013年5月17日金曜日

CUSTOMも逝ったか・・・

GWも遠くに過ぎ去った今日この頃。未だにGWの代休もまともに取れず、来週取ろうと思ったら出張が入りまた延期という憂き目にあっております。仕事自体は特に忙しいわけでも無いんですが、最近疲労度が半端ないです。なんでこう、毎回毎回面倒な案件にぶち当たるんですかねぇ・・・はぁ。

仕事の愚痴はさておき。

老舗の冷却パーツ店「CUSTOM」が閉店、6月上旬で」(AKIBA PC Hotline!)

遂にこの時が来たか、といった感じですわ。秋葉原に行く時は大抵立ち寄るんですが、いつ行っても自分以外の客がいない。「儲かってるのかな・・・」と思いつつ、いつもバルクファンを買っていたんですが、やっぱり色々と厳しかったんですね。納得。

思い起こせば、冷却パーツと言えば「高速電脳」をよく利用しておりました。ですがご存じの通り2008年に閉店となっており、それ以降はCUSTOMを利用しておりました。手頃なバルクファンを数多く揃えているので重宝していたのですが、PC自体の発熱も抑え気味な昨今、ファンなどの冷却パーツへの投資もかなり少なめに。自分ですらそうなのですから、そりゃ冷却パーツメインの店舗じゃ辛くなって当たり前ですわ。

6月上旬で閉店ということですが、不幸中の幸いか来週に東京へ出張する予定なので、その際に行ってみることにします。 PWMファンの予備でも確保しておくことにしますかねぇ・・・。

2013年4月30日火曜日

世間様はGWだそうですけど

今月頭から土日祝日関係無しの輪番勤務に逆戻り。そんなわけで、世の中はやれGWだ、やれ連休前半だ後半だと騒いでおりますが私にとっては全く関係が無い話だったりします。昨日今日と休みだったのですが、これは通常の週休分。明日からはまたお仕事で、次の休みは5/5のみと全くもって寂しい限りです。

一応、祝日分の3日間は代休が取れるんですが、これもまた頭が痛い。土日に代休を取ってしまうと、その代わりの人をアサインする必要が出てきてしまうため基本的にNG。まとめて取るとこれもまた都合が悪いので、結局平日にパラパラと取るしか無いわけで。そんな具合で休むに休めない日々が続いてしまうのです。ただでさえ年休が余りまくってるのに・・・困ったなぁ。

ま、何が一番悪いって、輪番勤務に入っている「社員」 で、独身なのは自分一人だけ。そりゃ休みなんて家族持ち優先ですからねぇ・・・。そんなこんなでいっつも割を食っていますけど。あーあ。

2013年4月20日土曜日

PCIX2-4PSATA3ってよさげかも

アユート、5インチベイに2.5インチドライブを10台搭載できるマウンタ「PM-SSD10MT」など2機種」(エルミタージュ秋葉原)

PCI-E対応のSATAカードって、2~3000円程度の安価な製品は多く出回ってますけど、どれもが2ポートしかなくて物足りないんですよね。4ポートの製品となると殆ど出回って無くて、HighPointの「Rocket 640L」ぐらいしか見当たりません。しかも最近の円安傾向のためか7500円程度と割高気味だったりします。「RAID機能はいらないから、もう少し安い製品が出ないかな・・・」なんて考えておりました。まぁ、最近のストレージ大容量化に伴い、通常用途ではSATAポートもそれほど必要としていませんし、あんまり期待はしていませんでしたけど。

そこに登場したのが「PCIX2-4PSATA3」。4ポートで6000円程度というのは、まだちょいと割高かも知れませんが、ニッチな製品なので致し方ないところでしょう。コントローラーはMarvell製「88SE9230」ということなので信頼も出来そうですし、登場したら購入して実家鯖に導入してみたいと思います。久しぶりに欲しいと思える製品が出てくれるのは実に嬉しいですねぇ。

2013年4月12日金曜日

久しぶりにHDDを買ってみる

気がつけば前回の更新から3週間以上経過してたりしてました。人間すっかりものぐさになったもので、以前のように毎日更新していた日々が懐かしいですわ。思い出したように更新してみるってのも、また一興なのかもしれませんが。

ここんところの近況としては、暇があればシムシティをプレイし続けております。ネットワーク対応というのは意外なところにメリットが生まれるもので、実家でもマンションでも同じデータをプレイできるというのは実にありがたい。いちいちデータを持ち運びしなくてもいいのは楽ちんですわ。

