2011年9月4日日曜日

WHS2011で実家鯖を更新してみる(その1)

 てなわけで週末だったわけですが、2日間かけてWHS2011こと、「Windows Home Server 2011」を実家鯖に導入してみました。以下その顛末。

 そもそも実家鯖ですが、安鯖におけるちょっと前の定番である「NEC Express5800/110Ge」を導入して運用しておりました。性能的にさほど困ってはいなかったのですが、走らせていたOSはWindowsXP。2TBより大容量のHDDには対応しておらず、そろそろOSを入れ替えねばと考えておりました。ちょうど手元には「ASUS E35M1-M PRO」を余らせていたこともあり、「これを使ってOSとHDDを更新すれば、より省電力な鯖を組めるんじゃね?」と考えた次第。

で、新しいOSですが、手っ取り早いのはWindows7のHomePlemiumあたりを使ってしまう方法。でもこれだと面白みがないので、最近半額まで値が落ちて人気急増の「WHS2011」を使ってみることにしました。まぁ、私自身に関して言えば、「Technetサブスクリプション」を利用しているので、こういった実験目的な使用に関してはほぼ無制限、お値段的なことはあんまり関係ないのですけど。

実家鯖を更新するにしても、一気にやるのは大変なので、まずは仮環境を準備し、WHS2011を余剰HDDにインストールしてみることに。その辺に転がっていたケース&電源に「ASUS E35M1-M PRO」を組み付け、3TBのHDDにWHS2011をインストール・・・してみたのですが。何故か3TB中2TBまでしか利用することが出来ない。色々調べた結果、このWHS2011、ブートドライブしては2TBまでしか対応していないことが判明。結局、別に用意した2TBのHDDにインストールし直すことになりました。3TBのHDDはデータドライブとして活用することに。

更に悲劇は続く。インストールは無事完了したものの、ワークグループ名が変更出来ないことに気が付く。我が家ではまだWindowsXPが幅を効かせており、ワークグループが使えないと何かと不便なのです。これも調べたところ、WHS2011のインストール途中でしか変更出来ないことが判明。またもやWHS2011をインストールし直す羽目に・・・幸先からトラブル続きでぐんにょりぐったりですわ。

それでもなんとかソフトウェア環境を整えたので、いよいよ実家鯖の環境移行です。「NEC Express5800/110Ge」から流用するのは、ケースに電源、それに一部のHDDのみ。ただこのケースに付属しているLEDコネクタ等のピン配置は独特で、そのままでは通常のマザーに使えません。そこでコネクタのピンを入れ替えて、「ASUS E35M1-M PRO」に適合するようにしてやります。

ハードウェア周りはこれでOK・・・かと思ったらまたもやトラブルが。増設ボードとして「ASRock SATA3 CARD」と「Intel Gigabit CT Desktop Adapter」を搭載したのですが、これが認識したりしなかったりする。どうやら、マザーの取り付け位置が微妙にずれているため、スロットへの接触が悪くなってしまっているようです。取り付け位置を取り替えてみたり、ボード側のブラケット取り付けネジをゆるめたりして試行錯誤を繰り返し、ようやく正常に認識してくれるようになりました。やはりサーバー用のケース、汎用品と同じように・・・とはいかないようです。

これで組み立ても済んで、あとはソフトウェア的な設定をするだけ・・・と思っていたのですが。やはり慣れないOSには色々と戸惑うことになりました。その顛末はまた後日ということで。


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