2012年4月25日水曜日

世間様はGWらしいですが

仙台に転勤してきて残業が殆ど無くなり給料激減、それに追い打ちをかけるように「来年度から給料減るかも(てへぇ」ってな話まで聞こえてきて、しょんぼりしょぼーんな今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。そんなこんなで薄給にも磨きがかかりそうな気配ですが、実際のところ生活苦に陥っているわけでもなく、なんとかやれていたりします。東京・横浜時代でのストレスっぷりを考えたら、今の仙台暮らしの方がいいのかもしれませんなぁ。

まぁ前置きはこのくらいにして。お題目の通り、世間様はGW直前らしいですが、輪番勤務の自分には全く関係ない話だったりします。GWと言われる4/26~5/6の間、休みとなっているのは5/2と5/3の週休のみ。後は普段通りお仕事でございます。GWということで他の会社様はことごとくお休みでしょうから、問い合わせの電話も少ないでしょうし、かなり暇を持て余すことになりそう。ま、これも仕事なので仕方ないのですが。

それで困っているのがGW分の代休。祝日分の計4日はどこかで取らねばならず、どこで取った物か思案中。というのも、職場の特性上まとめて取るというのが難しいため、適度に分散させなければなりません。かといって取らずにいると「とっとと休みを取れ!」と怒られてしまうわけでして。年休は年休で余っていますし、このまま行けば夏休みも控えている。多少強引にでも休みを消化してしまった方が良さそうですが・・・うーむ。

2012年4月22日日曜日

激安マザー FOXCONN A75Mを導入してみる

1/8の雑記でPV4キャプチャマシンの更改についてご紹介しましたが、その後少々困ったことが。このマザー(ASUSF1A75-M LE」)、HDMI出力が無いためDVI出力を変換ケーブルでHDMIに変換し、液晶TVに接続して使っておりましたが、こうすると音声がHDMI経由で出力されないのです。

BIOSメニューにはそれらしき設定項目があったりするのですが、そもそもDVI出力自体に音声信号が乗っていない模様。変換ケーブルを交換してみたり、玄人志向の変換アダプタ「DVI-HDMI4」を試してみたのですが、やっぱり駄目でした。用途がキャプチャマシンなので、滅多に音を出力することはないのですが、それでもないとやっぱり困る。そんなわけで、導入早々ではありますがマザーを交換してしまうことにしました。

 最近は残業も減り、お財布もかなり寂しい。出来る限りコストを抑えるべく出物を探してみたところ、FOXCONNの「A75M」が2980円という激安価格で投げ売られていたのを発見。以前から目をつけていたマザーと言うこともあり、物は試しと購入してみることにしました。「お取り寄せ品」とはなってはいましたが、ほんの数日で届きました。早い。

















日頃常用しているキャプチャマシンなのでなかなか更改の時間がとれず、録画の合間を見計らってようやく作業開始。 「A75M」の箱を開けてみると、SATAケーブルやバックパネル、各国語対応の簡素なマニュアルなどが入っているだけで実にシンプル。マザー自体も固体コンデンサ以外も目立つなど、予想通りかなり安っぽい印象。まぁ、2980円で買ったのですから何も文句は言えませんけどw 

後はまぁ手慣れた作業。「F1A75-M LE」と入れ替える形でケースに搭載し、Windowsは再インストールせずにそのまま起動(同じA75チップセットなのですから当たり前ですが)。流石にWindowsの再認証はありましたが、あとはドライバなどを入れ直すだけで済みました。当然HDMI経由で音声は出力されますし、PV4によるキャプチャについても全く問題なし。ネット上で見かけた「不安定」という事象も見受けられず安定そのもの。なかなか良い買い物をしたようです。

今回の私のケースではマザー以外のパーツはすべて流用でしたが、仮にイチからパーツ一式を新調するような場合、マザー・CPU・メモリと言った主要3点セットが1万を切るような値段で揃えられてしまうのですから凄いものです。上手くやれば、2万を切るような価格でそこそこのPCが組めてしまうかもしれません。ここまで安くなると、古い物を使い続けるのがアホらしくなってきてしまいそう。いやはや何とも。

2012年4月15日日曜日

快適にアニメ編集するために投資しまくってみる

自分では殆ど見ないのに、アニメをキャプチャしてCMカットしてからエンコードする生活を続けて早数年。今ではキャプチャPC×2とエンコードPCで日夜作業を実施しており、我ながらリソース投入しすぎじゃね?と思う日々だったりします。

 もうすっかりこの生活に慣れきっており、あんまり不満はないのですが、CMカット時にやや動作がもたつくのにややストレスを感じ気味。テンポラリに使っているHDDのアクセス速度が遅いのではないかと考え、その改善を試みることにしました。