それはそうと、タイトルにも書きましたが久々のHDDでの散財報告です。ここ最近はすっかり円安となり、PCパーツはあおりを食らって高くなりがち。そんな中、勢い余ってHDDを購入した訳なのですが・・・。

 現行の最大容量である4TBモデル、「Seagate ST4000DM000」を2台一気にお買い上げ。 お値段は1台あたり約17500円と、容量単価を考えると決して安くはありません。何せ3TBモデルが1万円少々で買えてしまうんですからねぇ。

それでも今回購入を踏み切ったのには少々理由があります。マンションではML110G6をファイルサーバーとして使っているのですが、既に3TB×4台を搭載しており、これ以上の増設が難しい状況にありました。5インチベイのリムーバブルケースもあるので何とかはなるのですが、データコピーなどを考えると、常用するのは避けたいところだったのです。そのため、今回の4TBモデル投入により、当面を凌ごうと考えた次第でして。

 HDDの増設作業自体はもう慣れっこなので問題ないのですが、面倒なのがデータの移行。さすがに3TB×2のデータ量ともなると時間を要してしまいます。それでもさっくりと交換完了。2年保証もついているモデルですので、安心して使うことができそうです。

余った3TB×2は、HDDベイに余裕がある実家ファイルサーバーに転用する予定。実のところ、そろそろ2TBモデルを予備に追いやる勢いだったりします。 とは言え、4TBモデルがサーバ内の大半を占めるようになるには、まだ相当の時間がかかるでしょう。ただ気がかりなのが、2TBモデルの大半が導入後3年を経過し始めている点。経年劣化を考えると、あんまり悠長なこといっている場合じゃないかもしれませんねぇ・・・。

2013年3月20日水曜日

シムシティ始めました

発売された途端にサーバー負荷が高すぎてプレイできないという失態をやらかしてくれた「シムシティ」最新作ですが、ようやくサーバーが安定してきたという話が。そんなわけで、先週末ぐらいからちょこちょことやり始めております。前作とはゲームバランスが全く異なるので、色々戸惑ってはおりますが。

例えば都市を拡張し、人口をひたすら増やすことに熱中していると、シムの教育レベルが低いまま都市が大きくなってしまい、犯罪や公害が蔓延して手がつけられなくなってしまいます。むしろ人口が少ないときの方が金銭的な余裕があるので、早め早めに教育に手を付けた方が良いようです。そうすることで、技術レベルが高く公害を出さない産業を育成することが出来ます。

また、ゲーム内の時間が経過すると、都市内の資源(地下水や鉱物、石炭、石油)が少なくなってしまうので、あんまり悠長にプレイすることも出来なかったりします。一番難しいのが水の扱いで、枯渇してしまうと他の水源を探すのに苦労することになります。下手に土壌汚染を深刻化させてしまうと手が付けられないので、出来るだけ早く下水処理場を建設したり、土壌汚染を引き起こす工業地帯は地下水源が乏しいところに建設しておくなどの対策が不可欠でしょう。

それと毎度おなじみの大気汚染ですが、今回も中々やっかいです。キーとなるのが風向きでして、風上に汚染源があるとそりゃもう酷いことに。ですので、風上は住宅地・商業地に、風下は工業地等の汚染源を配置すべきでしょう。前述の地下水源などの制約もあるので、初期の段階で土地利用の大まかなグランドデザインを考えておかないと後で泣きを見ます。

今作から加わった要素に、公共建築の拡張があります。例えば、診療所には後から病棟や救急車を加えたり、警察署には留置場やパトカーを加えたりと、必要に応じて機能を拡張することが可能。ただ予算の他に土地も食いますので、公共施設は後々の拡張を見越して余裕を持った配置を考える必要があります。

この昨日拡張を生かした小技ですが、公共施設は拡張した機能単位で任意のタイミングで停止・動作させることが出来るので、こまめにチェックすることで予算を節約出来ます。。更に言えば、公共施設はイニシャルコストよりもランニングコストの方が大きめなので、この節約術はかなり使えます。

また他の新規要素として、資源(石油・石炭・鉱物)を採掘することが可能。それを都市内で消費することも出来ますし、他の都市と取引して資金を稼ぐことも出来ます。特にこの取引、いわば流通関連は今作の目玉ともいえる要素ではないかと。輸送手段もトラックだけでは無く、鉄道や船舶もあるので、中々やりがいがありそうです。

