2012年6月26日火曜日

こっそり沖縄に行ってました(3日目)

1日目・2日目から随分間が空いてしまいましたが、今更ながらに3日目をお披露目したいと思います。やろうやろうと思ってはいたのですがねぇ・・・我ながら無精すぎる。

前日のスキューバダイビングの疲れを引きずりながらの3日目。同行している方々はゴルフをするとのことなのですが、あいにく私はゴルフ未経験。それでもクラブとかはレンタルで用意していたのですが、「無理してやらなくてもいいんじゃね?」というありがたいお言葉が。そのお言葉に甘え、ゴルフはキャンセルして一人でブラブラとすることに。

今いるのは、観光地として名高い恩納ビーチ。ただ小雨がぱらついてきそうな曇り空ですし、レンタカーもゴルフ組が使用中。色々と考えた結果、ビーチを散策してから那覇に出ることにしました。

















そんなわけで、一人ブラブラとビーチを歩く。夏本番だったら多くの人で賑わっているのでしょうが、まだ5月末なので私と同じように散歩する人がいる程度。それにしても海はホントきれいで、カップルで来たのならば良い思い出になるでしょうねぇ・・・私には全く持って無縁ですが(涙

 1時間ほど歩いてから、那覇行きの高速バスに乗り込みます。昨日の疲れもあってウトウトしてしまい、気がついたら那覇市街でした。1時間ちょっとで那覇バスターミナルに到着。とりあえず海の方に向かって歩いてみます。

















ふらふらと歩いていたら、中国風の庭園を発見。「福州園」という公園だそうで、入場も無料でした。水が流れる音が心地良く、しばし暑さを忘れさせてくれました。なぜか亀がいっぱいいて甲羅干しなんてしてたので、亀好きの人にもお勧めです(笑

そして行き着いたのが「対馬丸記念館」。沖縄の悲しい歴史を静かに物語ってくれる施設です。沖縄に来たならば、こういうコトも知っておくべきでしょう。ただ書いていてもあんまり楽しいことはないのでここは割愛。ホントは沖縄県立博物館に行きたかったのですが、あいにく休館だったので・・・。

お昼になり、暑い街をとぼとぼと歩く。東北人にとっては、5月末でこの暑さは応えます。歩き疲れたので涼むべく、「ゆいレール」に乗って休むことにしました。

















沖縄県唯一の鉄道として有名なこの「ゆいレール」。たった2両編成と、東京の通勤路線とかに比べたらおもちゃのような鉄道ですが、それでも車社会の沖縄ではかなり奮闘している模様。事実、昼間でも10分間隔で走っており、中々便利。軽くかかった冷房が、暑さに疲れた体に染み渡ります。高いところを走るだけあって眺めも良いですし、ただ乗っているだけでも十分観光気分になります。


















一日乗車券を買ったので、調子に乗って終点の首里駅まで行ってみる。そこには魅惑の分岐器が・・・。モノレールの分岐器というのは、跨座式・懸垂式問わず、どうしても複雑な構成になってしまうものなのです。 レールが大きく動く様は、思わず「おおっ!」と唸ってしまうほど。・・・鉄ちゃんなんです、どうしても血が騒いでしまうんです・・・。
 

















今度は反対側の終点である那覇空港駅へ。モノレールに乗るのも飽きたので、のんびりと飛行機でも眺めることにしました。

















那覇空港は国内でも有数の地方空港。もう数分間隔で離発着が繰り返されており、実に慌ただしいです。何せ滑走路が1本しかありませんから、それでやりくりせざるを得ないわけです。管制官の人は実に大変だろうなぁ・・・。














 

















 おまけにこの那覇空港は、陸・海・空の3自衛隊も共用しているから更に大変。駐機場には海上自衛隊の対潜哨戒機・P-3Cがずらりと並んでいますし、航空自衛隊の戦闘機・F-15Jも爆音を立てて訓練のために離陸していきます。緊迫する尖閣諸島もすぐ近くと言うことで、ここはある意味「前線基地」でもあるのですね。いやはや。

















鉄分・ミリタリ分といろんな栄養分を補給しまくってホクホク状態で歩いていると、空港内のお店にこんなところが。・・・申し訳ないですが、自分にはトライする勇気はありませんでした。ドクターペッパーは大好きなのですが、ルートビアはちょっと無理。だって湿布の味(におい?)しかしないんだもん。

















