2013年8月30日金曜日

DisplayPortからの変換に頭を使ってみる

本日金曜日ですが、私は代休でお休み。せっかくの休みにも関わらず、特にやることも無くて、エアコンを効かせた実家の自室で、「伊集院光 深夜の馬鹿力」を聞きながらゴロゴロしてるだけなのですが。

それはそうと表題の件。 最近、DisplayPortを搭載しているPCやらディスプレイが増えてきており、それを触る機会も増えて参りました。それに伴い、DVIやらHDMIに変換するようなことも多く、色々と悩むこともしばしば。そこで、暇つぶしがてら自分の知識をまとめてみることにしました。皆様もお暇だったらお付き合い下さい。

【DisplayPortとは?】
 ・DVIの後継となる映像入出力インターフェース。PCでの普及が見込まれている。

 ・フルHD以上の高解像度もサポートしており、音声信号も併せた形の入出力も可能。

 ・DisplayPort出力からDVIやHDMI出力への変換は可能だが、その逆はNGな事が多い。
   (あくまで経験談なので、機器によっては大丈夫かも)

 ・ビジネス向けのPCに採用されていることが多い(特にhpやlenovo等の海外メーカー)。

 ・ コンパクト化した「Mini DisplayPort」もあり、主にMACやノートPCに採用されている。
  「DisplayPort」とは相互に変換することが可能。 Mini DisplayPort→DisplayPort変換の製品は
  数多く出回ってるが、その逆はあまり見かけない。


【DisplayPort出力 → DVI出力への変換】
 ・変換アダプタ、もしくは短めの変換ケーブルを用いるのが一般的。
   800~2000円程度で入手可能だが、hpやlenovo製等のジャンク品が出回ることも。
  (8/23、秋葉原のショップインバースで1個300円という破格で入手したことあり)

 ・上記価格帯で売られている物は「パッシブタイプ」というもの。通常の用途では問題ないが、
  Radeon環境で3台以上のマルチディスプレイ環境を構築するような場合は、
  「アクティブタイプ」の製品を選択する必要がある。(参考:玄人志向DP-DVI/A」)
  ※詳細な理由等はググって下さい(w

 ・DVI側が音声信号の入出力をサポートしていないため、 音声信号の変換は基本的にNG。

 ・1m以上の変換ケーブルはあまり見かけない。あっても2000円以上のことが多い。
  (参考:ATS Displayport to DVI 変換ケーブル 2m 1980円(配送料込み))

 ・ネット上で安く買うならこのあたり。
  Displayport → DVI変換アダプタ 650円(配送料込み)

  Display Port to DVI 変換 アダプター 980円(配送料込み)

  Dell DisplayPort-DVI 変換ケーブル 1050円(配送料込み) 
 
  ATS Displayport to DVI 変換アダプタケーブル 0.2m 1150円(配送料込み)
 

【DisplayPort出力 → HDMI出力への変換】
 ・DVI同様、変換アダプタもしくは変換ケーブルを用いるのが一般的。
   やはり800~2000円程度で入手可能だが、DVIとは異なりジャンク品は殆ど出回らない。
  (HDMIは通常ビジネス向けでは用いられず、ジャンク品となるような余剰品も出ないため?)

 ・これもDVI同様、Radeon環境でのマルチディスプレイ環境では「アクティブタイプ」の製品が必須。
  (参考:玄人志向DP-HDMI/A」)

 ・DVIの場合とは異なり、音声信号の変換も問題なく可能。

 ・1m以上の変換ケーブルも、探せば1000円程度から調達可能。ただあまりみかけない。

 ・ネット上で安く買うならこのあたり。
   Displayport → HDMI変換アダプタ 590円(配送料込み)

  Display Port to HDMI 変換 アダプター 980円(配送料込み)

  オリジン商事 DisplayPortケーブル to HDMI 変換 1.8m 1090円(配送料込み)※在庫切れ

  KanaaN ディスプレイポートHDMI変換アダプタ15 CM 1340円(配送料込み)

  MacLab. 1.8m DisplayPort(ディスプレイポート) - HDMI 変換ケーブル 1380円(配送料込み)



まぁ、ざっとこんなところでしょうか。また何か情報を手に入れましたら、追記でもしてみたいと思います。

2013年8月19日月曜日

【メモ】MBRのシステムディスクを、GPTに変更する方法

先日の東京旅行の際、約1万円という安さにつられて3TBのHDD(Seagate ST3000DM001)を購入したのですが、パッと使い道が思い浮かばない(2TBクラスのHDDならゴロゴロ余ってるので)。色々思案したあげく、実家サーバに入れている最後の2TB HDDを置き換えることにしました。随分前に他のHDDは3TBの物に置き換えているのですが、これには事情がある訳で。

その事情というのは、システムディスクを2TBより上のHDDに置き換えるのが大変だから、というもの。ご存じの通り、2TBより大きい容量のHDDはMBR形式で領域確保するとで全容量を使い切ることが出来ず、GPT形式で領域を確保してやる必要があります。ということは、、既存のシステムディスク(MBR形式)をコピーしただけでは全領域を確保できませんし、GPT形式に置き換えるというのもまた面倒。そんなわけで、ずるずると2TBのHDDを使い続けていたのでした。