 
そんなこんなで、やり始めると恐ろしいのがシムシティ。休むこと無く延々とやり続けてしまい、気がつけば夜中の3時と言うこともしばしば。こんな調子では、当分の間はエロゲを崩すことも無いでしょうねぇ・・・凄まじいまでのコストパフォーマンスに脱帽ですわ。

2013年3月10日日曜日

2ヶ月ぶりぐらいに秋葉原で散財してきた

先日、東京へ泊まりがけ(と言うより、宿を確保しつつ深夜帯で作業)での出張がありました。夕方に東京に出て、一旦宿に入って一休み。夜9時から翌朝4時まで作業を行い、また宿に戻るといった具合。作業自体は難しい物では無いのですが、如何せん真夜中の作業ですのでそれなりに辛い。体内時計も大幅に狂うので、翌日までにそれを戻すのに苦労したりします。

ともあれ、そんな感じで夜間作業を行い、昼頃まで宿で寝てから帰ることに。帰りがてら、久しぶりに秋葉原を散策してきました。まぁ平日なのでセールとかも殆ど無く、ちょっと寂しい気もしましたが。ともあれ、出張手当で懐もそこそこ温かかったので、少し散財してきました。

 今回散財したのは、SamsungのSSD「MZ-7PD256B/IT」。840PROシリーズに属する製品で、容量は256GB。お値段は約21000円ですが、現在キャッシュバックキャンペーンをやっており、 2000円分の商品券がもらえるので、実質19000円ぐらいになります。性能的にはかなり高く、現行のSSDの中でもトップクラスと言える製品のようです。

 購入した目的は、手持ちのノートPC(ASUS「U24E-PX2430」)での使用を考えたから。だがしかし、このノートPC(の初期ロット)には問題があり、SATA3接続のSSDを正常に認識してくれないのです。今までも何度かトライして撃沈しており、今回こそは・・・と思ったのですが。やっぱり物事は上手くいかないようで、今回もこのSSDを正常に認識してくれず、泣く泣く諦める羽目になりました。

結局、実家のメインPCに搭載することになったのですが、早速ベンチマークを取ってみました。比較対象として、今まで使っていた「Samsung 830×2(RAID0)」のベンチマークも載せておきます。上が840PRO、下が830×2の結果です。

















































シーケンシャルな速度では、流石に「830×2(RAID0)」 に劣りますが、ランダムアクセスは圧倒的に上。実利用ではランダムアクセスの方が効いてくるだけに、恐らくは840PROの方が使用感は上でしょう。また、RAID0は運用上不安が残りますので、それを回避できるというのも大きいですね。

ただコストを考えるとなかなかに痛い。前日のように、840PROは約19000円程度でしたが、830×2は購入時は底値だったこともあり、2台で約13000円程度だったはず。この価格差をどう見るかがカギとなってきます。個人的にはRAIDアレイは壊れやすい(自作PCのように、ケース内部に頻繁にアクセスするような使い方ではトラブルが起きやすい)と考えているので、やはり840PROの方が精神安定的にも宜しいような気がします。

そんでもってもう一つ散財ネタ。こっちは軽めです。

 Silverstone用ケースの交換用パーツ「SST-G11303590」。これはケースのフロントポートをUSB3.0対応にするパーツでして、なかなか店頭では見かけることが出来ない代物なのですが、ツクモケース王国で見かけて即購入。今回、エンコード用PCで使っている「SST-SG02B-F」のフロントUSBポートを3.0化すべく購入してみました。

なお、現在では最初からフロントUSBポートが3.0になっている製品(「SST-SG02B-F-USB3.0」) も出ています。交換用のパーツを用意することで、旧製品ユーザーへの配慮を怠らないSilverstoneの姿勢はホントありがたいです。

さて交換作業なのですが、それなりに手間がかかってしまいました。取り付けるためにはフロントパネルを取り外すため必要があるのですが、それにはファンやらHDDベイやらを取り外す必要があり、思った以上に大がかりとなりました。また、ケーブル長がかなり長めなため、余った部分をとりまとめておくのにも一苦労。正直なところ、ケーブル長は半分の400mmでも十分なぐらいなのですが、他のケースとも兼用のパーツのためなのか、かなり長めに取られているっぽいですねぇ。