このあとは、那覇のメインストリートである国際通りを歩いてみたり、ゴルフ組と合流してから沖縄そばや沖縄料理を堪能してみたり。 そんなこんなで3日目は瞬く間に過ぎ去っていったのでありました。今日も疲れたましたよ・・・。

転勤してきてもうすぐ1年か・・・

もう6月も終盤戦。去年の7月に転勤してきましたから、仙台暮らしもかれこれ1年になります。何だかあっという間だったなぁ・・・。

何度もこの雑記で書いてますが、転勤で仕事も大きく変わりました。自分でも日々能力不足を痛感していることから、研修を受けてきっちり勉強することにしました。今日からほぼ丸々2週間と、かなり長い研修となる予定。当然職場からも離れることになりますので、浦島太郎状態になってしまいそう。やれやれ。

プライベートでは、実家でトラブルが起きており、その解決のために奔走する羽目に。もう親にもあまり頼れない年齢になったんだなぁ・・・としみじみ感じさせられた一件でした。先が思いやられますわ。

2012年6月15日金曜日

広域イーサネクストを使ってみての雑感

先日の雑記でもちらりと書きましたが、マンションと実家でそれぞれ光ネクストが開通したので、「広域イーサネクスト」が使えるようになったので、色々と試しておりました。試行錯誤の上、使い物になってきたので、つらつらとメモを残したいと思います。気力があったら、ちゃんとした形のレビューにでもまとめたいところですが。

1.速度はそれなりに早い。

実家(光ネクスト ハイスピードタイプ)~広域イーサネクスト~マンション(光ネクスト マンションタイプ)といった接続構成をとり、実家に置いているFTPサーバにマンション側からアクセスしたところ、ダウンロード速度は混雑している時間帯でも70Mbps少々出ており、普通にLAN感覚で使うことが可能でした。ネットワーク越しの動画再生もストレスを感じることなく実施可能なレベルです。かなり優秀と言って良いのではないでしょうか。

2.プロバイダ接続との共用も可能

公式サイトの接続構成図を見ると 、プロバイダとの接続とは共用出来ないようにも思えますが、これがそうでもなかったり。

例えば実家((光ネクスト ハイスピードタイプ) を例にとると、ONU直下にはひかり電話ルータがあり、その更に下にあるブロードバンドルータからプロバイダとのPPPoEセッションを張っておりました。この状態で広域イーサネクストとプロバイダ接続を共用するためには、ひかり電話ルータの下に専用端末を接続し、更にそこからブロードバンドルータのLANポートに接続してやればOK。図にするとこんな感じ。

ONU(UNI)-(WAN)ひかり電話ルータ(LAN)--(WAN)ブロードバンドルータ(LAN)---各端末
                         \               /
                           (LAN1)専用端末(LAN2)

 ここで注意すべきなのは各ルータの設定。ひかり電話ルータは「PPPoEブリッジ有効」「IPv6ブリッジ有効」に設定し、ブロードバンドルータは「IPv6ブリッジ無効」としてやること。そうしないと、専用端末の「LAN1」「LAN2」両方で光ネクスト回線に接続されていると誤認識されてしまい、上手くいかなかったりします。

ちなみに、単純なルータ1台構成の場合は、いわゆる「ハブ分け」をしてやる必要があります。これがマンション(光ネクスト マンションタイプ)の接続構成にあたりますので、こちらもご紹介しておきます。

(UNI)-HUB--(WAN)ブロードバンドルータ(LAN)---各端末-
       \                /
        (LAN1)専用端末(LAN2)

ここでも注意なのが、ブロードバンドルータの設定を「IPv6ブリッジ無効」とすること。ハブ分けをせず、IPv6ブリッジを有効にした上でブロードバンドルータ下部に専用端末を接続しても、やはり「LAN1」「LAN2」両方で光ネクスト回線に接続されていると誤認識されてしまい、上手くいきませんので。

