2012年5月15日火曜日

Bフレハイパーから光ネクストへ乗り換えてみる

実家のインターネット環境ですが、8年ぐらい前に「Bフレッツ・ハイパーファミリータイプ」を導入し、以来ずっと使い続けておりました。ところが先日「にねん割」というのが始まったたため、これを導入するのと同時に、「光ネクストファミリーハイスピードタイプ」に乗り換えてしまおうかと考えました。別に「にねん割」自体はBフレハイパーのままでも導入できるんですが、マンションの方は既に光ネクストということもあり、光ネクスト同士のIPv6通信で色々と遊んでみたいと考えたのでありまして。

「にねん割」は3月ぐらいから開始しておりましたが、プロバイダとの契約変更(withフレッツコースから通常のコースに変更する必要がある)に手間取り、結局NTT東日本に電話したのが4月半ば。その後工事日の日程調整を行い、結局工事まで1ヶ月ぐらいかかってしまいました。まぁ別に急いでいるわけではないので良いのですけど。

事前に色々と下調べしてから電話して申し込んではいたのですが、自分の想定していたものとは違う事項が数点ありました。以下列挙。

・工事費は11340円(参考サイト)
 →ひかり電話の廃止・新設工事分で3675円プラス、計15015円。

・ ONUとひかり電話ルータは交換となり、ONU・ルータ一体型の機器になる
 →Bフレハイパーの際に後付けでひかり電話に加入しているため、一体型にはならない。
  また、ONUは今の物をそのまま流用する。

 とまぁ、色々と想定外なことにはなりましたが、大きな問題にはならないためそのまま工事を行うことに。先日、ようやく工事日を迎え、朝から業者さんが来て工事が始まりました。

工事内容としては、「外のドロップケーブルを、Bフレハイパーのスプリッタから、光ネクストのスプリッタに接続し直す」「ひかり電話ルータの交換」だけで済むはずだったので、1時間ぐらいで終わると見込んでおりました。だがしかし、工事担当氏曰く「既設のドロップケーブルが今の基準に満たない物であることが分かった。無理に使うことも出来るが、出来れば交換した方が良い」とのこと。 こちらとしては時間はかかっても安心して使えた方がいいので、担当氏の提案通りにドロップケーブルを交換してもらうことに。


















こうしてバケット車を使い、実家に入ってきているドロップケーブルを撤去し、近くのスプリッタが入っているクロージャーまで1時間以上かけてドロップケーブルを引き直してもらいました。実家は静かな住宅地にあるため、その前の道路はさほど往来が激しくなく良かったのですが、混雑している道路でのこういった作業は大変でしょうねぇ・・・。

その後、機器の設定作業を色々とやってもらったのですが、今度はひかり電話ルータに本来入っているはずの設定が入っていなかったとのトラブルが。それも何とか乗り越え、お昼過ぎになってようやく工事終了。工事担当氏からは「時間がかかってしまい申し訳ありませんでした」と謝られてしまいました。こちらからしてみれば、色々と想定外のトラブルにも当日中に対処してもらっており、逆にありがたかったぐらいですけれど。

工事担当氏も引き上げ、後はこちらの作業。まずは機器を確認します。












まずONUですが、当初聞いていた「そのまま流用」とは異なり、新しい物に交換となりました。ちらりと作業資料を見た限りでは、やはり8年前の設置と古く、試験基準に満たない可能性があるため交換となったようです。型番を見る限り同じ三菱製ではありますが、筐体の色は黒くなり、更にコンパクトになりました。また、光インドアケーブルをONUに直結という形から、光インドアケーブルが一旦「光コンセントSC」に接続され、フレキシブルなケーブルが伸びてONUに接続されるという形に変更されました。これにより、ONU設置場所の自由度が大きく向上しています。

ひかり電話ルータは「RT-400NE」、こちらも筐体色は黒となりました。WAN/LANインターフェースはギガビットに対応しており、購入するとなったらなかなか高そうな機器です。専用カードを挿せば無線LANも使えるようですが、既にバッファローの無線LANルータ()があるため、そのようにして使う機会は無さそう。

 さて、これら機器の接続構成を考えてみます。以前はONU下部にハブを接続し、ひかり電話ルータと「」を接続しておりました(通称ハブ分け)。こうすることで、ひかり電話ルータを「ひかり電話」専用に使いつつ、インターネット接続には「」を使うことが出来たわけです。今回もそうしようと思っていたのですが、「RT-400NE」のマニュアルを見ると「PPPoEブリッジ」機能が使えるとのことなので、以下のように接続してみました。

ONU-「RT-400NE」-(PPPoEブリッジ)-「」-ギガビットハブ-各端末

このような接続で、 「」からプロバイダへPPPoEセッションを張ると見事成功。こうして、ハブ分けをする必要がなくなり、ハブを一つ撤去することが出来ました。もちろん、ひかり電話も問題なく使えています。

ところで気になる通信速度ですが、下り速度は120Mbps程度は出ていました。ただ上りが6Mbps程度とかなり低く悩みましたが、調べたところWindows7でもMTU・RWINの最適化が必要と言うことが判明。「NetTune」にて最適化して再トライしたら上りも 80Mbps以上出るようになりました。やれやれ。

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