 ともあれ、交換作業も無事完了。ついでにSSDもメインPCから捻出した「Samsung 830」に換装してみました。エンコード時にしか使用せず、使用頻度はかなり低めのPCではありますが、やはり快適に使いたいですからねぇ。録画ファイルのやり取りでUSB3.0も多用しますし、今後何かと重宝しそうです。

wktkしてたのになぁ

シムシティの最新作、一人プレイでもオンライン必須に→サーバーがアクセス集中でダウン、ゲームプレイ不可に」(スラッシュドット)

気がつけば、前作の「シムシティ4」から早10年。ようやく出た後継作なのに、こんな具合じゃやる気もそがれますわな。ダウンロード版を注文していたアマゾンから発売通知が届いたのが3/6。週末にゆっくりとやろうと思っていたら、阿鼻叫喚の地獄絵図が発生していたとさ。やれやれ。

 さすがに状況は多少改善されているようですが、一旦削がれたやる気はそう簡単に回復しないわけでして。とりあえずダウンロードとorignへの登録を実施したところで放置プレイ状態。 今度やる気が出てくるのはいつになることやら。

それはそうと、わざわざオンライン必須にした意味がよく分からないんですが・・・。コピー対策がメインなのでしょうけど、そもそも一人でこつこつとプレイするようなシミュレーションゲームには合わないと思うんですけどねぇ。せめて初回認証だけ必須で、あとはオフラインでのシングルプレイが出来るような仕様だったら良かったんですが。

2013年2月24日日曜日

Q67マザーで遊んでみる(その2)

前回の更新から3週間も経過してしまいました。「ブログを更新しなきゃな・・・」と思いつつやる気が出ない。仕事も大して忙しくないんですが、どうしてこう自堕落になってしまったのでしょうか・・・。おまけにストレスが溜まっているわけでも無いのに胃が痛い。だめだこりゃ。

ともあれ、前回紹介した雑記の続きを書いてみます。前回は「DQ67SW」を用いてPV4キャプチャマシンを構築し、AMTで遠隔管理を行ってみました。今回はもう一つQ67マザーである「DQ67OW」を用いて、実家サーバのリプレースを行うことにします。

まずは実家サーバの紹介ですが、これまでのスペックはざっとこんな感じ。HDDは計7台、容量は約16TBってところです。
サーバには安定稼働と省電力動作が求められることから、これまでもかなり手を入れてきています。電源は「80PLUS PLATINUM」を取得している高効率モデルで、CPUのTDPは35Wと省電力。マザーはメインマシンでも十分使えるスペックの上、オンボードNICはintel製と安定性も十分。ケースにも手を加えており、最大で14台のHDDを搭載できるようになっています。

この実家サーバですが、最近トラブルが頻発するようになってしまいました。節電のため、平日昼間は自動休止させているのですが、その休止からの復帰にたびたび失敗するのです。原因は「CPUファンエラー」で、どうやら寒さでCPUクーラーのファンが十分に回転せず、起動時に「CPUファンが回っていない」と判断されてしまい、起動に失敗している模様。まぁBIOSメニューで回転数検知を切ればいいだけの話なのですが、その他のトラブルも考慮すると、やはり遠隔で対応できた方がいいだろう・・・と考え、「DQ67OW」とAMTを活用することにした次第でして。

 そんなわけでマザーボードの交換と相成ったのですが、それと併せてハードウェア周りには色々と手を加えています。まずCPUがCeleronのままではAMTが使えないので、中古で「i5-2400S」を安く調達し換装(少々もったいない気もしますが仕方が無い)。USB3.0ポートを追加するため、眠らせていた「ASUS U3S6」 を引っ張り出し、3.5インチベイ搭載用の前面USBコネクタ「CVS ED-UB-IN7」と組み合わせ、ポートを前面に引き出しています。それとHDD冷却ファンを「Coolermaster XtraFlo 120 Slim(R4-XFXS-16PK-J1)」に交換し、HDDとマザーボードとの干渉を抑えました。
































こうしてハードウェアの環境は整備できたのですが、問題点が一つ。それはSATAポートの不足だったりします。「DQ67SW」の6ポートと、「ASUS U3S6」の2ポート、「AsRock SATA3 Card」×2の4ポート、合計12ポートは確保したのですが、このケースに搭載可能なHDDは計14台なので、あと2ポート足りません。最悪、残っているPCIスロットにSATAカードを挿すことも出来るのですが、HDDをフル搭載するような事態は考えにくいことから、それは見送ることにしました。PCI-E接続で4ポート以上を備えるSATAカードは高価なので、そのうち安く出回ってくれることを期待することにしましょう。