3.DHCPの利用はやや困難

通常ブロードバンドルータを使っていると、DHCPサーバ機能を有効にしているかと思われます。しかし上記のような構成で広域イーサネクストを利用すると、同一NW上に複数のDHCPサーバ(ブロードバンドルータ)が存在することになり、意図しないIPアドレスが割り振られてしまったりというケースが考えられます。私の場合、マンションから接続しているのにも関わらず、実家のブロードバンドルータからIPアドレスが割り振られてしまうというケースがありました。こうなると、インターネットへの接続も実家経由となってしまいます。

これを避けるためには、各ブロードバンドルータのDHCPサーバ機能を無効にするか、はたまた各端末にIPアドレスを固定で割り振るしかありません。便利なはずのDHCP機能もこうなると結構面倒です。まぁ、これを上手く使えば、プロバイダとの契約も1拠点でだけ、という構成も可能でしょう。もちろん、インターネット向かいのトラフィックが余計な経路を通ってしまうというデメリットもありますけど。

4.「蟹」ははっきり言って鬼門

ネットワークを長年使い続けている方ならば、Realtek社製(いわゆる「蟹」)のネットワークアダプタの悪評は聞いたことがあるかと思います。私も使用は出来る限り避けており、オンボードで蟹が乗っていても、わざわざIntel製のネットワークアダプタを別途購入するようにしておりました。

で、この広域イーサネクストですが、このRealtek社製のネットワークアダプタ、特にRTL8169やRTL8111と言ったギガビット世代のチップとは相性が最悪なようで、ネットワーク接続を認識出来ないなど、正直まともに使えませんでした(恐らくドライバの作りが良くない模様)。ただ低コストと言うこともあり、最近のマザーボードにはこのRTL8111あたりが搭載されているケースが殆どなので、正直頭が痛いところです。

広域イーサネクストのページには、「専用端末には余っているPCで十分」とありますが、CPUなどのスペックはともかく、ネットワークアダプタの「質」は考えて選択する必要がありそうです。私が試した限りでは、Intel製のネットワークアダプタならほぼ大丈夫なようでした。以下に正常に動作したネットワークアダプタをご紹介しますので、参考にして下さい。他にもネットワークアダプタの手持ちがありますので、時間があったら試してみたいと思います。

Intel Gigabit CT Desktop Adapter EXPI9301CT(PCI-Ex1、1000BASE-T)
Intel PRO/1000 MT Desktop Adapter(PCI、1000BASE-T)
Intel PRO/100 S Desktop Adapter(PCI、100BASE-TX)
Intel 82566DM-2 (Intel PRO/1000 PL)(NEC Express5800/110Geオンボード、1000BASE-T)
Broadcom BCM5755(HP dc5700SF/CTオンボード、1000BASE-T)


とりあえず本日はここまで。ふー疲れた・・。

2012年6月14日木曜日

cat.7なんて飾りですよ、ってことですか

LANケーブルによる速度の違いテスト結果」(スラッシュドット)

結論としては、1000BASE-T程度ではcat.5だろうとcat.7だろうと殆ど差は出ないという、予想されていた結果に終わった模様。まぁ、高々5mの距離では優位な差は出ないでしょうねぇ。ノイズまみれの環境で100mぐらい引き延ばしたら分かりませんけど。

そういえば、うちの実家は10年以上前に建てられていますけど、当時としては最先端のLAN配線をあらかじめ施工してあったりします。規格としてはcat.5なんですが、普通に1000BASE-Tで使えていたりするので、やはり数メートル~10メートルといったレベルでは問題は出ないのでしょう。いつかは10Gの時代も来るのでしょうが、それまでは使い続けることが出来そうです。

個人的な意見としては、ケーブルの規格云々よりも、ケーブルの工作精度の方が性能に大きな影響を与えてしまうのではないかと・・・。特に自作ケーブルは接触不良やら何やらが起きやすいので、例え自分自身が作ったとしてもあんまり信頼してません(笑)。とは言え、ちょうど良い長さのケーブルを作るには自作するしかありませんから難しいところですが。

2012年6月13日水曜日

こっそり沖縄に行ってました(1日目・2日目)

気がつけば6月も半ば。今月に入ってから、このブログの更新をすっかりサボっておりました。別に忙しいのでも何でもなく、ただ単に気力が無かったというか、すっかり忘れていたというか。以前のように、毎日のように更新していたのが嘘のようですなぁ。いやはやまったく。

