2012年5月30日水曜日

遂にクレバリーが逝ったか・・・

秋葉原のクレバリー、近日中に破産手続きの開始が決定される模様」(スラッシュドット)

近々そうなるとは思ってはいましたが、ついに来てしまいましたか。取り揃えているキーボードの種類以外に特色が無く、価格もそんなに安くないとなれば、激戦区だけに他の店に流れてしまうのは必至。費用を圧縮すべく、店舗を集約しても生き残れなかったのということですか。

個人的にはそれほど利用したことはなく、せいぜいオリジナルやバルクのSATAカードなどを買ったぐらい。価格表示が税抜き/税込み両方となっているため、「お、安い?」と思っても、よくよく見てみると税抜き価格でしょんぼりしたことが多かったような気がします。あと、バルクHDDの保証期間が6ヶ月と短かかったので、例え安くても避けておりました。

実は26日の土曜日に、集約された後のお店に立ち寄っていたりします。集約されただけあって品数が増えたように感じましたが、いつものように流して見ただけで終わってしまいました。やはり小規模の自作PCショップは、アークやFleet、オリオスペックのように何かしらの「ウリ」を持っていないとダメなのでしょうね。 数が出るCPUやメモリ、HDD等の主要PCパーツの利益なんて雀の涙と言いますし・・・。何はともあれ、山田くんに合掌。

2012年5月21日月曜日

光ネクストの「フレッツ・v6オプション」で画策中

先週、実家に「光ネクストファミリーハイスピードタイプ」が開通したことはご紹介しましたが、その後いろいろと画策しておりました。この光ネクスト、無料サービスでもある「フレッツ・v6オプション」を申し込んでしまえば、ISP網を経由することなく、フレッツ網内だけで各拠点の端末間がIPv6にて直接通信できてしまうのです。上手く活用すれば、実家とマンションとの間で専用線を引いたような使い方も出来るはず。以前もBフレッツと「フレッツ・ドットネット」を使って色々と試して失敗していましたが、今回こそは成功させたいものです。

まず手始めとして、実家とマンションそれぞれで 「フレッツ・v6オプション」を申し込みます。申し込んで1時間もすれば設定が有効になるので、ブロードバンドルータの設定で「IPv6パススルー」を有効にしてやれば、各端末に2048で始まるフレッツ網限定のIPv6アドレスが割り振られます。

これで各端末間が通信できるかどうか、pingコマンドを用いて確かめたいのですが、Windows7ではデフォルトでファイアーウォールが有効になっているためpingに応答を返しません。そこでこのサイトを参考にしてファイアーウォールの設定を変更し、pingへ応答を返すようにしてやります。その上でマンション端末から実家端末へ、IPv6にてpingを飛ばすと応答が返ってきました。遅延は3~4ms程度とかなり低く、さすが同一県内のフレッツ網内で通信しているだけのことはあります。

それではファイル転送を試してみる・・・と行きたいところですが、Windowsのファイル共有は、そのままではIPv6でやり取りできないようなので今回は断念し、お手軽に「リモートデスクトップ」を試すことに。マンション端末でリモートデスクトップを立ち上げ、実家端末のIPv6アドレスを指定してやると、何の問題もなく接続できてしまいました。レスポンスも全く問題ありません。こりゃ凄い。

 とまぁ、簡単にIPv6接続を試してはみましたが、どうやら使い物にはなりそうな感じ。ただ、ブロードバンドルータの仕様上、IPv6の通信はすべてスルーとなってしまうので、セキュリティ的には危険な気がします。フレッツ網という閉塞網でしか通信できませんし、しかも相手のIPv6アドレスを知る事なんてそう簡単には出来ないはずですけど、そのうち何らかの手段が出て来ないとは限りません。IPv6のフィルタリング機能を備えたブロードバンドルーターもあるようですが、いかんせん高価ですし、私のような素人では使いこなすのも難しい。うーむ。

そこで色々調べてみたのですが、「広域イーサネクスト」 というソフトを使えば、私のやりたいことが簡単に実現出来てしまうようです。このソフト、かの有名な「ソフトイーサ株式会社」が提供しており、期間限定ではありますが無料で使うことが出来ます。ただ、そのままではブロードバンドルーターを使ったインターネット接続と光ネクスト回線を共用出来ないようなので、接続構成や設定に頭をひねる必要があるようです。とりあえず、単純な構成で接続できるかどうか検証してみることにしますわ。

スカパー!HD録画用にHVL-AV2.0を導入してみる

一昨年の夏ぐらいから導入している「スカパー!HD」。キャプチャには何度も紹介しております「PV4」を利用しておりますが、実はバックアップとして同じ番組を「RD-X9」でも録画しておき、キャプチャに失敗した際などにはこちらからキャプチャするなんてことをやってました。ただこの「RD-X9」経由での録画は多々欠点があり、悩みの種でもありました。以下欠点を箇条書きしてみます。