ソフトウェア周りは殆ど手を加えておらず、OSは「Windows Home Server 2011」のまま。これにAMT周りの設定を追加しただけです。 その辺のくだりは前回で紹介していますので割愛しますが、これで離れた場所からBIOSも含めいじれるようになりました。そもそもこの実家サーバーは自室から離れた収納庫に設置しているので、実家にいる時でも重宝していたりします。

とまぁ、こんな感じに実家サーバーのリプレースが完了。AMTも含め動作は良好で、HDDが全てアイドル状態となった時の消費電力は47W程度と中々。HDDもまだまだ増設できますし、これからも活躍してくれそうです。

2013年2月3日日曜日

Q67マザーで遊んでみる(その1)

性懲りもなくPCネタを。最近、現行より1世代前のモデルであるQ67マザーに興味を持ち、安く手に入らないかと探し回っておりました。Q67マザーはどちらかというと企業向けのモデルなので数が少なく、先日ようやく計2枚の調達に成功。色々といじって遊んでみることにしました。


で、今回調達したのが「DQ67OW」と「DQ67SW」、両方ともintel製のマザーボードです。「DQ67OW」はPS/2やシリアル/パラレルポートといったレガシー系のインターフェースを搭載しており、どちらかと言えばサーバー向けの製品。一方「DQ67SW」にはそういった装備は一切無く、USB3.OやDisplayport、eSATAといった最新のインターフェースを搭載しており、デスクトップPCとしての活用が見込める製品です。なおintel製のマザーなので、両者ともLANチップとして定評のある「Intel 82579LM」を搭載しています。

DQ67OW」は地元のPCショップに中古品が置いてありすぐに調達出来たのですが、「DQ67SW」の方は出物がなかなか見つからない。探し回ったあげく、新宿の中古PCショップに入荷されたところをすかさずゲットすることに成功。両者とも、4000円程度で調達することが出来ました。intel製のLANカード「EXPI9301CT」が3000円程度であることを考えると、これはなかなかお買い得と言えるかと。

お次にこれらの活用なのですが、まずは「DQ67SW」を使ってPV4キャプチャマシンをリプレースすることにしました。現在PV4キャプチャマシンにはASUS「P8B75-M」を用いており、取り立てて大きな問題があるわけではありません。ただ、リモートデスクトップで接続するとキャプチャに失敗してしまうため、Q67の持つ「AMT(Active Management Technolog)」という機能が使えないか、と考えた次第でして。

この「AMT」ですが、主に企業向けの機能ということもあって、正直よく分からない部分も多かったりします。調べても出てくるドキュメントが英語の物ばかりでちんぷんかんぷん。ただ、遠隔地にあるPCをリモートで管理できるという代物ということだけは確か。トラブったPCの目の前にいなくても、電源のON/OFFが出来たりBIOSをいじれたりと、 使いこなすことが出来ればなかなか便利そうです。

だがしかし。この「AMT」を使うためには、Q67等を搭載した対応マザーと対応CPUを組み合わせなければなりません。その対応CPUとは、すなわち「vPro」に対応しているものになり、概ねミドルレンジ以上のモデル(i5、i7、Xeon)になります。ちなみに、動作倍率変更が可能な「K」シリーズや、i5でも下位モデルは非対応だったりするので要注意。

ここで更に注意が必要となるのは、「DQ67OW」「DQ67SW」共にIvy Bridge世代のCPUには対応していないということです。つまりは必然的にSandy Bridge世代のCPUの中から、vPro対応のCPUを選ばなくてはなりません。intelのホームページから検索などしてみたところ、下記のモデルが対応していることが分かりました。