今回の置き換えに当たり色々調べてみたところ、HD革命やTrueImageの最新版では、MBRからGPTに変換しつつHDD丸ごとコピーが出来ることが分かりました。何とか無料で済まそうと探したところ、「Migrate to UEFI」の評価版が使えそうと分かったのですが、すでに評価期間が終了ししているようで、入手することが出来ませんでした。

めげずに色々と探したあげく、結局行き着いたのが「Seagate DiscWizard」なのですから灯台もと暗しと言うべきでしょうか。これは前述したTrueImageのカスタマイズ版と言うべきソフトで、Seagate製のHDDが接続されてないと使用できません。ただ不幸中の幸いか、移行元も移行先もSeagate製のHDDだったので、そのあたりは難なくクリアした次第。

そんでもって早速作業開始。実家サーバから取り外した2TBのHDDを、メンテ用のPCに接続。新しく購入した3TB物も接続した上で、Windows上からDiscWizadを立ち上げて丸ごとコピー、すなわちクローン作成を試みようとしたところ、MBR形式のままコピーしてしまうのです。マニュアルを読む限りでは、MBRからGPTに変換しつつ、システムディスクのクローンを作成できるはずなのですが・・・うーむ。

で、結局あれこれ悩んだ結果、下記手順で実施できることが分かりました。

 1.DiscWizardのブータブルディスク(CD)を作成する

 2.クローン作成を行うメンテマシンのUEFIを有効にする

 3.前述のブータブルディスクを、UEFIからブートさせる

 4.画面に従って、クローンを作成する

要は、「PCのUEFIが有効かつ、UEFI経由でブートしている」必要があるのです。これは実際にシステムディスクをブートさせるマシンである必要は無いところも面白いですねぇ。実は今までUEFIでブートするようなマシンを組んだことが無く(手持ちのPCのシステムディスクの殆どがSSDのため、わざわざUEFIを使用する必要が無い)、このあたりの経験が浅かったのが苦労した原因ともいえるでしょう。

そんなこんなで、無事システムディスクを3TBに変換することに成功。実家サーバのHDDは3TBモデルに統一されたのでありました。今後、徐々にUEFI&GPTブート環境に移行していく必要があるなぁ・・・なんてぼんやりと考えるように。まぁ、急ぐ必要は全くありませんから、のんびりととやっていくことにしますかねぇ。

2013年8月14日水曜日

有明行かずにミリタリー三昧

8/10~12にかけて、東京へ遊びに行ってきました。普通だったらコミケなのでしょうが、既にやる気を失っている自分としては行く価値が無い。結局、8/12の3日目だけ行ってきたものの、終始2SC1815BLさんの売り子(朝から夕方まで労働して、お駄賃はコカコーラ1本のみ)として働いており、同人誌などは一冊も買いませんでした。結局、会場内では一銭も使っていないという体たらく。まぁ、数年ぶりに「コンボイの謎」をパーフェクトクリア(キーワード集めてロディマス化)したんで、個人的には満足なのですが。

それはさておいて。その前のコミケ2日目(8/11)ですが、男性向けの日であるにもかかわらず、会場入りもせずに東京近郊で遊んできました。以下ざっと紹介。





















まず向かったのが、埼玉県所沢市にある「所沢航空発祥記念館」。都内からはそれなりに遠く、地下鉄と西武新宿線を乗り継いで1時間以上かかりました。こんな機会でも無いと訪れることは難しい立地ですねぇ。





















展示の目玉は、何と言っても「ゼロ戦」こと「零式艦上戦闘機52型」。世界で唯一、オリジナルである栄エンジンで飛行が出来る貴重な機体で、8/31までの期間限定展示ということもあり、何とか見たいと思っておりました。60年以上前の機体がこうして現存しているという事実に感無量。実は以前にも、三沢でゼロ戦のレプリカは見たことあるのですが、やはり重みというか、存在感が違うような気がします。




















お昼ご飯を食べて、次の目的地「陸上自衛隊広報センター」へ。西武線とバスを乗り継いで行ったのですが、途中から雲行きが怪しくなり、遠くからは雷鳴が聞こえてくる始末。何とか雨が降り出す前にたどり着くことが出来てホッと一息です。





















ここには3年ぐらい前にも来たことがあるのですが、以前には無かった目玉が。それは、あの「10式戦車」の試作車が展示されるようになったのです。正式化されて間もない車両と言うこともあり、イベント以外で見られるのは、ここ広報センター以外には無いでしょう。先日、10式戦車のプラモを購入したばかりと言うこともあり、製作の参考にと細部まで写真を撮りまくってきました。うーむ、ありがたやありがたや。





















 先輩である、74式戦車との並びも撮ってきました。こうして見ると、車体サイズは殆ど変わらないのに、デザインや設計思想が全く異なることが分かります。約40年の世代差とも言えるのでしょうけど。アベノミクスの恩恵を受けて、この74式戦車からどんどん置き換わってくれれば良いのですが。
 
そんなこんなで、日本の新旧兵器をじっくりと楽しむことが出来た一日でした。テクノロジーの進歩ってホント凄いですよねぇ・・・。