1.RD-X9のD端子出力を、PV4でキャプチャすると画面の下が数ドット欠ける

同じD端子出力でも「TZ-WR320P」ではこのような事象は発生しないため、どうやらこれは「RD-X9」の仕様の模様。スカパー!HDの番組のみならず、地上デジタルやBSデジタルの番組でも同様に欠けてしまいます。

2.RD-X9での録画可能タイトル組数が最大792まで

スカパー!HDで30分番組を録画すると、必要な容量はおよそ1GB程度。「RD-X9」のHDD容量は2TBですから、ざっと2000番組は録画できる計算になるはずなのですが、このようにタイトル数の制限があるため、HDD容量の半分も利用できておりません。700を越えたあたりで古い番組を消す羽目になるのですが、操作レスポンスも非常に悪いため、かなりの手間となってしまいます。

3.RD-X9のユーザインターフェースが悪い

前述の操作レスポンスもそうなのですが、スカパー!HD録画するとタイトル中の「ー」が欠けてしまったり、録画ファイルの保存先はルートディレクトリのみ(録画後に移動は可能)というように、非常に使いづらくストレスが溜まります。


HDDレコーダーと言えば東芝製と断言できるぐらいのクォリティを誇っていたはずなのに、いつの間にやら時代遅れの代物になっていた模様。ともあれ、このままではストレスが溜まる一方なので、スカパー!HD録画用の機器を新たに導入することにいたしました。

新しくHDDレコーダーを買うという事も考えたのですが、設置場所がもう無いため、今回は手軽にNASを導入することに。アイ・オー・データ製とバッファロー製のどちらにするかで悩んだのですが、前者の方が価格が手ごろかつ評判が高い。しかも、5/11のファーム更新で「スカパー!ダビング」にも対応するようになったというタイミングの良さ。そんなわけで、容量が2TBと余裕がある「HVL-AV2.0」を購入する事に。価格を色々調べてみたら、スカパー!HD契約者限定の優待販売がそこそこ安かった(14980円+ポイント還元)ので、そちらでさっくり注文。翌日には手元に届きました。早。
































箱から取り出してみると、その作りは実にシンプル。背面にはLANポートとHDD増設用のUSBポート、そしてACアダプタの接続口ぐらいしかありません。とりあえず、LANケーブルを接続し初期設定を実施(と言っても殆どやることはありませんが)。PCから普通に認識されるのを確認しました。実に簡単です。前述のようにレコーダー周りには設置場所がないため、自室では無くルータなどのネットワーク機器を設置しているスペースに設置しました。ネットワークにさえ繋がっていればいいのですから、この辺は実に楽ですねぇ。

続いてスカパー!HDチューナー「TZ-WR320P」 側の設定。今まで「RD-X9」へ録画されるようになっていた予約設定をすべて消し、「HVL-AV2.0」で録画されるように変更しました。試しに直近の番組を録画予約してみましたが、特に問題もなく録画できてしまいました。素晴らしい。

 さらには「スカパー!ダビング」も試してみることに。「RD-X9」を操作し、「HVL-AV2.0」へスカパー!HDの録画タイトルをダビングしてみると、実放送時間に近い時間は要するものの、問題なくダビングすることに成功。「TZ-WR320P」からそのタイトルを再生しPV4でキャプチャしてみると、画面下の欠けは当然ありませんでした。これでリアルタイムでのキャプチャ失敗時でも、気兼ねなくバックアップから再キャプチャすることが出来そうです。

このように無事導入できた 「HVL-AV2.0」ですが、使っているうちにちょっとした欠点が判明。というのも、「.(ドット)」で始まるタイトルの番組ファイルについて、フォルダへの移動が受け付けられないのです。ちょうどAT-Xで「.hack//SIGN」の放送をしていたので録画してみたのですが、録画自体には成功するものの、前述のように移動が出来ません。リネームしても事象は同じで、ちょっと困っていたりします。 削除自体は出来るので致命的ではないのですが、やはりイレギュラーなタイトル名は鬼門なのかもしれません。

ところで、お役ご免となりそうだった「RD-X9」ですが、地上デジタル&BSデジタルのバックアップ用として活用することにいたしました。PT2での録画はそこそこ安定しているのですが、やはり失敗することはあるので、こうしてバックアップがあるのは安心感につながります。確実なキャプチャというのは実に大変ですし、コストや手間がかかるんですよね・・・。

2012年5月15日火曜日

Bフレハイパーから光ネクストへ乗り換えてみる

実家のインターネット環境ですが、8年ぐらい前に「Bフレッツ・ハイパーファミリータイプ」を導入し、以来ずっと使い続けておりました。ところが先日「にねん割」というのが始まったたため、これを導入するのと同時に、「光ネクストファミリーハイスピードタイプ」に乗り換えてしまおうかと考えました。別に「にねん割」自体はBフレハイパーのままでも導入できるんですが、マンションの方は既に光ネクストということもあり、光ネクスト同士のIPv6通信で色々と遊んでみたいと考えたのでありまして。