ブログを更新しないのはネタが無いからでは・・・と思われたかもしれないですが、実はその逆。タイトルにも書いてますが、実は5月末頃に3泊4日で沖縄旅行へ行っていたりします。GWも普通に仕事をしており、その代休を取らなければなぁ・・・なんて思っていたところに、前の職場の同僚から「今がシーズンオフで安いよ?」と誘われたので、これ幸いと行ってみた次第。その顛末を簡単にですがご紹介したいと思います。

<1日目> 


まずは沖縄に向かうわけですが、私の住む仙台からは沖縄への飛行機は1日1便だけ。しかもチケットも安くないので、一旦東京に出て他の皆さんと合流し、羽田から沖縄に向かうことにしました。新幹線に乗り東京へ。途中時間があったので、秋葉原を散策してたりしました(先日のクレバリー倒産の雑記でも多少触れましたが)。

















羽田空港で仲間たちと合流し、一路沖縄・那覇空港へ。2時間以上に及ぶフライトは初めてでしたが、窓からは海が見えるだけでひたすら暇。仕方なく3DSでモンハンをやってたりしましたが。

















そして那覇空港に到着。到着ロビーに出た瞬間「蒸し暑い・・・」と思わず口に出る。仙台や東京がカラッとした天気だっただけに、そう思うのも無理はないわけで。流石常夏の沖縄というところでしょうか。これでも5月というのがにわかに信じられませんでした。

ここからはレンタカーに乗り、一旦那覇中心部の国際通りへ。ここで夕食を取ってから、リゾート地として名高い恩納にあるホテルに向かいます。沖縄の土地勘が全く無いのでよく分からなかったのですが、那覇市街から恩納まで高速を使っても1時間ぐらいと結構かかりました。沖縄本島も狭いようで結構広いんですねぇ。

















そして着いたのが、2泊することになるリゾートホテル。そこがまた凄かった・・・。今はシーズンオフなので格安だったとのことでしたが、GWや夏のハイシーズンともなると一泊3万円はするとかしないとか。上の写真は翌朝撮ったものですが、この通り眺めもバッチリで、海はもう目の前。部屋も広く快適で、「こんなところに泊まって良いのかな・・・?」なんて思いつつ、夜は更けていったのでした。

<2日目>


2日目は何とスキューバダイビングにトライ、もちろん初体験です。本当ならライセンスが必要なのですが、インストラクターの方が同伴する形での、言わば「お試しプラン」といったところ。ダイビングどころか、泳ぐことすら15年ぶりぐらいの自分としてみれば、少々不安だったりしましたが。人生何事も経験ですよ。

















ホテル近くの漁港から船に乗り、目指すは慶良間諸島。所要時間は1時間ほど。生憎小雨がぱらつくような天候で、風も多少ありそこそこ波も立っておりました。そんな中を船はかっ飛ばすものですからなかなかにスリリングです。幸いにも船酔いはしませんでしたが。

































そして着いたのが渡嘉敷島沖のスポット。水はご覧の通り透き通っており、泳ぐ魚たちが船の上からハッキリ見えるほどでした。ウェットスーツに着替え、酸素ボンベを背負っていざ水中へ。最初はおっかなびっくりで、インストラクターの方に手を引っ張ってもらって何とか「潜って」いただけでしたが、それなりに人間は慣れるもので。2回目は海底に捕まりつつ移動できるようになり、3回目には自力で泳いで回れるようになりました。「潜水艦と同じで、息を吸えば浮かぶし、吐けば沈む」という、実に当たり前なことを体で覚えることが出来、なかなか有意義でしたねぇ。
 
勿論、いろんな海の生物も間近に見ることが出来たのですが、私のデジカメでは水中の写真が撮ることが出来ないため、ご紹介できないのは実に残念。きれいな珊瑚礁やイソギンチャク、ぶっといナマコ、はたまた色鮮やかなウミウシとかをお見せしたかったのですが。また機会があれば、デジカメの水中用ケースを揃えて再トライしてみたいものです。

で、計3回のダイビングを終えてぐったりしていた我々に再び試練が。行きの時以上に海が荒れており、帰りの船は揺れに揺れる。それでも疲れていると寝られてしまうものなんですね・・・人間って。いやはやホント疲れましたよ。

さて、3日目/4日目はまた改めてご紹介することにします。こうご期待。