2012年5月21日月曜日

光ネクストの「フレッツ・v6オプション」で画策中

先週、実家に「光ネクストファミリーハイスピードタイプ」が開通したことはご紹介しましたが、その後いろいろと画策しておりました。この光ネクスト、無料サービスでもある「フレッツ・v6オプション」を申し込んでしまえば、ISP網を経由することなく、フレッツ網内だけで各拠点の端末間がIPv6にて直接通信できてしまうのです。上手く活用すれば、実家とマンションとの間で専用線を引いたような使い方も出来るはず。以前もBフレッツと「フレッツ・ドットネット」を使って色々と試して失敗していましたが、今回こそは成功させたいものです。

まず手始めとして、実家とマンションそれぞれで 「フレッツ・v6オプション」を申し込みます。申し込んで1時間もすれば設定が有効になるので、ブロードバンドルータの設定で「IPv6パススルー」を有効にしてやれば、各端末に2048で始まるフレッツ網限定のIPv6アドレスが割り振られます。

これで各端末間が通信できるかどうか、pingコマンドを用いて確かめたいのですが、Windows7ではデフォルトでファイアーウォールが有効になっているためpingに応答を返しません。そこでこのサイトを参考にしてファイアーウォールの設定を変更し、pingへ応答を返すようにしてやります。その上でマンション端末から実家端末へ、IPv6にてpingを飛ばすと応答が返ってきました。遅延は3~4ms程度とかなり低く、さすが同一県内のフレッツ網内で通信しているだけのことはあります。

それではファイル転送を試してみる・・・と行きたいところですが、Windowsのファイル共有は、そのままではIPv6でやり取りできないようなので今回は断念し、お手軽に「リモートデスクトップ」を試すことに。マンション端末でリモートデスクトップを立ち上げ、実家端末のIPv6アドレスを指定してやると、何の問題もなく接続できてしまいました。レスポンスも全く問題ありません。こりゃ凄い。

 とまぁ、簡単にIPv6接続を試してはみましたが、どうやら使い物にはなりそうな感じ。ただ、ブロードバンドルータの仕様上、IPv6の通信はすべてスルーとなってしまうので、セキュリティ的には危険な気がします。フレッツ網という閉塞網でしか通信できませんし、しかも相手のIPv6アドレスを知る事なんてそう簡単には出来ないはずですけど、そのうち何らかの手段が出て来ないとは限りません。IPv6のフィルタリング機能を備えたブロードバンドルーターもあるようですが、いかんせん高価ですし、私のような素人では使いこなすのも難しい。うーむ。

そこで色々調べてみたのですが、「広域イーサネクスト」 というソフトを使えば、私のやりたいことが簡単に実現出来てしまうようです。このソフト、かの有名な「ソフトイーサ株式会社」が提供しており、期間限定ではありますが無料で使うことが出来ます。ただ、そのままではブロードバンドルーターを使ったインターネット接続と光ネクスト回線を共用出来ないようなので、接続構成や設定に頭をひねる必要があるようです。とりあえず、単純な構成で接続できるかどうか検証してみることにしますわ。

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