2012年12月23日日曜日

Smart-UPS 500のバッテリーを安く交換してみる

実家で録画環境用に「Smart-UPS 500」を使っているんですが、先日より警告アラームが頻繁に鳴るようになってしまいました。購入履歴を確かめてみると、2009年7月と3年以上前。熱がこもるような環境で使っていたこともあり、「バッテリーの寿命が来て当然か・・・」なんて考え、バッテリーの交換に踏み切ることにした次第。

さて、APC社製のUPSのバッテリー交換ですが、実は今まで何度かやったことがあります(過去雑記へのリンク)。 なので作業自体については慣れたものなのですが、代替品として用いるバッテリーに何を使うかで、いろいろな選択肢があったりするわけで。
  • 松コース:APC社純正の交換バッテリーキット「RBC48L」を購入する(約15000円)
  • 梅コース秋月電子通商で完全密封型鉛蓄電池(12V9Ah)「WP1236W」 を購入する(2200円×2=4400円)
企業で使っているなら、交換後のバッテリーも廃棄してくれる「松コース」を選ぶべきでしょうが、当然ながらお値段がお高いわけで。コストとバッテリーの信頼性のバランスを考えると「竹コース」が無難で、実は今まで経験してきた交換もこの「竹コース」でした。ですが、バッテリー自体が4200円から5700円に値上げされてしまい、バッテリー処理や保証を考えると旨味が少なくなってしまいました。とは言え、梅コースはどうかなぁ・・と考えていたところ、ここに新たな選択肢が。
松竹梅のさらに下が思いつかなかったんで、とりあえず「たんぽぽ」と名付けてみました(笑)。音楽製品の通販サイトとして名高いサウンドハウスさんですが、実はUPSも出しております。その交換用バッテリーが1500円と激安で、規格的にもSmart-UPS 500」にそのまま使えてしまうのです。もちろん保証なんて無いですし、品質的にも情報が少なくて判断に迷いましたが、「安いし1年保てばいいかなぁ・・・」なんて考えて、今回はこの「たんぽぽコース」にしてみた次第。

 で、届いたバッテリーCLASSIC PRO UPSB9AH」がこちら。思いっきり「Made in China」と記されており、少々不安がよぎります。まぁ、何かあったらすぐに交換してしまえば大丈夫でしょう、多分。




















そして「Smart-UPS 500」の前面パネルを開けて、さっくりとバッテリーを交換。バッテリー間を接続しているケーブルはそのまま流用するので、取り外し時にはちょっと注意が必要だったりします。まぁ、意図してニッパーで切断でもしない限り、壊れるような物ではありませけど。

バッテリー交換後の動作確認。充電が出来ることと、セルフテストにパスすることは確認できたので、おそらくは大丈夫でしょう。 問題は今後の経年劣化なのですが・・・。




















で、これがUPS内から取り出した、劣化したバッテリー。APC社のラベルは貼られていますが、実際は「GS YUASA」製。型番も「竹コース」で紹介した「PXL12072」そのものでした。信頼性を重視するなら、やっぱり「竹コース」を選ぶべきでしょうねぇ・・・。


 今回のバッテリー交換から、早3週間が経過しているのですが、今のところUPSは特に問題なく動作してくれています。日頃UPSの存在なんて気にするようなものでは無いのですが、「突然発火とかしないかなぁ」とちょっと不安に思っていたりも。まぁ、このあたりの安心感という意味でも、あまり「たんぱぽコース」は良くないかも知れませんねぇ。うーむ。

1 件のコメント:

  1. じゅうぶんでしょう。
    私なんか、安売りの自動車用バッテリーを使っているくらいですが、容量が大きくて別の意味で安心感ありますw

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