 改善のために「Intel Smart Response Technology」、通称SRTを活用することに。ご存じのように、SRTはZ68マザーじゃないと使えないので、H67マザーから置き換えることにしました。今回導入したのは、「ASUS MAXIMUS IV GENE-Z」。Z77マザー発売直前だったためか、中古で11480円と安く買えました。

 実はこのマザー、すでにメインPC用としても導入済みだったりするので、これで手持ちは2枚目。本来はゲーミングPC向きのマザーなのですが、オンボードNICがIntel製だったりと高品質のため、かなり使い勝手の良いマザーです。Intel製NICは安くても3000円程度はするので、それを別に買うことを考えればかなりお手頃かと。



 SRTとして、HDDは「Seagate ST2000DL003」を、SSDは「Crucial RealSSD C300 64GB」を用意。いずれも一世代前の製品ですが、性能的には決して劣っているわけでもないため、十分に性能を発揮してくれる・・・はずです。

 SRTの構築の仕方はとても簡単で、「インテル ラピッド・ストレー・テクノロジ」を起動し、そこから「高速」というボタンをクリックし、あとは順を追って設定していくだけ。解除も同じように簡単にできますので、余っているSSDがあればすぐにでも試せます。設定時にはキャッシュ容量や動作モードを選べますが、今回は「キャッシュ容量=64GB(全容量)」「動作モード=高速」を選択しました。

 



 んでもってこれがベンチ結果。上がHDD単体、下がSRT状態。格段にRead性能は上がるのですが、Write速度はほぼ半減。それでもRead速度は大したもので、一昔前のSSDと大差ありません。

 試しにこの状態でアニメ編集をやってみたのですが、残念ながら体感速度は大差無し。というのも、録画ファイルは一時的に保存するだけであり、エンコードが終わればすぐに廃棄してしまいます。つまり、SSDにキャッシュされたとしてもすぐに廃棄してしまうため、SRTの意味が殆ど無いのです。むしろ、書き込み速度が落ちてしまっているため、最初のファイル転送時にストレスが溜まるようになりました。本末転倒過ぎる・・・。

 これでは何だか負けてしまった気がするので、何とか現状を打破することに。「SRTが駄目なら、根本的に読み込み速度を上げてしまえばいいんじゃね?」と考えたのが運の尽き。



 というわけで大枚はたいてSSD(A-DATA AS510S3-120GM-C)を2台購入。これでRAID0を組めば漠速になるはず。実のところ、エルミタでレビューがあったのでそれをそのまま真似しただけなのですが。

 早速RAID0を組み検証開始。ただそのままやったのでは面白くないので、Z68とは別にSATA3カード(AREA SD-PESA3-2IR)も用意して、それぞれでRAID0を組んで速度を計測してみました。それと、「AS510S3-120GM-C」は圧縮可能なデータならば速度が向上するという特性もあるので、と「0Fill」「ランダムデータ」のそれぞれで計測しています。いやぁ、我ながら良くやるわ。





 まずは「AREA SD-PESA3-2IR」に接続してRAID0を組んだ場合で、上が「0Fill」、下が「ランダムデータ」の結果です。データによる違いはありますがそれほどは大きくはありません。しかし、そもそもの速度自体がRAID0としてはあまり出ていないようです。PCI-Eの帯域不足も疑ったのですが、他のスロットには何もカードを挿しておらず、原因はハッキリとはしませんでした。





 続いては、Z68のSATA2.5ポートに接続しRAID0を組んでみた場合で、上が「0Fill」、下が「ランダムデータ」の結果です。SATA2.5ポートとは言え、先ほどの「AREA SD-PESA3-2IR」に接続した場合よりも速度は出ています。しかしSSDのRAID0と言えるほどの速度は出ておりません。





 最後に、Z68のSATA3ポートに接続しRAID0を組んでみた場合で、上が「0Fill」、下が「ランダムデータ」の結果です。ここでようやく、RAID0らしい結果が出てきました。0Fill時のRead速度は1Gに迫っており、ほぼ公称スペック値と言える速度が出ています。注目すべきはランダムデータ時の値で、SATA2.5ポート接続時とあまり差はありません。実使用時にはすでに圧縮されたデータを取り扱うことが多いことから、体感的にはSATA3ポートもSATA2.5ポートも大差は無いかもしれません。

 こうして色々試行錯誤し、ようやく快適にアニメ編集が出来るようになった・・・はずなのですが。実際のところ、SSDのRAID0にしたところで、体感速度はそれほど向上しませんでした。どうやら、ネックになっているのはディスクへのアクセス速度ではなく、録画ファイルを(一時的に)デコードする際の処理能力のようなのです。CPUやメモリを強化すれば改善するかもしれませんが、ソフトウェア上の限界のようにも見えるので期待薄。編集ソフトである「TMPGEnc Video Mastering Works 5」がバージョンアップし、処理能力が向上するのを待つしか無さそうです。ああ、あれだけ投資して苦労したのになぁ・・・orz

2012年4月9日月曜日

HighPoint Rocket 640Lってよさげじゃね?