「にねん割」は3月ぐらいから開始しておりましたが、プロバイダとの契約変更(withフレッツコースから通常のコースに変更する必要がある)に手間取り、結局NTT東日本に電話したのが4月半ば。その後工事日の日程調整を行い、結局工事まで1ヶ月ぐらいかかってしまいました。まぁ別に急いでいるわけではないので良いのですけど。

事前に色々と下調べしてから電話して申し込んではいたのですが、自分の想定していたものとは違う事項が数点ありました。以下列挙。

・工事費は11340円(参考サイト)
 →ひかり電話の廃止・新設工事分で3675円プラス、計15015円。

・ ONUとひかり電話ルータは交換となり、ONU・ルータ一体型の機器になる
 →Bフレハイパーの際に後付けでひかり電話に加入しているため、一体型にはならない。
  また、ONUは今の物をそのまま流用する。

 とまぁ、色々と想定外なことにはなりましたが、大きな問題にはならないためそのまま工事を行うことに。先日、ようやく工事日を迎え、朝から業者さんが来て工事が始まりました。

工事内容としては、「外のドロップケーブルを、Bフレハイパーのスプリッタから、光ネクストのスプリッタに接続し直す」「ひかり電話ルータの交換」だけで済むはずだったので、1時間ぐらいで終わると見込んでおりました。だがしかし、工事担当氏曰く「既設のドロップケーブルが今の基準に満たない物であることが分かった。無理に使うことも出来るが、出来れば交換した方が良い」とのこと。 こちらとしては時間はかかっても安心して使えた方がいいので、担当氏の提案通りにドロップケーブルを交換してもらうことに。


















こうしてバケット車を使い、実家に入ってきているドロップケーブルを撤去し、近くのスプリッタが入っているクロージャーまで1時間以上かけてドロップケーブルを引き直してもらいました。実家は静かな住宅地にあるため、その前の道路はさほど往来が激しくなく良かったのですが、混雑している道路でのこういった作業は大変でしょうねぇ・・・。

その後、機器の設定作業を色々とやってもらったのですが、今度はひかり電話ルータに本来入っているはずの設定が入っていなかったとのトラブルが。それも何とか乗り越え、お昼過ぎになってようやく工事終了。工事担当氏からは「時間がかかってしまい申し訳ありませんでした」と謝られてしまいました。こちらからしてみれば、色々と想定外のトラブルにも当日中に対処してもらっており、逆にありがたかったぐらいですけれど。

工事担当氏も引き上げ、後はこちらの作業。まずは機器を確認します。












まずONUですが、当初聞いていた「そのまま流用」とは異なり、新しい物に交換となりました。ちらりと作業資料を見た限りでは、やはり8年前の設置と古く、試験基準に満たない可能性があるため交換となったようです。型番を見る限り同じ三菱製ではありますが、筐体の色は黒くなり、更にコンパクトになりました。また、光インドアケーブルをONUに直結という形から、光インドアケーブルが一旦「光コンセントSC」に接続され、フレキシブルなケーブルが伸びてONUに接続されるという形に変更されました。これにより、ONU設置場所の自由度が大きく向上しています。

ひかり電話ルータは「RT-400NE」、こちらも筐体色は黒となりました。WAN/LANインターフェースはギガビットに対応しており、購入するとなったらなかなか高そうな機器です。専用カードを挿せば無線LANも使えるようですが、既にバッファローの無線LANルータ()があるため、そのようにして使う機会は無さそう。

 さて、これら機器の接続構成を考えてみます。以前はONU下部にハブを接続し、ひかり電話ルータと「」を接続しておりました(通称ハブ分け)。こうすることで、ひかり電話ルータを「ひかり電話」専用に使いつつ、インターネット接続には「」を使うことが出来たわけです。今回もそうしようと思っていたのですが、「RT-400NE」のマニュアルを見ると「PPPoEブリッジ」機能が使えるとのことなので、以下のように接続してみました。

ONU-「RT-400NE」-(PPPoEブリッジ)-「」-ギガビットハブ-各端末

このような接続で、 「」からプロバイダへPPPoEセッションを張ると見事成功。こうして、ハブ分けをする必要がなくなり、ハブを一つ撤去することが出来ました。もちろん、ひかり電話も問題なく使えています。

ところで気になる通信速度ですが、下り速度は120Mbps程度は出ていました。ただ上りが6Mbps程度とかなり低く悩みましたが、調べたところWindows7でもMTU・RWINの最適化が必要と言うことが判明。「NetTune」にて最適化して再トライしたら上りも 80Mbps以上出るようになりました。やれやれ。