  • Intel® Core™ i5-2400 Processor (6M Cache, up to 3.40 GHz)
  • Intel® Core™ i5-2400S Processor (6M Cache, up to 3.30 GHz)
  • Intel® Core™ i5-2500 Processor (6M Cache, up to 3.70 GHz)
  • Intel® Core™ i5-2500S Processor (6M Cache, up to 3.70 GHz)
  • Intel® Core™ i7-2600 Processor (8M Cache, up to 3.80 GHz)
  • Intel® Core™ i7-2600S Processor (8M Cache, up to 3.80 GHz)
  • Intel® Xeon® Processor E3-1260L (8M Cache, 2.40 GHz)
  • Intel® Xeon® Processor E3-1220L (3M Cache, 2.20 GHz)
vPro対応のSandy Bridge世代のCPUには、他にも「i5-2390T」「i5-2500T」といった省電力モデルや、「Xeon E3-1245」等もありますが、残念ながら「DQ67OW」「DQ67SW」の方が非対応。もしかしたら最近のBIOSアップデートで動作するようになっているかもしれませんが、経験上intel製マザーは対応リストに掲載されていないCPUは動作しないことが多いので、今回はパス。たまたま手元に「i5-2400S」が余っていたので、これを使うことにしました。

さて、マザーとCPUが揃ったので、他のパーツはリプレース対象のPCから流用しつつPCを組み上げます。このあたりは頻繁に紹介しているので詳細は割愛しますが、これを機に電源をSeasonic「SS-500HT」 から、玄人志向「KRPW-G2-550W/90+」に置き換えました。旧来の「SS-500HT」、性能的には不満は無かったのですが発売が2004年と古く、電力効率も考えると置き換え時と考えたからです。今回「KRPW-G2-550W/90+」に置き換えたところ、アイドル時の消費電力は30Wを下回るようになりました。さすが80PLUS GOLD認証と言ったところでしょうか。この性能で5000円台半ばというお値段はなかなかお買い得と言えるかと。

ハードウェアの組み立ても終わり、Wndows7のインストール、旧環境からのデータ移行も完了。いよいよAMT周りの設定に入ります。今回は、愛読している「DOS/V POWER REPORT」のWebサイトに掲載されていた記事を参考に、やり方は掲載されていた方法をほぼ踏襲しています。やり方自体は上記リンクを参照して頂くとして、ポイントをいくつか挙げておきます。
  • 中古で買ったため、BIOS上の「Intel ME」メニューには入れず。マザー上のジャンパピンでパスワードリセットする羽目に。
  • IPアドレス指定は固定では無くDHCPにしておいた方が楽。ルーター側で固定IPアドレスを自動的にリースするようにしておけばOK。
  • 「Manageability Developer Tool Kit」上の「Remote KVM Settings」の設定で、パスワード設定に落とし穴が。合計8文字かつ、小文字・大文字・記号をすべて含む必要がある。「8文字以上」と勘違いして大いにハマってしまった。
とまぁ、いろいろと試行錯誤して、ようやくホスト機にリモート接続できるようになりました。長かった・・・。


これはクライアント機の画面になりますが、画面の右中程にあるウィンドウが、RealVNC経由で接続したホスト機の画面になります。このBIOSメニューだけでは無く、Windows起動から動作中の画面についても表示させることが可能です。

また、クライアント機のブラウザにて「ホスト機のIPアドレス:16992」 にアクセスすれば、AMTの管理画面を表示させることが出来ます(画像一番奥のFirefoxのウィンドウ)。現在のホスト機の状態表示から、果てはリモートでの再起動・電源ON/OFFを実施させることが可能です。当然、ホスト機の電源が落ちている時でも(ホスト機の電源がコンセントに接続されている限り)、この管理画面を表示させることが可能。いやぁ、なかなか凄い。

こうしてAMTによるリモート環境が整ったわけですが、いざ実際使ってみると問題が。PV4での録画中、RealVNC経由で接続すると、録画に失敗してしまうのです。リモートデスクトップやRealVNCそのもの機能と異なり、AMTはハードウェアによる機能なので、録画には影響しないと考えていたのですが・・・残念。録画中のリモート操作という、一番の目的が果たせない結果に終わってしまいました。

ただ、やはりリモートで管理できるというメリットは大きいのは確か。PV4で録画する時間帯はほぼ決まっているので、その時間外で管理したい場合には色々と重宝しそうです。このPV4キャプチャマシンは実家に設置しているので、マンションの自室にいる時は今まで全く管理できていませんでした。例えばトラブった際に、遠隔でリブート出来たりするのは非常にありがたいですわ。

とまぁ、やや期待外れに終わってしまったPV4キャプチャマシンのリプレースですが、まだ 「DQ67OW」が手元に残っています。今度はこれを使って実家サーバのリプレースを行おうと考えておりますのでこうご期待。