HighPoint Rocket 640L」(AKIBA PC Hotline!)

PCI-E対応のSATAカードって、あんまり選択肢がないんですよね。2ポートの廉価品か、4ポート以上の高級RAIDカードという二極構造、単純にI/Fを増やしたい!という選択肢に乏しかったわけで。この「 Rocket 640L」ならば、かなり手頃なのでありがたいかも。

でもまぁ、I/Fを増やすよりも、接続するHDDを大容量化して集約してしまった方が色々と効率的な気も。さらに言えば、手頃とはいえ下手なマザーボードより高いわけですし。困った困った。

ASUS U24E-PX2430のSSD再交換

導入して半年、すっかり欠かせない存在となった「ASUS U24E-PX2430」。マンションと実家の行き来には常に持参しており、実質上のメイン機となっております。価格が実質5万円台半ばと安いので、乱雑に扱っても気にならないラフなノートPCです。

で、昨年11月の購入早々、内蔵HDDをSSD(Intel X-25Mシリーズ「ASINTS-80GM-CSA」)に換装しておりました。スペック的にあまり不満はないのですが、やはり容量が80GBと少ないのがネック。日頃は使ってるマンションと実家ではそれぞれファイルサーバーがあるので困りませんが、たまに出かけたりする時がちょっと辛かったりしました。

そんなわけでSSD換装は検討していたのですが、この「U24E-PX2430」には搭載出来るSSDに制限があったりするのが悩みどころ。と言うのも、最近一般的なSATA3対応のSSDをBIOS上から認識することが出来ないのです。BIOSを改造するなどすれば対応出来るらしいのですが、さすがにそこまでトライする技術も気力もありません。何せへたれですからねぇ。

結局のところ、SATA2対応で動作報告もあるIntel 320シリーズで妥協することに。本当は160GBモデル以上が欲しかったのですが、いくら待っても安くならない有様。すでに後継品も発表されているので、このまま行くと市場在庫すら無くなってしまう恐れもあるのだから困りどころ。そんな時、120GBモデル「SSDSA2CW120G3K5」の中古が約10000円で転がっているのを発見。「もう悩むのも疲れた・・・」と、これで決めてしまうことにしました。

 Intel SSD ToolboxでSecure Eraseとファーム更新、フルスキャンを行ってから、旧来の「ASINTS-80GM-CSA」からデータを丸ごとコピーし、80GBから120GBへパーティション拡張。この辺の操作はもう慣れたもの。あっという間に作業は終わり、無事起動まで確認出来ました。

 早速ベンチマークを取ってみます。上が「320」、下が「X-25M」です。Read性能は殆ど変わらないものの、Write性能は格段に上がっていることが分かります。読み書き500MB/sを超えるような最新のSSDに比べると見劣りはしますが、そもそもそんなヘビーな使い方はしていないのでこれで十分でしょう。

 



 無事にSSDの換装を終えることが出来てほっと一息。ただ、BIOS更新でSATA3のSSDに対応なんてなったら目も当てられませんけど・・・まぁその時は新たなネタが出来たと思うことにしますかねぇ(w

2012年4月4日水曜日

あまりにも突然すぎて・・・

これを書いている時点でも未だ信じられないのですが、大学時代の友人より「後輩のY.I君が先月事故で亡くなった」との連絡が入りました。これ以上の情報が何も無いというのもあるのですが、あまりにも突然すぎて実感が全くありません。

Y.I君について思い出してみますと、彼は気の良い九州男児でした。遠き熊本から、わざわざ新潟の長岡まで進学してきたという強者。後輩ではありましたが同い年ということもあり色々と話しやすく、また彼も非常に気さくな人柄で、誰からも慕われていました。私が大学院を卒業してからも彼は研究室に残り、努力して博士課程を修了。そして見事研究分野での就職を果たし、これからの活躍が期待されるという矢先での訃報となってしまいました。

彼の言動で思い出されるのが、「ご飯とおかずは必ず別々に食べる」というもの。彼曰く「ご飯はご飯で味わって食べたい」とのことで、カレーライスや丼物なんてもってのほか。米どころに生きる我々以上にお米を愛しているその姿が懐かしく思い出されます。「Y.I君は相変わらずぶれないねぇw」なんて話をしながら、研究室の仲間たちと学食などで食事していたのですが、そんな当たり前のことがもう二度と出来ないと考えると、悲しくて悲しくて仕方がありません。

そんな彼と最後に会ったのは、おそらく2006年夏の長岡花火大会の時。そのときは彼の部屋に泊めてもらったのですが、それが最後になるなんて思いもしませんでした。もう少しまめに研究室に顔を出していれば、彼ともっといろんな話が出来たのに・・・と悔やまれてなりません。

最後になりましたが、Y.I君のご冥福を心よりお祈りいたします。