2012年5月9日水曜日

部屋の模様替えをしてみる

マンションに越してから早8ヶ月。もうすっかり慣れた・・・と言いたいところですが、実家に戻っていることも多いので、そうでも無かったりします。休みの日はだいたい実家にいるので、マンションにいる時間はおおよそ半々ぐらいと言ったところでしょうか。

それはさておき。マンションでは一人暮らしと言うことで、何の気兼ねもなく友人を呼べたりするのですが、人が座ったり出来るフリースペースに乏しく難儀しておりました。色々考えた結果、部屋の模様替えを断行することにしたわけで。

昨日、今日と週休だったので、休みには珍しくマンションの部屋に出向き、家具の配置を変更しておりました。配置を動かすこと自体は簡単なのですが、その後のケーブル配線に四苦八苦。特にアンテナ線やLANケーブルは、接続口からほぼ部屋の対角線上のまでと、相当長く取り回すことになってしまい、汗をかきつつ作業する羽目に。手持ちのケーブルで何とか足りたのは助かりましたが。

 今日の夕方になり、ようやく配線が完了。フリースペースもきっちり確保でき、友人を数人呼んでも問題無いレベルにまで改善されました。最初からこの配置にしておけば良かったなぁ・・・なんて思ったり。


そんでもって、移動のため一時的にバラしていたメタルラックを組み立て始めているのですが、スペースにかなり余裕が出来たため、メタルラックの追加設置を検討中。これが実現すれば、収納スペースがぐぐっと増える見込み。いやぁ、思わぬ副次的効果、嬉しい誤算ですよ。

2012年5月8日火曜日

GWも終わったそうですが

GWもあっという間に終わり、憂鬱な気分で仕事を再開している皆様、いかがお過ごしでしょうか。私自身は前述の通りGWなんてまったく関係なく、毎日のように仕事をしていたわけですが。それはそれで憂鬱になったのですが、GWが明けてからの問い合わせが山のように多く、もう疲れ切ってしまいました。自分自身でいじって使えなくしたあげく、状態をろくに確認もせずに「何とか対処しろ」「手配が遅すぎる」って言ってくるのはいったい何なんでしょうかねぇ・・・某証券会社様、あなたのことですがな。

愚痴はこのくらいにして。かねてより色々と奮闘しているアニメ録画・編集ですが、今月より環境を変更してみました。今まではスカパー!HDで「AT-X」「アニマックス」「キッズステーション」の3チャンネルを視聴してきたわけですが、「AT-X」以外はスカパー!e2に移行しました。その理由をつらつらと書いてみます。

・スカパー!HDのキャプチャが手間

 スカパー!HDのキャプチャはPV4経由で行うのですが、チューナーとキャプチャマシンそれぞれに予約設定をせねばならず、かなり手間がかかります。特に同時刻に複数チャンネルをキャプチャしたいとなると、裏番組を一旦HDDレコなどに録画しておき、それを再キャプチャしなくてはならず、かなり面倒だったのです。また、PV4でキャプチャするとファイルサイズが膨大となり、30分番組で20GB程度は食ってしまいます。1週間に一度はHDDを交換する必要があり、2TB×5台をローテーションして使うという浪費っぷり。

 対してスカパー!e2のキャプチャは、PT2を利用できるため簡単に済ますことが出来ます。また同時に2番組(地上デジタルを加えたら更に2番組)を録画できるため、放送時刻が被っても殆ど気にする必要がありません。ファイル容量も、30分番組で4GB程度とかなり少なめに抑えることが出来ます。


・ スカパー!e2でHD放送するようになった

「AT-X」以外の 「アニマックス」「キッズステーション」は、スカパー!e2でもHD放送をするようになったため、わざわざスカパー!HDを利用する理由も無くなりました(AT-Xだけが移行しようとしないのが謎なのですが・・・)。


とまぁ、こんな事情があり、移行に踏み切った次第でして。 スカパー!e2は16日間の無料体験が出来るため、4月半ばから動作チェックを行いつつ、PV4とPT2の両方で平行してキャプチャしておりました。安定稼働の目処が立ったので、5月頭からはスカパー!e2に完全移行・・・した矢先にキャプチャにことごとく失敗し、頭を抱える羽目になりましたが。原因はB-CASカードでのスクランブル解除に失敗していただけで、あとから手動で解除してやったら何とかなったので助かりましたが。

こうして移行も無事終了したのですが、悩み事が一つ。というのも、今まではPV4だけではなくHDDレコにも録画しておくことで、録画ミス時の影響を防ぐことが出来ましたが、PT2だけではそれが出来ません。そんなわけでバックアップ機の導入を考えていたのですが、ちょうどいいところに来月にはPT3も出る模様。夢がひろがりんぐですなぁ・・・。